チャン・グンソク(장근석)、ヨ・ジング(여진구)、チョン・グァンリョル(전광렬)、チェ・ミンス(최민수)、ユン・ジンソ(윤진서)、イム・ジヨン(임지연)主演ドラマ
テバク(대박:大撲)
のキャスト(出演者)・登場人物紹介です。
SBSの公式サイトの内容を翻訳・要約しています。
韓国ドラマのキャスト紹介はあらすじが多く含まれているため、初期の放送内容のネタバレも含まれています。ご注意ください。
テバク 作品データ
- 韓国SBSで2016年3月28日から放送開始の月火ドラマ
- 脚本:クォン・スンギュ(권순규) 『武士ペク・ドンス』
- 演出:ナム・ゴン(남건)
- あらすじ:天下と愛をめぐって繰り広げられる、忘れられた王子テギルと、その弟・英祖の対決を描いたドラマで、アクションと賭博、ラブロマンスがすべて含まれたファクション時代劇ドラマ
※キャスト情報は随時更新します
テバク主要キャスト
ペク・デギル(백대길)役 チャン・グンソク(장근석)
生きてはならない王の息子
「すべての闘牋房(トゥジョンバン:투전방)を私の足元に跪かせる!」
※牋・・・フダの意
闘牋一つで朝鮮八道を制覇したので、別名も多くうわさも多い。
闘牋の神、冷骨、祠堂谷の鬼神。清国皇帝と将棋を差したという噂もあるし、最初に闘牋札を手に握って生まれたという噂も飛び交うので、へその緒を切る瞬間、彼の運命はもう賭博師に決まったのかもしれない。
四書三経をすぐに覚える頭、十里の果ての雁の羽ばたきを知り得る視力で、矢も手繰るという鬼神のような手つき、しかも一度席に着くと、場を独り占めにしたり、すっからかんになる時まで、決して席を離れないものすごい固執まで、ことごとく父ペク・マングムの資質を受け継いだ。
しかし、それもまた、明確な王の血を受け継いだ者。
賭場を転々としながら節制のない人生を送ろうとも、生まれつきの王の気質は隠せない。
鋭い剣一振のようだった朝鮮第一剣と、復讐だけのために生きた女性も、彼に心を開かなかったのか!(いや開いた)
しかし、テギルは自分の血筋を知るようになっても、生きてはならなかった王子であることを知っても、意に介さなかった。
ただし、決心するだけ。
「太陽の下の王になれないなら、夜の王になる」
延礽君(ヨニングン:연잉군)/英祖(ヨンジョ:영조)役 ヨ・ジング(여진구)
王になることができない王の息子
「私が、王にならねばなりません」
本名は李昑(イ・グム:이금)。
名前そのままに、いつどこでも彼は冷徹で明晰たが、王位についたその日まで、一度も自ら光を放ったことはなかった。
自らその光を抱き、時を待った。
王になろうとするイ・グムの心もまた、誰も気づいてはならなかった。
しかし、そう私の命を持ちこたえるために光を隠して生きる時も、生まれつきの王骨の性情は、通常の王統とも格が違った。
父・粛宗の怒号にも萎縮しない覇気。
たった一度も正当な理由なしに誰にも頭を下げておらず、ただの一度も虚言や失言を飛ばしたこともなかった。
彼が正しいと言えば正しく、彼が間違っているといえば間違っていた。
自分の意志と関係なく、王子に生まれた少年。
まっすぐな芯に話術まで備えたので、欠かさず、すらすらと吐き出す言動も詰まりがない。
特有の洒落っ気を混ぜ今上にさえすらすらと直上な発言を飛ばすので、ひどい目にあって後ずさりする朝廷の大臣は一人や二人ではない。実に愉快で痛快な快男児。一体誰がこの男を拒むだろうか。
しかし、いくら捕まえようとしても、捕まらない人もいる。
朝鮮八道にたった二人だけのヤツ。
一人は崖っぷちになってこそ、やっと手を差し出したテギル。
