イ・ジュンギ(이준기)、イ・ユビ(이유비)、シム・チャンミン(심창민)主演のMBC水木ドラマ
夜を歩く士/夜を歩くソンビ(パムル コンヌン ソンビ :밤을 걷는 선비)
の第4話あらすじ2/2です。
夜を歩く士/夜を歩くソンビ キャスト・登場人物紹介 イ・ジュンギ、イ・ユビ、シム・チャンミン主演韓国ドラマ
夜を歩く士 第4話あらすじ2/2
夜ソンビの話を猟師から聞いていたヤンソンに知り合いの冊契が声をかける。ついて行き話を聞くと、ウムナン書生に逮捕令が出たことや、『富者の愛欲』の続編が出されることを知る。もちろんその噂はホジンが流しているものだ。
冊契たちが続々とサドン世子の鎮魂祭に現れる。ノ・ハギョンから報告を受けたユンは、危険にさらされるのにおかしくはないか?どうしてそこに決めたのか?と話す。また、だめだ、直接行って確認するという。
邸下(チョハ:저하)が行けばまた大臣たちが廃位を主張すると、ノ・ハギョン。
いくら私を目に棘だと思っている大臣たちでも、廃庶ごときををきせる者で脅しまで受けているかわいそうな世孫にそう薄情にふるまうか?と、ユン。
世孫も一味だと思うだろうと言いながらやって来るヒョンジョ。また、知っていながら傍観したのかとも。
政治とは関係ない者達で・・・と言うユン。謀反を企て死んだ世子が崇められている、それ自体が政治で謀反であることを全く知らずに言っているのか?すぐに官軍を送り捕まえろ、推鞠は世孫と共にすると、ヒョンジョ。
クィもまた、サドン世子の死体に語りかけ、ウムナン書生が出てくるだろう、すごく興のある日になるなと語る。
鎮魂祭。遠巻きに見ているソンヨル。ヤンソンがいいるのを発見する。官軍がやって来ている、それをホジンが見つける。
参列者の中からウェソンおじさんを探そうとするヤンソン。その中からソンヨルを見つける。手傷を見てわかったのだ。けれど、人に阻まれ、去るソンヨルを追うことができなかった。
続編を読み始める参列者。すると老人が、サドン世子に恥をかかせる内容に激怒し、続いて若者がウンナン書生は出て弁明しろと叫ぶ。
文章までは騙すことはできないと、ニセの本だと見破るヤンソン。そこに官軍がやって来て参列者は捕まる。
王宮では推鞠場で武官がヒョンジョに謝罪していた。官軍が到着する前にもぬけの殻になっていたと。実はソンヨルたちがニセの官軍を準備していたのだ。紙物店の息子に確認させ、ウンナン書生がいないことがわかったため参列者は開放される。
ソンヨルが掴まったかもしれないと思い森のなかを探すヤンソン。夜になりつまずいてコケた直後にソンヨルが現れる。
無事でよかったというヤンソンに、私が無事で良かったというのはどうしてだ?と問うソンヨル。心配で・・・と、ヤンソン。ヤンソンの怪我を見て、自分のこともできないのに誰を心配するというのだ!と、冷たいソンヨル。
そう言いつつ、吸血鬼への覚醒を押さえヤンソンの治療を始める。そして抱きかかえて帰る。お前でない他の人でもこうすると、ソンヨル。
『ソンビ様を本心から心配したのに、こんな私の気持ちにも資格が必要ですか?』と、ヤンソン。
『それなら私はお前を置いて行くことはできず、お前が私の助けを受けないというなら、共にここで夜を過ごすしか無いな。それを望むのか?一言でもさらに言うなら、そう思うことにする』と、ソンヨル。
『私が心配するのを嫌がる方が、どうして私が危険なたびに、救い助け、このように良くしてくださるのですか?どうして?なんのために?』と、心の中で呟くヤンソン。
囚われたままのウェソンおじさん。そこにユンがやって来る。久し振りだな、私は以前のそなたを知っているのに、そなたはわからないようだなと話す。
『私は昇遐されたサドン世子邸下の息子で、「富者の愛欲」を書いたウムナン書生だ』
※ネタもとの正祖(チョンジョ:정조)李祘(イ・サン:이산)の有名な言葉のデフォルメ。
