ハ・ジウォン(하지원)、チュ・ジンモ(주진모)、チ・チャンウク(지창욱)主演の韓国ドラマ
奇皇后(キ・ファンフ:기황후)の第25話感想&あらすじ前半です。
あらすじは韓国での放送時のものです。
- 放送開始日:2013年10月28日
- 放送局と曜日:MBC月火ドラマ 50話予定
- 第25話放送日と視聴率:2014年1月27日:視聴率:22.8% 視聴率推移 → 韓国ドラマランキング
奇皇后あらすじ
位牌
『高麗奇氏承梁之神位』というスンニャンの位牌に祈りを捧げるワン・ユたち。間者等からの報告で、偽の交抄(キョチョ:교초)がすでに元にまで蔓延しているとの報告を受けるワン・ユ。
遼陽行省(ヨヤンヘンソン:요양행성)に送った悪小輩(アクソベ)たちも、まだ犯人の洪家(ホンガ)の正体を把握しきれていない。
内官がやってきて、タンギセが燕京に発つことを伝える。しばらくここに留まるというワン・ユ。新婚なので当然そうしろ、父に伝えるからおいおい来ればいいというタンギセ。ワン・ユは遼陽行省に行くことを部下に伝える。
後宮競選
後宮候補の中にヤンイ(スンニャン)を見つけ言葉を取り戻すタファン。けれど、次の言葉が出てこない。皇太后は努力しようとするなと、タファンをなだめる。
タナシルリがやってくる。自分も審査官になるというのだ。内命婦(ネミョンブ:내명부)の法度で皇后は関与できないという皇太后だったが、公正を期するのが父の意思だからと居座る。あえて拒否しない皇太后。そして、試験によって選別するという。
皇太后が候補を一旦下がらせた際に、トンマンはスンニャンを引っ張っていく。一体どんな考えで、この死地に戻ってきたのかと声を荒らげるトンマン。同僚が目の前で非業の死を遂げたとスンニャン。その恨みを晴らすのかとトンマン。
『晴らすことができるならはらさなければ』と、スンニャン。一人の力では不可能だし、また大きな災いを呼ぶことになると、トンマン。そして、後宮競選を諦めろという。
スンニャンは死んでいった同僚たちに託された家族への手紙を取り出し、自分も怖く、二度と来るまいと思っていたが、自分だけ生きたからと、逃げることができなかったという。
続けて、貢女の不幸が繰り返されることを阻止するためだけにでも、誰かが力を育み、あいつらと戦わなければならないのだと訴える。
自分は太監としてすべきことをするのみだというトンマン。
けれど、高麗人としての心情は理解しているというスンニャン。続けて、手助けしてくれとは言わないが、自分が欲心のために来たのではないことをわかってくれという。
その後、その手紙を読み涙するトンマン。
タファンとの再開
ヤンイの居場所を調べろとタファン。コルタはタファンの言葉が完全に戻ったことを喜ぶ。けれど、タファンは当分の間、回復したことを秘密にしておけという。そして、スンニャンを呼ぶ。
やって来たスンニャンを抱きしめ、『生きていたのだな。生きていた。この間、わたしの心情がどうだったのかわかるか?生きていても生きていなかった。寝ても寝ておらず、食事をしても食べていなかった』と、タファン。
『離してください』と、スンニャン。『いやだ、二度とおまえを手放しはしないぞ、二度と』と、タファン。『陛下の胸に抱かれるために、宮廷に戻ってきたのではありません』と、スンニャン。
それならどうして後宮競選を受けるのだ?と、タファン。ヨンチョルの権力を奪いたいと、スンニャン。『わたしの復讐を利用するというのか?』と、タファン。
『陛下の復讐はわたしの復讐でもあります。陛下が助けてくださるなら、わたしもまた、心から陛下にお仕えします。私に許しを請いたいとおっしゃったでしょう。わたしがいま、その機会を差し上げます』と、スンニャン。
『変わったな』と、タファン。誰であろうと自分と同じ目に合えば変わると答えるスンニャン。もう復讐をするつもりはないというタファン。けれど、しなければならないと、スンニャン。やめろというタファン。
時間が来たためコルタが会話を遮る。難しいことがあれば助けるから、なにかあればコルタに言えとタファン。退出するスンニャン。
遼陽行省
メバク商団は活発に奴隷の商いをしている。ムソンはメバク商団が護衛武士を募っていることをワン・ユに報告する。チョムバギはホンガが現れたことを報告する。『そこはどこだ』と、ワン・ユ。
