わるいけど、わたしは降りて行かないわ。あんたが住むどん底に。誰かを憎み嫉妬しながら生きる地獄のようなところ。わたしはしないわ。だからわたしに、「降りてこい降りてこい」と、手招きしないで』と言い、自分の部屋に戻るソンイ。
憤った表情のセミ。
八つ当たり
セミが出て行った音を聞き、ミンジュンに電話を入れるソンイ。出ないミンジュン。LINEを立ち上げ、『話があるの。電話お願い』と、メッセージを送る。けれど反応がない。
ユンジェが帰ってきたと同時に、ユンジェのスマホが鳴る。電話に出ないユンジェ。『ちょっと、あんたどうして電話を受けないの?』と、ソンイ。『受けなくてもいいんだ』と、ゲームをするユンジェ。
『だれなの?』と、ソンイ。『オレを好きだと追い回す女』と、ユンジェ。メッセージが来たと思いスマホを見るソンイ。けれど、ユンジェのスマホの方だった。けれど、メッセージを見ずにスマホでゲームをしているユンジェ。
『ちょっと、あんた文字メッセージが来たじゃない。確認しないの?』と、ソンイ。『いいんだ、わかってる。必ず言いたいことがあるだとか、電話をお願いだとか、あ~、面倒だ、クソ』と、ユンジェ。
ユンジェの後頭部を思いっきり引っ叩くソンイ。『なんで殴るんだ?』と、ユンジェ。
『本当に必ず話があるのかもしれないじゃない?電話一本、それを受けるのがそんなに難しい?メール、返答もしないでしょ?待ってる人の気持ちを考えもしないでしょ?はっ、面倒だ?どんな国を救おうと、命を救ってんのよ?電話一本、メール一通、それがそんなに難し・・・』と、ソンイ。言葉を止め部屋に戻る。『なんだよ・・・』と、ユンジェ。
血だらけのミンジュン
ミンジュンからの連絡はない。セミの言葉を思い出し。『一体、何が言いたかったのよ?いや、気にならない。気になったら負けなのよ』と、ソンイ。再度ミンジュンに電話しても通じない。ため息をつき立ち上がりミンジュンの家へ行く。
ドアノブに血が付いているのを見つける。『ト・ミンジュンさん、ト・ミンジュン』と、ドアを叩くが反応がない。暗証番号を入力して入って行く。電気をつけると、誰かが血を流して倒れていた。顔を確認するとミンジュンだった。
ある川の畔。『ト・ミンジュン、ト・ミンジュン、ト・ミンジュンさん、行かないで!』と、対岸からミンジュンを叫ぶように呼ぶソンイ。瞬間移動してソンイの眼の前にやってきて手をつなぐミンジュン。
『ト・ミンジュンさん、ト・ミンジュン、ト・ミンジュン、どういうことよ?どういう・・・』と、ソンイ。目覚めるミンジュン。『大丈夫?大丈夫?病院に行こう。わたしが今すぐ』と、スマホを取り出すソンイ。
『チョン・ソンイ・・・だめだ、呼ぶな。病院に行くことはできない。行っては駄目だ』と、ミンジュン。『どうして?どうしてダメなの?どうして?だめよ。あんたこのまま死ぬわ。ちょっと、あんたこのまま・・・』と、ソンイ。再び意識をなくすミンジュン。
『ト・ミンジュンさん、気を確かに!ト・ミンジュンさん、わたしにどうしろと?』と、ソンイ。
星から来たあなた 第12話2/6に続く
- 星から来たあなたOST Part1. My Destiny 린(Lyn)
- 星から来たあなたOST Part2. 星のように(ピョルチョロム:별처럼) K.will(케이윌)
- 星から来たあなたOST Part3. 星から来たあなた(ピョレソ オン クデ:별에서 온 그대) ユナ/ユンナ(윤하)
- 星から来たあなたOST Part4. アンニョン(안녕) ヒョリン(효린) Sistar
文責:韓国ドラマあらすじ団
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