チョン・イル、クォン・ユル、コ・アラ主演韓国ドラマ
獬豸(ヘチ:해치)
の第15話(第29・30話)あらすじです。
※韓国では30分を1話として放送
獬豸(ヘチ:해치) 作品データ
- 韓国SBSで2019年2月11日から放送開始の月火ドラマ
- 脚本:キム・イヨン(김이영) 李祘(イ・サン:이산)、同伊(トンイ:동이)
- 演出:チュ・ドンミン(イ・ヨンソク) 『大風水(テプンス:대풍수)』
- あらすじ:卑しいムスリの体から生まれた王子・延礽君(ヨニングン)李昑(イ・グム)が、情熱あふれる科挙準備生パク・ムンス、司憲府の熱血茶母(タモ)ヨジ、市場通りのチンピラ・タルムンと共に力を合わせ、大権を勝ち取る過程を描いたドラマ。
- 視聴率 7.2%/8.1%
獬豸(ヘチ)第15話(第29・30話)あらすじ
獬豸(ヘチ)第15話(第29)あらすじ
臣下は臣下の座で王は王の座で、各自が担う職分や責任を全うすれば、朝廷は、そして国を守ることができると信じていたときが・・・けれど、この世界に居てみて、随分前に知ることになる、そんなことは幻影でしかないことを・・・
仁顕王后(イニョンワンフ:인현왕후)の廃妃・・・
禧嬪張氏(ヒビンチャンシ:희빈장씨)が中殿(チュンジョン:중전)へ・・・
李昀(イ・ユン:이윤)が世子(セジャ:세자)へ・・・
兄の処刑・・・
権力を失うことは、そのまま死ということだ・・・我が姉である仁顕王后を図り廃位させ兄弟を殺したのは、今の主上の母である禧嬪張氏・・・また、その主上の母・禧嬪張氏を死に追いやったのは、今の世弟(セジェ:세제)の母・淑嬪崔氏(スクピンチェシ:숙빈최씨)・・・
政治というのはこのように信念ではなく、血で血につながる怨恨と報復のくびきであるだけ、しかし・・・しかし・・・と、左議政(チャイジョン:좌의정)ミン・ジノン。
ない罪を自白することはできないと、延礽君(ヨニングン:연잉군)李昑(イ・グム:이금)。
親鞠(チングク:친국)するしかないと、景宗(キョンジョン:경종)。
イ・グムには嫌疑がないし前から知っていた、殿下もご存知ではないですか?といい出すミン・ジノン。
また、長年嫌疑だけで政敵を削除し続けたこの国の有様を指摘する。
第15話 決戦Ⅱ
王権を確立する上で世弟の犠牲はやむを得なかったとミン・ジノンに話す右議政(ウイジョン:우의정)チョ・テグ。
そこにイ・グムが入ってくる。
私が間違っていたのか?と、戸曹参判(ホジョチャムパン:호조참판)イ・グァンジャと同知事(トンジサ:동지사)チョ・ヒョンミョンに問う景宗。
答えられない2人。
内命婦(ネミョンブ:내명부)の面々も結果を聞く。
中殿だけは面白くない。
助けたわけでもないし道も違うと、イ・グムに告げるミン・ジノン。
また、一旦は同舟するも後年押し出すとも。
死力を尽くせ、そなたは命がかかっているのでと、ウィ・ビョンジュに告げるイ・グム。
密豊君(ミルプングン:밀풍군)李坦(イ・タン:이탄)とウィ・ビョンジュに鉄槌を下すべく、自ら乗り出すイ・グム。
仵作人(オジャギン:오작인)がウィ・ビョンジュの指示を受けたとの証拠を掴む朴文秀(パク・ムンス:박문수)とアボンとチャンダル。
当直だったカン監察もウィ・ビョンジュがいた事を証言しており、彼は当直だったために司憲府を追い出されていた。
合流したイ・グムはタルムンに会いに行くという。
タルムンのところへ王宮からの情報が集まっている。
クンテはタルムンの命により上疏文を書いた男を追跡中だ。
