イ・ジュンギ(이준기)、イ・ユビ(이유비)、シム・チャンミン(심창민)主演のMBC水木ドラマ
夜を歩く士/夜を歩くソンビ(パムル コンヌン ソンビ :밤을 걷는 선비)
の第2話視聴感想(あらすじ含む)です。
夜を歩く士/夜を歩くソンビ キャスト・登場人物紹介 イ・ジュンギ、イ・ユビ、シム・チャンミン主演韓国ドラマ
夜を歩く士/夜を歩くソンビ 作品データ
- 韓国MBCで2015年7月8日から放送開始の水木ドラマ
- 脚本:チャン・ヒョンジュ(장현주) 『パラダイス牧場』、サブで『コーヒープリンス1号店』
- 演出:イ・ソンジュン(이성준) 『奇皇后(キ・ファンフ:기황후)』、サブで『メイクイーン』『太陽を抱く月』
- あらすじ:男装をして冊契(本屋)の仕事をして生きていくチョ・ヤンソンがウムソク谷に住む神秘なソンビであるキム・ソンヨルに会うことになり、彼が吸血鬼ということを知るようになって繰り広げられるファンタジーメロ史劇
- 放送日と視聴率 2015年7月9日 第2話6.8%
夜を歩く士 第2話視聴感想(あらすじ含む)
視聴率は0.9%ダウンしました。第2話はどのドラマも鬼門なのである程度ダウンは予想していました。また、『覆面検事』が最終回を迎えたため、その影響もあったようです。
史劇なのに流行語満載で、フュージョンしてますね~。
ではあらすじを少々。
ヤンソンとイ・ユンの初めての対面は1話のものより描写が多かったですね。
部屋を間違えたヤンソンは謝って去ろうとしたものの、春画の技量を見て感心し、ウムナン書生の『富者の欲』の挿絵を掛けば超大ヒットに!と言う。
※ウムナンは分けて読むとウム・ランで、漢字だと淫乱になります。筆名なので確証が持てないため、カタカナ表記で行きます。『富者の欲』の作者はこの字であってるようですが(笑)
一方のユンはすごく真剣な眼差しで名前を聞き、自分はイ・ユンだと話す。そこにホジンが呼びに来たために、話はそのままになる。
『チョンヒョン世子備忘録』はか、3ヶ月以内に探さねばならない本のリストをスヒャンから受け取るヤンソン。そんな本は自分の知識にないため、小説なのかと思う。
再び探し始めたのかと、スヒャン。チョンヒョン世子が書いた秘策はクィがすべて燃やしたのでは?どうして探すのかと、ホジン。
世子がどうしようとしたのか、秘策が何なのかをナウリは直接確認しようとしているのだ、またあの者が本当に秘策を無き物にしたのか確認しようとしているのでと、スヒャン。
全国を10年探しても無かったので無いのでは?とのスヒャンからの問に、他の者の手にあるのかもれないと、ソンヨル。
ソンヨルがひっかかっていたのは、『富者の欲』の作者名・ウムナン書生がチョンヒョン世子の筆名と全く同じで、『富者の欲』に出てくる主人公ヒョユルが、チョンヒョン世子の幼名だったということだ。
偶然でしか無いと、スヒャン。パクったのかと的はずれな問いをするホジン。チョンヒョン世子は実録からも消去されていると、スヒャン。また、チョンヒョン世子を知るのはここにいる3人だけだともいう。
世子邸下(チョハ:저하)の書籍もその時に全て燃えて無くなって、ソンヨルが持つものだけになっている。ソンヨルは現在のウムナン書生がチョンヒョン世子の記録を持つものだと睨む。
その『富者の欲』を道端で人を集めて売ろうとしているヤンソン。いやらしい内容なので禁書なのだろう。兵がやって来たので逃げる。
妓房(キバン:기방)でみたヤンソンを、自分が探しているソ・ジンではないかと思いノ・ハギョンに調べさせたイ・ユン。ヤンソンは幼い頃から冊契として全国を回っていてソ・ジンではないと報告するノ・ハギョン。ソ・ジンはイ・ユンの友であるが、大逆罪人の子なのだ。
『私がこのようにあいつを探していることを、あいつは知っているだろうか?そうでなく、私もまた信じられず、現れないのだろうか・・・?』
彼が生きていると信じているユン。
自分が想像していた夜ソンビ(自分の著書の登場人物)にソンヨルはぴったりだと妹のタミに話すヤンソン。