一人は、首に刃を突きつけても絶対に自分の意志を曲げないタムソ。
この二人と縁を結んだ時は、確か自分が延礽君(ヨニングン)と呼ばれている時だった。
その日、紅梅館(ホンメグヮン)でタムソと呼ばれた女性に会ったのではないか。
タムソのために自分の命を差し出したテギルに会ったのではないか。
運命のように。
李麟佐(イ・インジャ:이인좌)役 チョン・グァンリョル(전광렬)
朝鮮の反乱者
「玉座だけが、この腐った朝鮮を変えることができる!」
世宗大王から降りてきたこの李氏の血筋を譲り受けたが、王となってはならない運命も持って生まれた。
彼は南人が失脚した庚申換局(キョンシンファングク:경신환국)、西人(ソイン:서인)が失脚した己巳換局(キサファングク:기사환국)、二度の換局を祖父イ・ウンジンのそばで見て育ち、どうせ王になれないのなら、王権に振り回されない朝廷を作るぞと決意し、19の年に登庁した不世出の天才であり、政治家だった。
王になれない人生を持っているが、王を手の平の上で持って遊ぶほどの優れた人材。
都城最高の将棋棋士をわずか10歳の年に越えた読みの達人で、いくら側近であっても、得ようとするものより価値が減ると判断されるときには、容赦なく斬り捨てる冷酷さまで揃えた。
それで、祖父イ・ウンジンは、将棋盤の横で入れ知恵する李麟佐を直ちに調べてみて、百年に一度生まれるかどうかの天才と言った。
しかし、彼の歳19、誰より優れた頭で文武に精通したが、悲しいかな逆賊の家門、謀逆の子という烙印で、彼は科挙さえ受けることができなかった。
これを残念に思った祖父であり、正2品訓練大将イ・ウィジンが、彼を養子にして党籍に上げようとしたが、李麟佐はむしろイ・ウィジンの好意を断り、こう話した。
「おじいさま。一度置いた手を無い手にすることは出来ないのです」
そして、決心した。
「私が・・・むしろ私が王になります」
粛宗(スクチョン:숙종)役 チェ・ミンス(최민수)
野心と非情の王
「私は決して、私のうしろで企むことを黙認しない」
敵には冷静で冷酷で、気まぐれで鋭敏だが、国政においては徹底的に大公無私な王。
心中を見抜くことは考えもできないことであり、なまじ意中を推しはかっては、血の嵐飛沫が吹くことになる。
粛宗は権力の化身であり、妖婦だった禧嬪張氏(ヒビンチャンシ:희빈장씨)から抜けだしてからいくらも経たず、仁顕王后(イニョンワンフ:인현왕후)の処置を置いて、大臣たちと猛烈な葛藤を生じさせる。
禧嬪張氏に対する懐疑心が深まるほど、南人(ナミン)の独走に警戒心を増幅させたのだ。
また、王室を掌握する外戚勢力を排除し、王権を確立するための政争で、彼は王座に対する懐疑心に直面したりもする。
すでに彼の心は疲弊して孤立していた。
そんなさなか、ポクスンイ(淑嬪崔氏:スクピンチェシ:숙빈최씨)に会った。
張玉貞(チャン・オクチョン:장옥정)に劣らない美貌に、ムスリとは思えない気品を備えた。
彼女は夫がある女子だったが、粛宗には問題になることではなかった。
抱いていたい女人一人持つことができないならば、どうして国王と言えるだろうか。
抱いていたい女人一人持つことができないならば、どうして国王と言えるだろうか。
タムソ(담서)役 イム・ジヨン(임지연)
王を殺すために生まれた女性
「次は、貴様の首を刎ねるだろうぞ」
タムソ、彼女の関心事はひたすら一つ。まさに王の命。
粛宗が断行した換局(ファングク:환국)で家門は一日にして滅亡の禍を受け、臨月だった母は逃走中に自分を生んでこの世を去った。
そして、ともに生き残った父まで、粛宗の手に死んでしまったから!
