大韓帝国軍隊解散と南大門戦闘 ミスター・サンシャイン 第22話視聴感想 イ・ビョンホン、キム・テリ主演韓国ドラマ

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イ・ビョンホン)、キム・テリ、キム・ミンジョン、ユ・ヨンソク、ピョン・ヨハン主演のキム・ウンスク脚本によるtvN韓国ドラマ

ミスター・サンシャイン(미스터 션샤인)

の第22話視聴感想(一部あらすじ含む)です。

 

 

ミスター・サンシャイン

 

 

 

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ミスター・サンシャイン(미스터 션샤인) 作品データ

  • 韓国tvNで2018年7月7日から放送開始の週末ドラマ
  • 脚本:キム・ウンスク(김은숙) 『トッケビ』『太陽の末裔』『シークレット・ガーデン』
  • 演出:イ・ウンボク(이응복) 『トッケビ』『太陽の末裔』
  • あらすじ:辛未洋擾(シンミヤンヨ:신미양요:1871)時に軍艦に乗船しアメリカの地を踏んだある少年が、アメリカ軍人の身分で、自分を捨てた祖国である朝鮮に戻り駐屯し、そこで起きる出来事を描いたドラマ

 

 

 

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ミスター・サンシャイン 第22話視聴感想

まずは視聴率を。

16.588%と、先週より0.088%上昇。

なんとか自己記録を更新しました。

 

dyerware.com


 

※ブルーがトッケビ、ピンクがミスター・サンシャイン。17話以降トッケビは急降下しているように見えますが、トッケビは全16話です。

 

首都圏視聴率も含めたグラフはこちら → 韓国ドラマランキング ※昼すぎに更新予定

 

トッケビの視聴率グラフはこちら → トッケビ 視聴率 第15話16.917%、最終回18.680%でケーブル系1位 20170121

 

 

大韓帝国軍隊解散と南大門戦闘

第22話では多くの史実が盛り込まれていました。

フィクションと混ざっていると、どこまで史実なのか区別できず、こんがらがってしまいますね。

例えば、軍隊解散時にお金を配っていたシーンなどは、手渡しだったのかは置いておいて、金銭の給付自体は史実で、知らなければ「そんなことする?」と思ってしまう描写です。

また、日本軍と韓国軍の戦闘も実際に行われました。

 

では、当時の状況を時系列で追っていきましょう。

 

 

1905年11月9日   伊藤博文が特命全権大使として訪韓

1905年11月17日  第二次日韓協約・乙巳条約(ウルサジョヤク:을사조약)を締結。
これにより、事実上、大韓帝国は大日本帝国の保護国となる。
不平等条約ということで、乙巳勒約(ウルサヌギャク:을사늑약)とも。

1905年12月21日  統監府設置、伊藤博文が初代統監に。(1910年以降、韓国統監府)

1907年6~7月   ハーグ密使事件 万国平和会議に高宗が密使を派遣。外交復権を試みるも失敗。

1907年7月20日   退位式 密使の件を追求された結果、高宗は強制退位させられる。

1907年7月24日  第三次日韓協約

1907年7月31日  純宗による軍隊解散詔勅(日本側が作成)

1907年8月1日   漢城から軍隊解散を決行 → 南大門戦闘(ナムデムン チョントゥ:남대문 전투)

 

 

南大門戦闘

南大門戦闘の様子。当時のフランス紙の描写

 

 

 

南大門戦闘

軍隊解散に際し、皇帝の下賜金が配られる。

下士80ウォン、1年以上勤務した兵卒50ウォン、1年未満の兵卒には25ウォン。

1907年8月1日午前11時、東大門訓練院(トンデムン フルリョヌォン:동대문 훈련원)

素手で練習すると武装解除した兵士と将校を召集し、軍部協辦ハン・ジンチャンが純宗の軍隊解散詔勅を朗読。

その場で一人ずつ階級章を取った。

周囲は日本軍憲兵が重武装で兵士を包囲していた。

その後、軍隊解散は全国的に実施される。

 

この過程で侍衛隊(シウィデ:시위대)1連隊1大隊長、朴勝煥(パク・スンファン:박승환)が自殺。

憤った侍衛隊2個大隊が日本軍と市街戦を繰り広げたが結局鎮圧された。

行き場を失った兵は義兵化、いわゆる丁未義兵(チョンミウィビョン:정미의병)となる。

1905年の乙巳義兵(ウルサウィビョン:을사의병)に比べ、規模も戦闘能力も格段に上がったものの、日本軍に抗うことができず、後に掃討作戦を敢行され収束する。

 

拳銃自殺した朴勝煥(パク・スンファン)は殉国志士として、1962年に大韓民国建国勲章大統領章が追叙され、2003年8月に護国人物に選定されています。

このあたりの韓国人のメンタリティーが???なんですよね。

最後まで戦った名もない義兵たちのほうが称賛にふさわしくないですか?

死の直前まで戦う姿勢を見せていたようなのですが、それなら最後まで戦いましょうよ!

 

 

1910年の併合に向けて、国を憂いた者にとっては、辛い現実が待っています。

ドラマの登場人物たちは、これからどうなるのでしょうね?

ラスト1週です。

サッドエンディングなのか、それとも・・・。

 

あらすじは例のごとくボチボチと。

今回の台本は文字数が多い気がする(汗)

 

文責:韓国ドラマあらすじ団

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