妓房で危うく吸血鬼になりヤンソンに噛み付こうとした時のことを、この10年で初めてみたとスヒャン。自分はいつでも人を捕まえ喰らおうとする禽獣だとソンヨル。
ナウリは誰よりも立派な方だ、永遠の命をくれるなら生涯そばでお仕えすると、スヒャン。
ミョンヒに知らぬ間に喰らいついていた吸血鬼の本能をあげ、心は人なのに月に一度は人の血を喰らわなければならない、何人死んだかわかるか!と、声を荒らげるソンヨル。
ヤンソンの父の借金が80両から200両になっていた。何時の時代にもいる悪徳高利貸し。
ウムナン書生をたどるために、紙職人の元を訪れたソンヨルたち。けれど、職人たちは何者かに剣で殺されていた。ウムナン書生を探す他のものの存在を知るソンヨル。
壁書を用意するようにと部下に命ずる謎の人物。そのビラはウムナン書生の署名入りだ。
妓房で妓女(キニョ:기녀)たちに本を売るヤンソン。自分たちを相手にしないソンヨルを、恋人に一片丹心だとか男色だとかと、うわさ話をする妓女たち。
そこに現れるユン。大切なモノを任せたのに別れたという10年前の友人に似ていると、ヤンソンに話すユン。対になった筆入れの片方を持っているユン。父サドン世子が下賜したもので、もう一方をジンに渡していたのだ。
禁衛隊が妓房(キバン)に乗り込んでくる。ここで捕まるとまずいヤンソンは、ソンヨルの部屋へ行き服を脱ぎチマチョゴリを着る。
その様子を陰から眺めるソンヨル。左肩に傷を見つける。そして、ヤンソンが女性であることも知る。重要なものを忘れていると、下着を拾い渡すソンヨル。
助けてくれと、ヤンソン。私がどうして?国法を犯し男のふりをし禁書を売る冊契を助け、私まで苦境に立たせてどうする?と、ソンヨル。
家の責任を負う家長だ、助けてくれたら恩を絶対に忘れないと、ヤンソン。本当に重要なものである網巾(マンゴン)を外すソンヨル。サントゥが解け、これでようやく完全に女の身なりになるヤンソン。
入ってきた兵。ソンヨルは情事に及んでいるふりをしてヤンソンを匿う。禁衛隊はユンを探すためにやってきていたが退散する。
ヒョンジョがユンの私家にやってきていた。世孫を廃位しろとの大臣と成均館(ソンギュングァン:성균관)の儒生からの上疏文を投げつけるヒョンジョ。そして、それを読ませるようにと尚膳(サンソン:상선)に告げる。
市中に巻かれたビラには、ウムナン書生の『富者の欲』がサドン世子の悔しい死を書いた書であり、民の聖君になるサドン世子を謀反の罪人にしたのは、権力に目が眩んだ老論(ノロン:노론)と王だ、それと120年前にもこれと似たようなことがあったと書かれていた。
それを読むユン。お前の考えはどうか?お前の父を殺したと思うのか?と、ヒョンジョ。
私の父はサドン世子ではありませんと、ユン。10年前にヒョンジョから刃物を首に突きつけられそう言われたことを一度も忘れてない、むしろ廃位してくれと、ユン。
お前を配意すれば王の非を認めることになるのに、そうできるか!と、ヒョンジョ。
※世子が閉じ込められたのは米びつではなく井戸でしたね~。
ビラを見てスヒャンと話すソンヨル。一人の仕業ではないこと、サドン世子は王でも老論でもなくクィによって殺されたと話す。目にしたものの何もできなかったとも。
上疏が上がった以上クィもこの事を知っているので、先にウムナン書生を見つけなければと、ソンヨル。
交換条件でウムナン書生を探すことになったヤンソン。書を共にするソンビ中のソンビとは笑わせると、不平を言っている。
そのころソンヨルはホジン経由でヤンソンからチョンヒョン世子が書いた吸血鬼伝を渡され驚く。
夜道を歩くヤンソンを、クィが吸血鬼化させた少女が襲う。助けにやって来るソンヨル。それにより、クィに居場所がバレてしまう。
『ソンビさま、人ではないのですか?』
夜を歩く士 第3話視聴感想(あらすじ含む)に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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