チャ・スンウォン(차승원)、イ・ヨニ(이연희)、キム・ジェウォン(김재원)主演MBC月火歴史ドラマ
華政(ファジョン:화정)
の第18話あらすじ前半です。
華政(ファジョン:화정) キャスト(出演者)・登場人物紹介 チャ・スンウォン、イ・ヨニ、キム・ジェウォン主演韓国ドラマ
華政(ファジョン:화정) 作品データ
- 韓国MBCで2015年4月13日から放送開始の月火ドラマ
- 制作会社:キム・ジョンハク プロダクション 『イ・サン』『トンイ』『太王四神記』等
- 脚本:キム・イヨン(김이영) 『イ・サン』『トンイ』『馬医』
- 演出:キム・サンホ(김상호) 『男が愛する時』『アラン使道伝』
- あらすじ:高貴な身分である公主(王女)に生まれたが、権力闘争の中で死んだ人で偽装したまま生きていった貞明公主(チョンミョン コンジュ:정명공주)の人生を扱ったドラマ
- 視聴率 2015年6月9日 第18話11.0%
華政(ファジョン) 第18話あらすじ前半
すべてを告白し、『信じるのは難しいでしょうが、私はそのように生きていました・・・殿下』と光海君(クァンヘグン:광해군)に話す貞明公主(チョンミョン コンジュ:정명공주)。
涙を浮かべ震える光海君。別の場所で、木に手をつき体を支え涙を浮かべているチュウォン。
『貞明だというのか?今そなたが?けれど、あの子は死んだ。確かに癸丑(ケチュク)年のあの日に』と、光海君。
『はい、その熱い火の中で死なねばならなかったでしょう。まさに、殿下が送った者の手です。けれど、生き残りました。私の代わりとなった内人の犠牲で、粘り強く獣のように生き残りました!ふたたび戻るためにです!
「王室に幼い子はいない。罪のない者もおらず」 その言葉そのままに、私の弟を奪った殿下に、私も必ず、同じものを返したかったからです』と、貞明公主。
当時のことを思い出す光海君。そして、『そうだ、お前だったのだな。公主、そなたが、そなたが生きていた』と言う。
金介屎(キム・ゲシ:김개시)に通りで会い、蛟山(キョサン:교산)許筠(ホ・ギュン:허균)から捕まえねばならないと話す李爾瞻(イ・イチョム:이이첨)。また、殿下は兵曹(ピョンジョ:병조)にいるとも言い、共に迎えに行く。
『そう、そうなのだな。それで私が、そなたの眼差しを覚えていたのだな。こうして生き、こうしてしっかりしていると知らず。それで男装をして火器都監(ファギトガム:화기 도감)に入ったのか?私を、だから最初から私を狙って』と、光海君。
『そのとおりです、はい、殿下ゆえです』と、貞明公主。
『けれど、どうして?それならば私の背中に刃を刺さねば!私の心の臓に匕首を打ち込むまで耐えねば!なのにどうして?私の前でお前を露わにするのだ?私はお前の言うとおり、お前を殺そうとした人だ』と、光海君。
『どうしてかと?母のためです。殿下の手で、このまま母まで失うことはできないからです。あなたに母上まで差し出すことはできないから。それ故むしろ、私を再び殺せというのです。おわかりですか!』と、貞明公主。
『なんと?』と、光海君。
『蛟山(キョサン:교산)ホ・ギュン、その者を捕まえて差し上げましょう。この謀反を企んだ者、このことで殿下を引きずり下ろす者、その者を捕まえて差し上げるので、私の母を生かしてくれというのです』と、貞明公主。
『いまのそれは、どういうことなのだ?私は大妃媽媽(ママ:마마)を害すつもりはない。ママを殺そうというのではない』と、光海君。
『いいえ、そうなるはずです。それが、このことを企んだ理由だから。ホ・ギュンはまず私の母を殺すようにし、続いて殿下を狙います。それゆえお分かりですか?私はいま取引をしようというのです。
ホ・ギュンを捕まえて差し上げるので、私の母を放せというのです・そして、そして次は、それほど願っていた私の命を収めればよいではないですか』と、貞明公主。
そこに尚膳(サンソン:상선)が入ってきて、キム尚宮と、イ・イチョムがやって来たことを知らせる。