「私の手に刀が握られれば王の首を斬ることであり、毒が握られれば王の唇を盗んで毒を飲み込ませるのであり、これもあれもなければ、ただ私の手で王の首をひねって息の根を止めるのだ!」
彼女にとって李麟佐(イ・インジャ)は父で師匠であり、命まで捧げることができるたった一人だった。
時を待てとの李麟佐の教えの中に、長い怨恨を研ぎ、また、研いだ。
しかし、李麟佐はずっと待てと言うだけ、これといった言葉がなかった。
そんなさなか、あいつらに会った。
英敏な顔で世間知らずのように間抜けなことこの上ない愚昧なやつ。
危険を目前に置いても、ゆったりとして余裕満々だった荒唐無稽な奴に。
2人の男と絡まって以降、復讐に燃えていたタムソの心が揺れた。
そして気付いた。
復讐の化身ではない、一人の男の女人になりたい自身の心に。
しかし、そう決心した瞬間、あれほど閉ざされていた李麟佐大監の口が開かれた。
「時が来た」と。
淑嬪崔氏(スクピンチェシ:숙빈최씨)役 ユン・ジンソ(윤진서)
涙をのんで背を向けた裏切りの女人
「戻ります。私はもうあなたが知っていたポクスンではないの」
ひどい賭博師を夫君としたために、できないことがないほど厳しい試練の日々を送った。
一抹の希望である族譜まで、夫ペク・マングムが掛け金に飛ばして以降には、生の理由さえ失われ、一言でいえば、死ねずに生きる人生になってしまった。
その時、うそのように近づいた運命が、彼女の人生を根こそぎ変え置く、まさに李麟佐(イ・インジャ)の魔手だった。
仁顕王后(イニョンワンフ)を懐かしむ粛宗の性情を利用した李麟佐の計略。
それはまさに、粛宗の女人になって閔黯(ミンアム:민암)をはじめとする男たちを泥沼に落として、後日、粛宗の代わりをする本当の王をはらむことだった。
賤民から抜けだした新しい人生、朝鮮の国母になる夢。
誘惑は渇かないが、その中でも彼女を最も苦しめるのは、他ならぬ粛宗に対する心だった。
自身を置いて、マングムと粛宗が避けられない勝負を行ったその雨に濡れた日、ポクスンはとある選択をすることになる!
ホンメ(홍매) ユン・ジヘ(윤지혜)
「私には男はぴったり3分類よ。血縁、外に出て必死に働く弟たち、それと、夜のおしごとをする男だわ」
妖艶で、ぐうたらで、わい談と悪口を行う、金だけ知っている多少無知に見える女。
度胸と気配りであくせく金をかき集め、闘牋房の説主となった女!
女の身で賭博場に流れてきたのか、過去が多少ベールに包まれた女!
彼女の首筋から始まり耳の下に連結されている入れ墨は、男たちを腑抜けにさせゴクリと突きつけさせるが・・・
全身を脱衣すれば顕れる、彼女の腰回りから始まった大きな紅梅の入れ墨!
しかし。紅梅の入れ墨の幹から枝へ伸びて行くその入れ墨は、彼女の胴深くに刻まれた・・・非常に長い刀傷だ。
ペク・マングム(백만금) イ・ムンシク(이문식)
「貴様が王だと何がすごいんだ!一人の博打打ちとして張ってみようぜ!」
二人横になる部屋一間借りる金はパジの裾に隠し、減った腹を満たすクッパ2杯の代金は下着の内側にしまっておく。
妻の小言が耳にタコと思うも、習ったのが盗みだと、闘牋牌を手放せない。
持っているものは体と両班の族譜だけ。
それでも胸深く、妻ポクスンに対する申し訳なさと切ないさでいっぱいだ。
マングムの唯一の望みは、朝鮮第一のイカサマ師になり、ポクスンにただ花靴を履かせること!
しかし運命は残忍な顔でマングムを訪ね来る。
李麟佐(イ・インジャ)の計略でマングムの妻ポクスンを粛宗が貪ることになったこと!
背中にはホンメに借りた巨額の賭博借金があり、目の前には妻を奪い取ろうとする絶対の暴君がいる。
けれど、彼は骨の中まで闘牋師。
自分だけの勝負をするために闘牋房(トゥジョンバン)で王と賭けをする!
