不滅の恋人コラム。
第3回は「イ・フィのモデル安平大君は兄弟盛りだくさん」です。
不滅の恋人(原題:大君・テグン-愛を描く:テグン-サランウル クリダ:대군 – 사랑을 그리다)特集ページ
不滅の恋人コラム3 イ・フィのモデル安平大君は兄弟盛りだくさん
大妃(テビ:대비)シム氏が文定生存時に本当は生存していないはずだけど、世宗(セジョン:세종)の王后だったということはコラム1で説明しました。
今回はそのシム氏も含めてイ・フィのモデルとなった安平大君(アンピョンテグン:안평대군)には男兄弟が多かったという史実を紹介します。
ドラマ内ではいまのところ長男の王、次男のイ・ガン、そして3男のイ・フィしかでていませんよね。
これから他の王子が登場していくるのでしょうか?
登場してくるのならこれから紹介する大君たちがモデルなのでしょう。
では紹介しましょう。
長男 :世子(セジャ:세자)珦(ヒャン:향)→ 朝鮮第5代王・文宗(ムンジョン:문종)
次男:首陽大君(スヤンテグン:수양대군)瑈(ユ:유)→ 朝鮮第7代王・世宗(セジョン:세종)
3男:安平大君(アンピョンテグン:안평대군)瑢(ヨン:용)
4男:臨瀛大君(イミョンテグン:임영대군) 璆(ク:구)
5男:廣平大君(クァンピョンテグン:광평대군)璵(ヨ:여)
6男:錦城大君(クムソンテグン:금성대군)瑜(ユ:유)
7男:平原大君(ピョンウォンテグン:평원대군)琳(イム:임)
8男 :永膺大君(ヨンウンテグン:영응대군)琰(ヨム:염)
なんと、8人の大君がいるんです。
もちろん史実では彼らも動乱に巻き込まれます。
このあたりは、癸酉靖難(ケユジョンナン:계유정난)も描いた王と妃(ワングァ ピ:왕과 비)を見ると事細やかに描写されているのですが、ものすごく長いドラマなので、マニア以外にはあまりおすすめできません。
とはいえ、とても勉強になるので、覚悟を決めた方はご覧ください。
ボクは2倍速で見ましたよ。
台詞回しが遅いので、そのくらいがちょうどいいです。
大君8人で驚いてはいけません。
シム氏が生んだ男子だけではありませんよ。
世宗(セジョン)には庶子が10人いました。
大君ではなく「君」です。
ほかには公主(姫)も当然居ます。
ただ、翁主(オンジュ:옹주)も含め姫は著しく少なく、何故か男ばかりです。
多くの大君を産み国母としての職責を全うしたシム氏。
後年それが災いになることを知っていたのでしょうか?
応じの兄弟げんかは必然的に多くの人を巻き込み血を見ることになるので、少なからずは悪い予感を抱いていたかも知れませんね。
文責:韓国ドラマあらすじ団
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