『だめだ、阻め、わかったか?絶対に誰も、この子を見ては駄目だ』と、光海君。そして、彼らが入ってくる前に自分から出て行く。
ファイを取り調べようとしたイ・イチョムだったが、あの者は自分が担うとチュウォンが出てきたため、自分の意中をわかっているのかと確認した上で、任せることにする光海君。
『はい、そうであると信じております、殿下。誰も傷つくことを望んでおられないことを』と、チュウォン。
『もう行かねばなりません。私を信じるのが難しいでしょうが、私が安全なところまでお連れいたします』と、チュウォン。涙目の貞明公主。
部屋に尚膳が入ってきて、事が終わるまで無事に守れとおっしゃっていると、光海君の意思を伝え服を渡す。
『準備しなければなりません。まだママを守ることは、私の仕事です』と、チュウォン。
収議では、ホ・ギュンが何を言おうが支持するようにと、イ・イチョムに話す光海君。
尚膳の手引で脱出する二人。これが罠だったら?と、母の無事を憂慮する貞明公主。
収議が始まる。先王の妃で現王の母が謀反に関与したことは前例のないことだお前置きした上で開始する光海君。
イヌは自宅から出るために、父がつけた護衛たちを剣技でひれ伏させる。
大門の前でソンビを引き連れて声を上げる李元翼(イ・ウォンイク:이원익)と李恒福(イ・ハンボク:이항복)。けれど、兵に撤去させられる。
不安げに部屋で待つ貞明公主。
廃妃と廃母は不可能なことだ、子が母を罰することはできないと主張する鄭仁弘(チョン・イノン:정인홍)。
他の者は判で押したように廃妃が適した処罰だとを主張する。そしてそれを指摘する光海君。そこでヨンジェ君が起立し、その処罰には反対で賜死しなければならない、謀反の首領に温情はいらないと言い出す。
大妃は国王の母だと、烈火のごとく反対するホン・ヨン。中原の国の礼を引き合いに出し、できないことがあろうかと反論するヨンジェ君。
大妃を殺す方向に話が進み、貞明公主の言葉の意味を理解する光海君。
そこで、ホ・ギュンが収議により集まった意見書を読み始め、賜死の主張に拍車をかける。
一方、カン・ジュソンは庭請の終わりを部下たちと待っていた。一人の部下が、昨晩主上の怪しい動きを補足したと言って文を渡す。
蛟山(キョサン)と皆の主張は正しいので、大妃の罪を命で払わせるべきだと、打ち合わせ通りに主張するイ・イチョム。
自分もまた厳罰に処すつもりでここに来たが、久し振りに王室と朝廷がひとつになったと、笑みを浮かべる光海君。
昨晩、光海君がファイと会い、イ・イチョムもやって来たことを知り、ことが失敗することを悟るカン・ジュソン。
『王を害そうとした者は国の仇だ』など、起立しているそれぞれの者の主張を復唱し、私のための一つの意志なのか?と問う光海君。
『そうだ、もう血の宴を始めよ、主上。お前が望んだ状況ではないのか?』と、心の中でつぶやくホ・ギュン。
『良いな。ありがとう、皆の者。卿らと宗親がこのように私を囲んでいると知らなかった、その忠心に涙がでる思いだ。
故に、そなたたちの忠情を信じ、決断を下すゆえ、
この謀反に関わった者は、そのすべてを許さず、皆斬首する。また、このことをかばう者はすべて流刑に処すゆえ。
しかし大妃は、逆党の首魁の大妃は、賜死しない。たとえ罪人でも、死を問わねばならずとも、母には望まないゆえ』と、光海君。
それに対して、そうなれば王業は?と、異を唱えるヨンジェ君。
『いや、そうしても王業は揺れないはずだ。考えてみてくれ。皆がこのように私を気にかける状況で、何が怖いと?
故に大妃は廃位すること無く、その生命もまた持ちこたえさせる。』と、光海君。
ただし、その地位は格下げし後宮とし『西宮(ソグン: 서궁)』と名付ける。また、自分の前で賜死や廃位を論ずることを禁ずる。
反対意見が止まない中、撤収していく光海君。
華政(ファジョン:화정)第18話あらすじ後半に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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