テギル周辺人物
ナムおばけ(ナム トッケビ:남도깨비) イム・ヒョンシク(임현식)
「博打やめて着実に生きろと!私のようにすべて失って後悔せずに」
テギルが実力者の隊列に上るのに大きい教えを施す人物で、テギルには師匠のような賭博場の伝説で、漢陽でずば抜けている実力者すべて、這いつくばってナム先生と呼ぶ。
姓はナム氏なのか、彼の名前を知る者はない。ただ、神出鬼没でナムおばけと呼ばれる。
片方の目が見られなくなったのは、相手に牌を握った自身の目つきを見せたくなくて、自ら右眼をえぐり取ったといううわさとして残っているが、うわさの真相は知る術がない。
過去、朝鮮八道に名をはせたナム先生。けれど、博打をするこの行路は、いつも良くないという言葉のように、彼も、消すことのできない傷を負って賭博場を離れることになる。
名前まで捨て道人のように人生を送っていたある日、王の観相を持って生まれたテギルに会い、自身の技術を伝授する。
彼はいつも、ふところに数個のサイコロを持ち歩き、てこれで占卦も見て賭博をしたりもするが、彼が楽しんでする賭博は行動狗豨(?)サイコロだ。
ナムおばけはこのサイコロの種類を数十個に増やし、時と場合に合わせて機知を発揮したりする。
キム・チェゴン(김체건)役 アン・ギルカン(안길강)
朝鮮第一剣
「師父?私は簡単な男ではない」
天下無双。一本でも剣を握った武人ならば、知らないはずのない名前で、名望高い武官家の子であり、粛宗(スクチョン:숙종)の寵愛も一身に受けた名実共に朝鮮最高の武人。
名望高い武家の子に生まれ若干にもならない年齢で武芸十八般に精通し、「剣を知り、己を知ろうとします」この一言を残して出家し。結局、朝鮮第一剣となった。
『剣をつかむの瞬間、お前の運命は剣に宿るので・・・受け入れろ。 剣が行こうとする道を」
テギルの手に剣を握らせたチェゴンはそう話した。
彼はテギルに武芸を伝授し、また、テギルの右腕になることを自ら要望し、イ・インジャと正面から相対す。
ただの一度も正攻法でない道を選んだことがない石頭な人だが、どこで産んで育てたか分からない血縁の息子「クァンテク」のことならば、情も下に隠さない父性愛を見せたりもする人間らしい男でもある。
高州桃園派(コジュ トウォンパ:고주도원파) イ・インジャ関連人物
キム・イス(김이수) ソン・ジョンホ(송종호)
タムソの父
「禽獣にも劣る人間・・・!」
三度の換局(ファングク)が吹き荒れた患難の朝廷。
しかし、朝廷のそのどこにも党籍を置いていない行歩を持つ彼。
ゆえに唯一粛宗の寵愛を受けることが出来た男。
しかし、キム・イス、この男こそがその誰よりも粛宗に大きな恨みを抱いた男だ。
滅門之禍を受けた彼の家門と身分を洗い粛宗の寵愛を受けたのは、最初から李麟佐(イ・インジャ)の計略が隠れていた。
「二、寿。今からお前の名前はイス(二寿)だ。 なので、お前の二番目の命は私のために生きなければならない」
身分を洗い、失われたものすべてを返してくれた人が、まさにイ・インジャだった。
ゆえに、彼はイ・インジャのため、喜んで命を捧げると約束し、刻苦の努力の末に、天下名弓の弓術と粛宗の寵愛を得られた。
しかし、イ・インジャの遠大な夢に便乗して夢に粛宗に対する復讐を描いていたある日、彼は思いもつかぬ失態をするようになるのだが・・・。
ムミョン(무명) チ・イルジュ(지일주)
李麟佐の右腕
「あなたとこの子は・・・今日死んだのだ」
李雲徵(イ・ウンジン)の家率の監奴夫婦の子として生まれ、いやしい奴婢だったが、イ・ウンジンが銃器や武芸を高く買って、彼に両班という身分を付与した。
天地の差である両班と賤民の人生。彼は自分に新たな人生を下賜したイ・ウンジンを天下の恩人として、彼がしたいことに一生を捧げることを決心する。
しかし、目的のない待接はないもの!
