チョン・イル、クォン・ユル、コ・アラ主演韓国ドラマ
獬豸(ヘチ:해치)
の第18話(第35・36話)あらすじです。
※韓国では30分を1話として放送
獬豸(ヘチ:해치) 作品データ
- 韓国SBSで2019年2月11日から放送開始の月火ドラマ
- 脚本:キム・イヨン(김이영) 李祘(イ・サン:이산)、同伊(トンイ:동이)
- 演出:チュ・ドンミン(イ・ヨンソク) 『大風水(テプンス:대풍수)』
- あらすじ:卑しいムスリの体から生まれた王子・延礽君(ヨニングン)李昑(イ・グム)が、情熱あふれる科挙準備生パク・ムンス、司憲府の熱血茶母(タモ)ヨジ、市場通りのチンピラ・タルムンと共に力を合わせ、大権を勝ち取る過程を描いたドラマ。
- 視聴率 7.4%/8.2%
獬豸(ヘチ)第18話(第35・36話)あらすじ
獬豸(ヘチ)第18話(第35話)あらすじ
これまで幾度となく聞いた「資格がない」という言葉。
右議政(ウイジョン:우의정)チョ・テグの口からも、王になる資格が無いとの言葉を聞くことになる延礽君(ヨニングン:연잉군)李昑(イ・グム:이금)。
彼らが合っているかも・・・私が間違っているかも・・・私に資格がないかも・・・
第18話 君王の資格
李麟佐(イ・インジャ:이인좌)が南人(ナミン:남인)の集まりへ。
南人を逼迫した先代王・粛宗(スクチョン:숙종)の血脈である景宗(キョンジョン:경종)は天罰を受けた、毒殺されたなどと話している。
少論(ソロン:소론)がイ・グムの即位を反対していると聞き、自分がチョン・ユニョンを野放しにしていたせいだと自省するタルムン。
右議政(ウイジョン:우의정)チョ・テグに付くか大司憲(テサホン:대사헌)イ・グァンジャに付くか、老論(ノロン:노론)に有利な方がどちらなのかと状況把握を行っている左議政(チャイジョン:좌의정)ミン・ジノン。
同知事(トンジサ:동지사)チョ・ヒョンミョンに会いにやって来た朴文秀(パク・ムンス:박문수)。
ヨジがムンスに声をかける。
楊州(ヤンジュ)へ行ったと思っていたヨジが大妃殿のしごとをしていることに驚くパク・ムンス。
また、ヨジが宮女になったことを悟る。
自分は王になる資格が無い、賤出の血が流れる王子、それで何にもなれない・・・私が殿下を死なせたのですと、イ・グム。
湯薬に毒を入れたのですか?治療を妨害しようと内医院(ネイウォン:내의원)を阻んだのですか?弑逆しようと附子と人蔘を使ったのですか?邸下はこの全てのことを御座のためになさったのかというのです・・・
資格がない、罪を犯した、それは真実を知らない者たちが作った嘘です、真実ではありません、なのにどうして邸下さえその嘘の中で自身をお攻めになられるのですか?・・・
こんなことが邸下のような方にどれだけ苦痛かわかります・・・けれどこのようなことが王の道です・・・今ではありません、その道で倒れて逃げる瞬間、国王の資格はまさにその時なくなるのです・・・
だから選択してください、王になる資格を備えるのかでないのか・・・一人の人間としてこの苦痛を避けるのか、でなければ喜んで王になってこのすべての受侮と戦うのかと、イ・グァンジャ。
各部署の軍がそれぞれの党派に沿って動いている。
残りの6日間で何ができるか探しているのだと、パク・ムンスに話すイ・グム。
6日とは空位期間だ。
その間に何が起きるかわからないため、各党派や部署は待機しているのだ。
最終的にチョ・テグの手を握らなければならないかもと思っているミン・ジノンのところへ、イ・グァンジャがやってくる。
大妃(テビ:대비)を訪ね、一日も早い即位式をと頼むイ・グム。
そうすれば先王を死なせ急いで王位についたとのそしりを受けることはわかっていたが、変事が起こる可能性を潰したいとの狙いがあった。
イ・グムの意思を理解した大妃は都承旨(トスンジ:도승지)を呼ぶ。
政治的取引があったのではないかと、ミン・ジノンに問うチョ・テグ。
あったが世弟(セジェ:세제)ではない、理解できないとある愚か者から受けたと、ミン・ジノン。
もう邸下をお呼びするのも最後です、どうか聖君にお成ください、小臣、最後までその道で殿下を護衛いたしますと、パク・ムンス。
大妃に促されて即位式の礼服に香を焚きしめるヨジ。
獬豸(ヘチ)第17話(第34話)あらすじ
即位式が行われる。
通りでは王が先王を殺したとの噂。
その噂を耳にしている李麟佐(イ・インジャ)。
延礽君イ・グムは第21代王となり、後に英祖(ヨンジョ:영조)と呼ばれる。(以下、英祖)
チャンダルとアボンはチュ・ヨンハンがパク・ムンスに賄賂として渡した人蔘を食べている。
そして、チュ・ヨンハンに対して仕事でもちゃんとしろ、書堂の犬も3年で風月を詠じるなどと、タメ口を聞く。
もちろん、ムンスからの伝言だ。
イ・グァンジャが書物を持って英祖のもとにやってくる。
宿題をお持ちになったのですか?初日から過ぎますと、英祖。
宿題といえば宿題です、今後、経筵(キョンヨン:경연)で必要な書物ですからと、イ・グァンジャ。
そして、辞意を表す。
パク・ムンスもまたユン・ヒョクに辞表を出す。
チョ・ヒョンミョンもまた行動を同じくしていた。
まずは老論を通して力をつけなければなりませんと、イ・グァンジャ。
ミン・ジノンがそのような提案をしたのだと思い、彼のところへ行く英祖。
けれど、それがイ・グァンジャたち自らの選択だと知ることに。
努めて権力を掴んだ後に主君のために権力を手放す、わたしもまた彼らがどうしてそうするのかわかりませんが、右相チョ・テグと相対するためにもこの取引を受けるべきですと、ミン・ジノン。
英祖が自分に来い行けと文で伝えたように、文だけを残して去っていくムンス。
すまないと思わず心を傷めないでくださいと書かれていた。
賜死を待っていたウィ・ビョンジュが流刑地を脱出したとの報告を受ける英祖。
密豊君(ミルプングン:밀풍군)李坦(イ・タン:이탄)は確認したのか?とユン・ヒョクに問う。
英祖の危惧通り、ウィ・ビョンジュがイ・インジャとともに密豊君を救出していた。
このころ都城(トソン:도성)では疫病の発生をミン・ジノンが報告していた。
世の中を混沌に落とさなければならないということです、そうすれば、その混沌が国王に資格を問うことになるからと、密豊君に告げるイ・インジャ。
獬豸(ヘチ)第19話(第37・38話)に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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