フハハ、オレはもともと、こんなことはあまりしないんだが、おまえはおれに触れたじゃないか。それで、オレが直接送ってやりたかったんだ。おまえの死は、どのような死よりも自然な自殺に偽装されるんだ。
ハン・ユラを殺し、その事件を暴いている検事までテロした次に、負担感に勝つことができず、自ら死を選ぶんだ。今頃、おまえのコンピュータに、遺書も作成されているはずだ』と言う。
書斎に忍び込んでいるチェギョンの部下。近づくソンイ。
ミンジュンの正体を隠しておかねばならないと言っていたチャン弁護士の忠告を思い出すミンジュン。
『おまえが先に整理されれば、チョン・ソンイの整理も楽なようで。順序なんて大して構わないから。じゃあな』と、引き金を引くチェギョン。消えるミンジュン。焦るチェギョン。
『わたしがなんと言った?おまえはわたしを殺すことはできないといったじゃないか』と、ミンジュン。
ビハインドストーリー(エピローグ)
精神科医のところにいるソンイ。周りを気にしている風だ。『先生、答えてください。依存症が愛にも変わる事ができるのでしょうか?』と、ソンイ。
『まあ、ダメだということを言うことはできないが、その特定の人に依存したい心理と愛を混同することもあるでしょう』と、医師。
『わたしは、チメク(チキン&ビール)に依存してるんです。憂鬱なときはいつもチメクを探し出すんです。そうだからと、鶏の足を見てトキメキませんよ。けれど、これはトキメイてるでしょ?トゥグン、トゥグン』と、ソンイ。顔をしかめる医師。
『他の例を上げてみましょうか?先生。わたしは新作バッグと聞けばトキメキます。胸がキュンともしますよ。けれど、その子たちを見られないと言って唇がカラッカラに乾いたり、その子たちが他の女性達が持っているといって、殺したい衝動が起きたりはしないんですよ!
フフ、けれど、これは、まさに、そうで・・・心臓がトゥグン、唇がパリッってなって、目の前に見えなければ、不安・・・不安で・・・その男性にしっぽをふるその小娘をただファッ!(威嚇)』と、興奮して立ち上がるソンイ。
『すみません、すみません、すみません、先生』と、急にしおらしくなり、いない人たちにも謝るソンイ。
『その男に、コーヒーで濡れたと、ぴったりと触れたその女の手首をぶっ壊したい・・・』と、声を荒げるソンイ。
急に態度を変え、チェギョンのように同じデザインの金の指輪を触り、『こんな感情は何でしょう?先生?』と、ソンイ。
『一旦薬を変えてみましょう。少し強いものに。薬をしっかりと飲まなければなりませんよ』と、医師。
星から来たあなた 第11話1/6に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
コメント
ミンジュンの書斎に隠れていた部下は、遺書を残すために来ていたのですね。
でも、ソンイが来たので、ついでに捕らえてしまうかも・・・?
15秒で虜にしたはずが、逆に気持ちを持っていかれてしまったソンイ。
どうにも気持ちが抑えられずにとまどう姿、
何かと用事を作って、そのたびにわざわざ服を着替えて
ミンジュンの部屋に行こうとする姿がかわいいです。