イ・ウンジンは彼を自分の孫のイ・インジャを補弼する人物として育成する目的だっただけで、彼を思う心はなかった。
しかも、イ・インジャは感情の無い夜叉のような人物で、ピリョンをただ将棋板の駒とだけで考えていた。
性情も真っ直ぐだ。愚直な心に一度信じれば、自分の命でも惜しまない率直さ、一対一では朝鮮内に敵う武官がいないほど優れた武芸の実力、負けるのを死ぬのより嫌がる勝負欲まで。
ファン・ジンギ(황진기) ハン・ジョンス(한정수)
イ・インジャの左腕
「味噌の臭いたよりきついのが金の臭いなのだ。そうであっても私はただ、きな粉一升でいい」
奴婢たちに官軍らより怖い者が推奴師であれば、官軍らには王よりもっと酷く恐ろしい者が山賊ファン・ジンキだ。
一時、優れた武芸をもとに宣傳官で陟岵甲士まで務めたが、ある日、王宮から離れて忽然と山賊になったし、以後、泥棒であれ強盗であれ山賊であれ、彼の名前を知らない人はいないようになった。
ところで、彼の名前がある日から頻繁に朝廷に聞こえ始めた。
イ・インジャのつややかな顔から金の臭いがすると、横にくっ付いた男。
いや、ただ、優れた武芸の実力だけでイ・インジャの左腕になった男。
その実、官軍は彼を死神と呼んだ。
彼の巨大な大刀にかかると、いくら力ある雄牛も、ただ刀にぽたりと首が落ちるので、人の体躯はいかばかりか。
闘牋房(トゥジョンバン)の人たち
黄狗(ファング)の母(ファングオモム:황구어멈) チョン・スジン(전수진)
『ユッ(ユンノリの棒)を投げてみてください」
妓房(キバン:기방)で生まれ育った氷肌玉骨の陞卿圖(スンギョンド:승경도)の名手。
男も泣いて行くほど生まれつきの勝負師気質に、十五で下りた神のおかげで、人の運命まで占うことになったのだから、その神通旁通な能力をイ・インジャが置いておくはずがなかった。
平常時、冷静沈着な判断力を持っているが、解けない結び目は果敢に切って捨てる決断力と残酷さも共に兼ね備えた彼女は、イ・インジャにはなくてはならない武器として生まれ変わる。
それで、高官大爵らとの陞卿圖もそうして始めたのだ。
必要なら、宮殿に出入りすることはもちろん、人を一人王宮に送るのは、仕事でもない。
彼女の目玉が裏返る瞬間、しっかり隠した彼女の本音も、彼女の目のように隠した闘牋牌も、すべて明らかになっている。
※陞卿圖(スンギョンド)・・・官職名などで行うすごろくのような遊び。ここでは実際に遊びのように感触を動かしている比喩として使われている。
テガリ(대가리) キム・ウチョル(김유철)
カムルチ(가물치) チョン・ジェヒョン(전재형)
朝廷の人物たち
景宗(キョンジョン:경종)李昀(イ・ユン:이윤)役 ヒョヌ(현우)
母を失った世子
『彼は私の友だ。私のそれ以上何を知らねばならないと言うのだ?」
幼い年に母を失い、患難の朝廷を、二つの目で目撃した世子、イ・ユン。
病弱で、時には正道に、何の関心がないかに見えるほど静かな性情だったが、甲戌換局以降政権を握った少論(ソロン:소론)にり、新たに生まれ変わった。
「邸下(チョハ:저하)を王にして差し上げます」
虎の目を持った男だと、怖かった。
しかし男は意外に暖かい手を持った者だった。
未だに幼さが残る幼いユンを温和な笑顔で迎えるのは、ひとえに一人の男・李麟佐(イ・インジャ)だけ。
それで、彼にすべてを任せた。 絶望も、希望も、野望も。
その時は知らなかった。彼が蛇の舌で自分を惑わしたという事実を。
けれど、ユンは決して柔弱な男なだけではなかった。
適当な時が訪れるのを待っただけ。
三十年を越える歳月、世子として生きてきて、不惑になり、ようやく禅位を受けた玉座。
柔弱な王だと感じた彼の行歩は、イ・インジャすら全く予想できない大きな変革を運んでくる!