そことは妓房(キバン:기방)だった。ヨンビスが女の格好で着飾っている。そこに行首(ヘンス)と呼びホンガがやってくる。ヨンビスの部下だ。正体を悟られないように隠れていたのだが、しびれを切らして偽札を出してくれと要求している。
ホンガが動くという情報を入手したワン・ユたちは、夜道で彼らを襲う。跪かされたホンガだったが、メバク商団の者を揺さぶっておいて無事に済むと思うかと強がる。
ホンガがおまえか、おまえが偽札を作っているところはどこだ?と問うワン・ユ。そんなことを言うと思うかとホンガが言ったところで、あっけなく斬るワン・ユ。
どうして斬ったのかと問われたワン・ユは、直接メバク商団を相手にするのだという。そして、彼らが護衛武士を募る日に、この死体を送れという。
皇太后とタナシルリが後宮選定について話している。まずは観相を見るという皇太后。次は問題を出すというが、それは自分がやるというタナシルリ。そうしてくれと皇太后。
今までとは違う皇太后の態度を指摘するタナシルリ。純粋な人ならあなたの笑みに騙されるでしょうと言う。皇太后はさも優しげに、心からいう言葉だからよく聞いてくれと、ずっとそんな様子なら、み誰も味方につかないという。
最後の問題は国立教育機関である国子監(ククジャガム:국자감)から出題してはどうかというタナシルリ。そうしてくれと言い退出する皇太后。
ソ尚宮に何名通すつもりかと問われ、ただの一人も通さないと答えるタナシルリ。そのために難問を用意する考えなのだ。
(※字幕では国子監が國子感となっていたが、字幕の間違い。國子監が正しい)
タナシルリの驚き
後宮候補たちはスンニャンを高麗の貢女出身だと蔑む。いい言葉を使っているうちに出て行けと言われたスンニャンだが、あんたたちも自分の役割をうまくしろという。それでも、二人ほどはスンニャンをかばう。
そこにタナシルリがやってくる。『みな、顔が美しいな』と、タナシルリ。けれど、それが毒にもなると心のうちでつぶやく。その直後、スンニャンを見て驚愕する。『おまえがどうしてここにいるのだ?』と、タナシルリ。答えないスンニャン。
すると、そこに皇太后が入ってきて、ペガン将軍が送ってきたのだという。行省主の権限なのでどうしようもないという皇太后。
第一の試験 観相
まずは観相を見る。けれど、観相見が来ていない。タナシルリは皇太后の影響を避けるために、画工を呼び絵を描かせ、それを観相見に見せるという方式をとったのだ。こうすることで、誰が誰の娘なのか全くわからない。その後、スンニャンの絵を見て驚く観相官。
そのことを聞き焦るタファン。自分が見てもスンニャンの観相はいいので心配しないでくれというコルタ。
結果が出る。7名が残ったがスンニャンの名前も最後に呼ばれ、スンニャン側の人間は喜ぶ。あまりにも多い合格者に憤るタナシルリ。これは、スンニャンがタルタルに話し、皇太后が事前に合格させたい者に髪飾りをさせていたのだ。
タファンも結果を聞き喜ぶ。皇太后は高麗でも彼女が陛下を助けたと聞くし、今回も彼女の知恵がなければどうなっていたかと、スンニャンを褒める。今回は後宮を決めるだけではなく、陛下の権力を強力にすることにもなるから、心を安らかにしてくれという皇太后。
タファンが正気でないことをいいことに、禅譲を企んでいるヨンチョル。そのことを思いだすタファン。コルタはどうして皇太后の前でも離せないふりをするのかと問う。後に話すというタファン。
皇太后はファンガク寺の事件のことをタナシルリに告げる。誰の仕業か明らかにはなっていないが、おそらく、天が大きな罰を与えるでしょう、南無阿弥陀仏と言い、去っていく。憤るタナシルリ。
奇皇后 第25話後半へと続く
- 奇皇后OST Part.1 刺の愛(カシサラン:가시사랑) 4men
- 奇皇后OST Part.2 愛の風(サラン パラム:사랑 바람) 왁스(Wax)
- 奇皇后OST Part.3 愛しています(サランハムニダ:사랑합니다) XIA
- 奇皇后OST Part.4 一度だけ(ハンボンマン:한번만) ソユ(소유)
文責:韓国ドラマあらすじ団
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