イ・スンギ&ペ・スジ&シン・ソンロク主演SBS金土ドラマ
バガボンド(ペガボンドゥ:배가본드)
第3話・第4話視聴感想(あらすじ含む)です。
バガボンド 作品データ
- 韓国tvNで2019年9月20日から放送開始の週末ドラマ
- 脚本:チャン・ヨンチョル(장영철)・チョン・ギョンスン(정경순) 『奇皇后(キ・ファンフ:기황후)』
- 演出:ユ・インシク(유인식) 『浪漫ドクター、キム・サブ』
- あらすじ:民航旅客機墜落事故に巻き込まれたある男が、隠ぺいされた真実の中から探し出した巨大な国家不正を暴く過程を描いたドラマ。
バガボンド 第3話・第4話視聴感想(あらすじ含む)
視聴率は二桁を回復。
平均値でもほんのちょっとだけ自己記録を更新しています。
2週目でこの調子ならこれから先伸びていきそうな気もします。
今週の放送で全体の構図が見えてきました。
まだまだ権謀術数の数々が繰り広げられそうですが、骨格自体は変わらない気がしいます。
また、新たなキャラも登場しましたね。
第3の主人公、シン・ソンロクが演じるキ・テウンは国情院の監察チーム長。
裕福な家庭に育ち正義感のあるタイプで、忖度などとは遠い信念を重んじる人のようです。
キャスト情報を見ると来週以降の放送内容も入っているので、詳細は説明せずにおきます。
男性主人公チャ・ダルゴンとの絡みがあるということだけにとどめておきましょう。
女性主人公のコ・ヘリは、過去、彼を狙っていて、酒に酔っ払って「私のもの」だと言ってキスしていましたね。
いまのところ、ジョン&マーク社のジェシカ・リーのロビー活動が目立っています。
もっとも、ロビーというより暗躍のほうが正しい表現ではありますが、一応師匠にあたるダイナミックKPのエドワード・パクよりも優勢です。
そんなジェシカが呼び寄せた殺し屋がパク・アイン演じるリリー。
タルゴンを殺すのに銃も毒薬も使うなとの司令を受け、タルゴン抹殺に勤しんでいます。
けれど「運のいい男」タルゴンを殺せずにいて、苦虫を潰している状況。
彼女の存在がストーリーにおいて適度なアクセントになっています。
青瓦台の影響でヘリが持っていた証拠や報告書は局長レベルで廃棄されることに。
今このドラマでこのように国情院が描かれているのは、実際の韓国の現状を揶揄してのこと。
現在、左派大統領のムン・ジェインにより、国情院は骨抜き状態にされています。
韓国のドラマって、ちょいちょい風刺的な要素をオンタイムで入れ込みますよね。
バガボンドにもその要素があります。
第5話以降も少し斜めからドラマを視聴すると、そのような風刺的表現に築くかもしれません。
とりあえず気になるのが、副機長キム・ウギの妻オ・サンミが多額の保険金を受け取り負債の返済に当てていた事実。
夫婦ともどもジョン&マーク社出身ということで、タルゴンも夫はどこだと、生きている可能性を考慮して突っかかっていました。
来週の放送でこのあたりの謎も明らかになりそうです。
バガボンド 第5話 視聴感想に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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