絶対的に情報が必要な状況にもかかわらず、怒りに任せてタルムンに出て行けと言う密豊君。
ことの始終がすべて分かれば助けられるかもしれないと、タルムン。
そこにイ・グムがやってくる。
このまま私が崩れるようか?と、タルムンに告げるイ・グム。
また、密豊君に対して謀反事件の背後として捕まえてやるとも。
そして、2人にしかわからないやり取りをタルムンと交わす。
イ・グムが去ったあと、君大監が生きてこそ仲間も生きることができると話すタルムン。
ようやく伝奇叟(チョンギス:전기수)に事情を話し、密豊君から得た情報で密豊君を狩ると、タルムン。
ハン・ジョンソク殺害の嫌疑が執義(チビ:집의)ウィ・ビョンジュにあることを告発し板書するパク・ムンス。
こうして、監察たちは夜茶時(ヤダシ:야다시)に向かう。
房主監察(パンジュ カムチャル:방주감찰)チュ・ヨンハンは蚊帳の外で唖然とするばかりだ。
大司憲(テサホン:대사헌)以下の官吏はウィ・ビョンジュを切ろうと話すも、どうにもできない状況だ。
夜茶時と聞いて慌てて止める大司憲。
当時ハン・ジョンソクの上官だったのに目をつぶったことを指摘するパク・ムンス。
壮元(チャンウォン:장원)合格してここまで来たウィ・ビョンジュ。
南人(ナミン:남인)ということで苦労して実力だけでここまで来たのに墜落目前だ。
一度したことを二度できないことがあろうかと、密豊君を告発しようとする。
そこまでしたら生きる道がないように見えると、チュ・ヨンハン。
獬豸(ヘチ)第15話(第30話)あらすじ
ウィ・ビョンジュを捕縛するパク・ムンス。
しょっ引かれていくさまを馬上から見るイ・グム。
先日イ・グムを引っ立てた者だとわかった民は、ウィ・ビョンジュに肥えをぶっかける。
自省している景宗。
忠言を望むのなら・・・殿下は世弟邸下を逼迫しておられますと、イ・グァンジャ。
チョ・ヒョンミョンも同意見だった。
そんなことを思い出し、胸の痛みを覚える。
しばらく待たせていたイ・グムを大殿に呼び入れる。
イ・グァンジャの指摘どおり、クムを押し出す口実を待っていたこと、また、父王が次王と決めていたのは、自分でもフォンでもなくお前だったと吐露する景宗。
また、一連のことは密豊君がしでかしたことだとすでに知っており、内禁衛(ネグミ:내금위)を動かして終わらせろと告げる。
タルムンは密豊君の資金源である密貿易をしている清人を制圧する。
パク・ムンスは妓房(キバン:기방)に乗り込みト・ジグァンを制圧しようと試みる。
イ・グムの加勢もあり成功する。
ここで崩れることはできないと、密豊君。
荷物をまとめて逃げようとするチョン・ユニョンに、全て終わった、お前も生きる道を探さねば、今行かねばと、タルムン。
タルムンがイ・グムを裏切ることができなかったことを、今になって知るユニョン。
密豊君が推鞠庁(チュグクチョン:추국청)に着くと撤収中だった。
ちょっと足りなかっただけと伝えるミン・ジノン。
曾祖母の姜嬪(カンビン:강빈)は仁祖(インジョ:인조)を毒殺しようとしたとの嫌疑だけで賜死となった、王室の真の主人は私の血脈なのに!と、密豊君。
正気になれ、悔しいなら生きる道を探せと、ミン・ジノン。
自分を見つけた兵を殺す密豊君。
密豊君が景宗の前に現れる。
そこにやってくるイ・グム。
獬豸(ヘチ)第16話(第31・32話)に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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