パク・シネ&ヒョンビン主演のtvN週末ドラマ
アルハンブラ宮殿の思い出(アルハンブラ クンジョネ チュオク:알함브라 궁전의 추억)
全16話が終了しました。
今回はあらすじの前に「先行」視聴感想(あらすじ含む)ということで、視聴雑感を書いていきます。
アルハンブラ宮殿の思い出 登場人物・キャスト紹介 パク・シネ&ヒョンビン主演韓国ドラマ
アルハンブラ宮殿の思い出 作品データ
- 韓国tvNで2018年12月1日から放送開始の週末ドラマ
- 脚本:ソン・ジェジョン(송재정) 『W』『三銃士』
- 演出:アン・ギロ(안길호) 『秘密の森』
- あらすじ:投資会社代表の男性主人公が、ビジネスでスペイン・グラナダに行き、前職がギターリストだった女性主人公が運営する安ホステルに泊まり、二人が奇妙な事件にまきこまれて繰り広げられる話
アルハンブラ宮殿の思い出 最終回「先行」視聴感想(あらすじ含む)
アルハンブラ宮殿の思い出 視聴率
いつものように、まずは視聴率からチェックしていきましょう。
最終回では9.933%を記録。
残念ながら2度目の10%越えはなりませんでした。
結局、第14話で記録した10.025%が、最高視聴率となりましたね。
強力なライバルがいなければ12%くらいまでには到達できていたような気がします。
けれど、土曜日の視聴者をSKY キャッスル(スカイ ケスル:SKY 캐슬)にごっそりと持っていかれて、波に乗れなかったことで、視聴率が思ったほど伸びませんでした。
視聴率グラフはこちら↓(正午前に更新されます)
時系列が前後しすぎた
あらすじを起こしているとよくわかるんです。
このドラマはあまりにも時系列が前後しすぎました。
数時間前の回想・一日前の回想などが小刻みに挿入され現在と入り乱れ、視聴者に不快を与えかねない状況を多く作ってしまいました。
この手法と外国語過多による字幕の多様を行うと、IQの低い層やドラマをさほど集中して視聴しない層が離脱します。
そもそもドラマは気楽に視聴するものなので、この2つの手法を多用されると数%の規模での離脱が発生します。
残念ながら「アルハンブラ宮殿の思い出」は、そのどちらも多用してしまいました。
ベタなラブストーリーでよかったのでは?
これもまたあらすじを起こしていて感じたことですが、映像の尺の割にはセリフがスカスカでした。
ゲーム好きには受けていたのかもしれませんが、個人的にはゲームの戦闘シーンには何の意味も感じられず、無駄な時間と感じました。
タテとしての剣技が秀逸ならいざ知らず、素人のチャンバラレベルの描写でしたし。
なので、いっそのこと、ベタなラブストーリーのほうがよかったです。
そのほうがヒョンビンもパク・シネも生きたことでしょう。
さすがに今回のソン・ジェジョン作家の時空旅行は失敗だと言わざるを得ません。
主人公二人の絡みが少なく、俳優をうまく生かすことができませんでした。
素敵なセリフと素敵なシーンも、最終回を終えて思い浮かびません。
この二人を主人公にしたときに期待されるケミストリーは起こらなかったといっても差し支えないでしょう。
良かった点は・・・
う~ん、すごく難しいですね~。
ヒョンビンが男前だったこと?
これはいつもそうですね。
パク・シネのスペイン語?
これは相当頑張ってセリフの練習をしたのではないでしょうか?
すごく高速でしたよね?
彼女特有のまくしたてるようなセリフ回しがところどころありました。
もっと聞きたかったな~。
あ、チョンフン。
チョンフンにユ・ジヌが「天国の鍵」を突き刺すシーン。
あれはちょっと泣けました。
弟のようだった部下をバグとして葬り去らなければならないユ・ジヌの心情が切ないのと同時に、チョンフンの犬死に感も切なすぎました。
ユ・ジヌを守って殺されたわけじゃなくて、大した脈絡もなく殺されちゃったし・・・。
まとめ
辛口批評になってしまいますが、「アルハンブラ宮殿の思い出」は期待値ほどのドラマではありませんでした。
今回はNetflixと絡んで、多言語でタイムラグなしのリリースをしましたが、他社と絡む分、制作側は収益的にも手ごたえはなかったのではないかと思います。
スペインロケもしてますしね。
ヒョンビン、パク・シネともに次回作に期待ということで・・・。
あらすじは夜にはアップします!
文責:韓国ドラマあらすじ団
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