ソン・ジュンギ&チャン・ドンゴン&キム・ジウォン&キム・オクビン主演tvN週末ドラマ
アスダル年代記(アスダル ヨンデギ:아스달 연대기)
第2話視聴感想(あらすじ含む)です。
アスダル年代記 作品データ
- 韓国tvNで2019年6月1日から放送開始の週末ドラマ
- Part1. 12部、Part2.6部
- 脚本:キム・ヨンヒョン(김영현)、パク・サンヨン(박상연) ともに『六龍が飛ぶ』
- 演出:キム・ウォンソク(김원석) 『シグナル』『私のおじさん』
アスダル年代記 第2話視聴感想(あらすじ含む)
早速視聴率をチェックしてみましょう。
第1話の全国視聴率6.729%から0.6%ほど上昇して7.310%を記録しました。
問題は来週の第2週でしょう。
大ヒットドラマとなる場合にはこのまま上昇を続け、そうでない場合には一般的なドラマと同様に下落することが予想されます。
後半を見る限りでは新たな展開が期待できるので、うまく上昇曲線に乗ってくれるのではないかと思うのですが、どうなるのでしょうね?
さて、正直なところ、前半2/3あたりまではかなり退屈でした。
設定上、ソン・ジュンギ演じるウンソムが住んでいるイアルクは、程度の低い文明しか持っていないため、やることなすことが稚拙で、セリフもまたそれに比例していたからです。
夢を盗んだ、馬には乗れないと、この稚拙なやり取りがそれなりに長く続きました。
そんな退屈さが一変したのは、やはりアスの人々が攻め入って来たあたりからでした。
馬に乗るなんてことはないと思っていたイアルクの人々は、乗馬し武装したアスの人たちに蹂躙されることに。
そして、タニャンを始めワハン族の氏族長で父のヨルソンらも連行されます。
一時は馬に乗ることができるようになったウンソムが助けに来て皆を開放したものの、結局一人では何もできず、ワハン族は再び捕まってしまいました。
このときタニャンはいつの日か助けに来てと、ウンソムを逃します。
オレが諦められないように名前をくれと、ウンソム。
タニャンはウンソムに「夢(クム)」という名を授けました。
自分の夢でもありワハンの夢でもあると。
氏族の未来をウンソムに託したわけです。
少し前のくだりで、言うことを聞かない馬にタニャンが名をつけたシーンが有りましたね。
ウンソムを助けてとの願いを込めて「トウリ」と名付けました。
日本でも名前が呪となるアニミズム的な考えがあるので、それに似ている感じでしょうか。
トウリはただの馬ではありませんでした。
世の中の最初の馬の末裔カンモルなので、どの馬もその馬の前を走ることはできないという設定。
なので、追われたウンソムを乗せたトウリは速く走ったわけではなく、他の馬が本能的に交代していったのでした。
最後に、ワハン族の母・チョソルのナレーションを紹介します。
第一話の冒頭と若干異なっていますね。
「木から降りきた人類が、火を統べ刃を握り、車輪を作り道を開き、ついには種を撒きある土地に留まっても、まだ国家と王に出会えなかったとても遠い昔・・・人はいまだ夢に会えなかったし、まだあの大自然の偉大なピラミッドの頂上に君臨できずにいた、太古の母なる雄大な地、ここアス・・・」
どうやらこの物語は檀君神話もモチーフにしているようです。
アスダル年代記 第3話に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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