現代のウムナン書生はユンで、すべてのことは自作自演だったのだ。
ウェソンのことを問い、下の者に言えばいいので自分を訪ねる必要はないと、ヤンソンに告げるソンヨル。すると、ビラが降ってくる。
『宮には王の上に王が住んでいる。そいつは人の血を喰らい生きる吸血鬼だ。10年前にサドン世子邸下はその吸血鬼を亡き者にしようとして、その者に殺された。そして、同様に変事に遭った王孫がまた一人いらっしゃる。
120年前昇遐されたチョンヒョン世子だ。二人の世子邸下を殺したのは吸血鬼だ。これを傍観して追従する王と老論勢力もまた、その吸血鬼と大差ない』と、ユン。
これがビラの内容であり、ウェソンに対して語った言葉だ。
これは吸血鬼伝の内容であり、歴史に実在しない方をどうして?と、驚くヤンソン。
ここまで聞いてもまだしらを切るウェソン。チョ・ドガプではないと。それなら彼について教えてやると話しだすユン。
10年前華城で大きな貸本屋をやっており、一時は王室奎章閣で鋭敏だとの噂だったが子供の肺病を治すために本を盗み移す重罪を犯し片腕を着られたが、サドン世子が貸本屋を開いてくれ後見した、その者が王と老論(ノロン:노론)にそそのかされ、お前を謀逆罪人にするかもしれないと、と、ユン。
チョ・ドガプのウソの証言で、サドン世子邸下と、成均館(ソンギュングァン:성균관)博士ソ・ジョンド、私の父上、弘文館(ホンムングァン:홍문관)校理(キョリ:교리)ノ・ジンソンまで、全て謀反の罪で死んだと、ノ・ハギョン。
もちろん、その方たちを殺したのはクィだ、ゆえに、私はあの者を亡き者にする本を探しているのだ、チョンヒョン世子備忘録だと、ユン。
舌を噛み切ろうとするウェソン。
ビラが各地にばら撒かれる。ヒョンジョは犯人の捕縛を武官に命ずる。クィが知れば血の雨が降るとヒョンジョ。
巷にばらまかれたビラを見る民衆。官軍の矢で撃ち落とされた覆面の族にソンヨルが近づくと、仲間が飛び降りてきて格闘となる。
剣術が尋常でないと、心の中で呟き、『雲剣、王宮の護衛剣術を使うのだな』と、正体を看破るソンヨル。そして相手から剣を奪い、地面に突き刺す。
また、『私は官軍ではない。お前を、そしてお前が仕えるこれを害するつもりもない。 私はチョンヒョン世子が書かれた本を有している。これをウムナン書生に伝えろ。私がウムナン書生に直接会おうという言葉と共に・・・』と、ソンヨル。
すると、族は短刀で首を掻っ切って自害する。
ソンヨルのニセの書籍を用意しての策を大したものだと言い、もうお前が出て行かねばなとクィ。そこにはヘリョンがいた。
『似ている、いや、同じだ、あの女人が生き返ったと言っても信じるな・・・』と、ヘリョンの顔をまじまじと見るクィ。ミョンイかと問うヘリョン。
もしかしてお前をそう呼ぶ人間に会ったのか?と、クィ。まだ会えないと、ウソの答えを返すヘリョン。
病をいやすために4年離れていて、近頃、漢陽(ハニャン:한양)に戻ってきたヘリョンを見て、会わない間に女になって戻ってきたというクィ。
そして、彼女の首元に顔を近づける。血は吸わず離れ、お前をミョンヒと呼ぶ者に会ったら連れて来い、それがお前を活かす理由だ言うことを忘れるなと告げる。
肝に銘ずると、ヘリョン。
居眠りしているヤンソンに近づくソンヨル。『二度と私を訪ねるな、悪いソンビ様、悪い男』と書かれた紙を読む。
ヤンソンが起き歩くと、痛いはずの足が痛くなかった。不思議に思い足を見てみると完全に治っていた。ソンヨルが再び手のひらを切って血を垂らしたようだ。
机に座り痛みに耐えながら手のひらの治療をするソンヨル。
夜を歩く士 第5話あらすじ1/2に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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