ヨ・ジング&イ・セヨン主演のtvN月火ドラマ
王になった男(ワンイ テン ナムジャ:왕이 된 남자)
の第3話・第4話視聴感想(あらすじ含む)です。
王になった男 第3話・第4話視聴感想(あらすじ含む)
視聴率がすごいことになっています。
連日の上昇で、第3話8.022%/第4話8.933%と、ともに8%越え。
地上波を追い抜き、夜ドラマのトップに躍り出ました。
ドラマのクオリティーからも、このまま快進撃を続けそうです。
視聴率推移はこちら↓
ただ、やはり、惜しむらくは女性主人公のイ・セヨン。
誰か他に居なかったのか・・・。
脇役も含めてたの俳優がアジャストしているので、余計にもったいない気がします。
イ・ギュ役のキム・サンギョンも初週は違和感があったのですが、だんだんとこなれてきました。
朝鮮4代悪女の人地、キム・ゲシ
第3話はさほどピックアップする要素がなく、第4話の前振りとして機能していたように思えます。
その第4話は、かなりの乱高下が展開されました。
対立軸も含めて5つの要素が成立しており、それぞれの立場でぶつかり合いを見せています。
その要素とは以下の5つ。
- 王イ・ホン
- イ・ギュとハソン
- 大妃(テビ:대비)
- キム尚宮
- シン・チス
ほかにも内命婦(ネミョンブ:내명부)内の小競り合いもありますが、そこは割愛しておきます。
わかりやすい政治的な対立は2と5。
そこに王族とキム尚宮が絡み合い、より複雑になっているのです。
今回はキム尚宮をピックアップしましょう。
朝鮮3代悪女と言えば、張緑水(チャン・ノクス:장녹수)、鄭蘭貞 (チョン・ナンジョン:정난정)、そして禧嬪張氏(ヒビンチャンシ:희빈장씨)ですよね?
ここにもうひとり加えるなら、当ドラマに登場するキム尚宮のモデルとなっている金介屎(キム・ゲシ:김개시)です。
あえて「モデル」としたのは、設定が異なるから。
「先王はもちろんイ・ホンの承恩(スンウン:승은)を受ける機会が何度もあったが・・・」と記述されており、承恩を受けてないことになっています。
けれど、史実では、光海君(クァンヘグン:광해군)の父で、この文章で言えば先王の朝鮮第14代・宣祖(ソンジョ:선조)の承恩を受けています。
彼女は他の悪女たちと違い、政治的なバランス感覚に長けており、一介の宮女にもかかわらず、権力の中枢を牛耳っていた人でした。
そのため、李爾瞻(イ・イチョム:이이첨)をモデルとしたシン・チスや大妃(テビ:대비)と対等以上に渡り合い、まさに暗躍しているのです。
第4話でもそのようなシーンがチラホラと見られましたよね?
毒殺に次ぐ毒殺
ハソンの目の前で死んだ内人と、今回、大妃付きの尚宮に殺された朴尚宮は同じ毒で殺されたことがわかりました。
殺された朴尚宮の慰問に中殿が行かせた内人は、とんでもないものを持ち帰ります。
それは、中殿への呪詛でした。
無念の死を遂げたと思われた朴尚宮は、ソンファダンに毒を盛ったのではなく、実は大妃の命により、自らが仕える中殿を呪うための手助けをしていたのです。
そのために朴尚宮は大妃に口を封じられたのでした。
その真相を知ったイ・ギュは、王のために大妃殿を廃することができるとほくそ笑むことに。
けれどハソンは人の道理を優先し、中殿の無念を晴らすべきだと主張。
なぜかその言葉を最後まで聞いてしまったイ・ギュは、自分の行動に当惑してしまいます。
結局ハソンは、パク尚宮を殺した犯人を差し出せば目をつぶると大妃に持ちかけ、中殿を守ることに成功しました。
お前がこの国の王だ!
ハソンを崖に連れて行くイ・ギュ。
「私は予め教えてやると言っただろ、今日はお前の葬儀の日だ!」
そう言うと、ハソンの胸に探検を突き刺します。
「広大(クァンデ:광대)のハソンは死んだ、これからお前が、この国の王だ!」
原作を知らなければ???となるシーンですが、原作を知っていると納得のシーンですね。
一応ここでは伏せておきましょう。
文責:韓国ドラマあらすじ団
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