サウン(사운)役 ハン・ギウン(한기웅)
粛宗の一挙手一投足を補佐する影と同じような存在であり、優れた武芸また、宮殿の他の武官らに劣らず、大王粛宗に対する忠誠心もまた格別だ。
三度の換局(ファングク)を断行した王・粛宗。
ゆえに、その誰も恐れもなく犯接することができない不可侵の玉座を作り出したが、それもまた、人としての粛宗は、幾多の夜を恐怖を浮かばせた目で明かした。
いつ康寧殿の屋根を突き破って刺客が入るか、また、いつ矢が門を突き抜け飛んでくるのか、言わなくても、いつもそのような恐怖に苦しめられた。
一方、そのような心配を減らした者が、まさにに双子の内官、サウンとサモだ。
サモ(사모)役 ハン・ギウォン(한기원)
同上
張玉貞(チャン・オクチョン:장옥정)/禧嬪張氏(ヒビンチャンシ:희빈장씨)役 オ・ヨナ(오연아)
政局を揺さぶった希代の妖婦で、己巳換局で西人が失権して仁顕王后閔氏(イニョンワンフ ミンシ)が廃位されると、息子ユン(景宗)の世子(セジャ:세자)冊封とともに中宗(チュンジョン:중종)に冊立された。
しかし、ムスリ淑媛チェ氏が粛宗の寵愛を受けて、王子延礽君(ヨニングン:英祖)を産むと、時期、嫉妬がピークに達する。
この時、南人(ナミン)の追放を目標していた李麟佐(イ・インジャ)が、淑嬪を謀略させ張玉貞を危機に追いやり、南人の勢力に憤った粛宗が換局を断行し、王宮から追い出されてしまう。
以後、兄チャン・ヒジェとともに復位を図謀したが霧散となり、仁顕王后閔妃が病気で死ぬと、宮人・巫女などとともに閔妃を誣告したという西人(ソイン)の弾劾を受けて賜死される。
張希載(チャン・ヒジェ:장희재)役 ペク・スンヒョン(백승현)
淑媛(スグォン:숙원)になってのち、日々が変わったがごとく威勢が上り調子のポクスンを恐れる張玉貞を眺め、歯軋りをしていた彼は、結局してはならない失敗を犯してしまう。
まさに淑媛を毒殺しようとしたこと。
しかし、淑媛を暗殺しようとしたのは、いずれも李麟佐(イ・インジャ)のはかりごとで、彼は死ぬ瞬間にもその事実を知らずに死ぬ。
サンギル(상길) ホ・テヒ(허태희)
ファジン(화진) イ・ガヒョン(이가현)
チョ・テグ(조태구) チャ・スンベ(차순배)
西人(ソイン)
チェ・ソッカン(최석항) ナ・ジェウン(나재웅)
西人(ソイン)
金昌集(キム・チャンジプ:김창집) イ・ジェヨン(이재용)
老論(ノロン:노론)の領袖。
延礽君(ヨニングン)を支持している。
老論四大臣の一人
老論(ノロン)の重臣たち 老論四大臣
左議政(チャイジョン:좌의정)李健命(イ・ゴンミョン:이건명)
判中樞府事(パンチュンチュブサ:판중추부사) 趙泰采(チョ・テチェ:조태채)
領中樞府事(ヨンチュンチュブサ:영중추부사)李頤命(イ・イミョン:이이명)
その他のキャスト
ケ・ソリム(계설임)役 キム・ガウン(김가은)
餓鬼(アグィ:아귀) キム・レハ(김뢰하)
ユク鬼神(ユク クィシン:육귀신) チョ・ギョンフン(조경훈)
本来、慶尚道尚州生まれだが、幼い頃からあらゆる賭け事に長け負けることはなかった。
黄海道ケジャクトゥ(ファンヘド ケジャクトゥ:황해도 개작두) キム・ソンオ(김성오)
賭場で一度も負けたことがないという伝説の人物。
コルサ(골사) キム・ビョンチュン(김병춘)
麻浦を牛耳っている
ヨヌァ(연화) ホン・アルム(홍아름)
コルサの娘
文責:韓国ドラマあらすじ団
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