チャン・ヒョク(장혁)、オ・ヨンソ(오연서)、イ・ハニ(이하늬)、イム・ジュファン(임주환)主演のMBC月火ドラマ
輝いたり狂ったり(ピンナゴナ ミッチゴナ:빛나거나 미치거나:邦題 輝くか、狂うか)
の第16話視聴感想(あらすじ含む)です。
輝いたり狂ったり(邦題:輝くか、狂うか) キャスト・登場人物紹介 チャン・ヒョク、オ・ヨンソ主演韓国ドラマ
輝いたり狂ったり(邦題:輝くか、狂うか) 作品データ
- 韓国MBCで2015年1月19日から放送開始の月火ドラマ
- 脚本:クォン・インチャン(권인찬)、キム・ソンミ(김선미)
- 演出:ソン・ヒョンソク(손형석) 『2Weeks』『個人の趣向』
- あらすじ:高麗時代の呪われた皇子と捨てられた姫が宮殿の中で展開するロマンスを描いたドラマ
- 第16話視聴率12.9%
輝いたり狂ったり(邦題:輝くか、狂うか)16話視聴感想(あらすじ含む)
できれば13%台に乗せたかった視聴率ですが、今一歩届きませんでした。
全編を通じてシーンごとのつなぎがイマイチなような気がします。結構ぶつ切り感があるんですよね~。これを新しい表現手法と取るか稚拙な技術と取るかは意見がわかれるところでしょう。
では、あらすじをダイジェストで。
解毒剤を受け取るために男装してヨウォンに会いに行くユル。密かにユルを尾行するワン・ソ。するとユルは何者かき馬で連れ去られてしまう。ワン・ソが必死に追うも奪取がかなわなかった。
チョンヘ商団に戻ったワン・ソは、兵に囲まれている状況を目にする。中に入ると官吏がおり、商税の脱税の通報があったということで、商団幹部を聴取しているところだった。
聴取と言ってもワン・シンニョムの書いた筋書き通りに動いているだけで、厳罰を避けたければ、商団の権利をワン・シンニョムの息のかかったプンウ商団に全て移せというものだった。
また、ニセの出納帳を取り出した上に、仕込んだユルの手紙を発見してこれみよがしに読む。これ以上高麗で商団の運営は続けられないので、官吏たちの言うようにしてくれ、自分は先に発つというものだった。
もちろん誰もこの置き手紙は信じない。ワン・ソはヤン団主に皇命を受けた監督官として、権利の譲り渡しの書類に印を押すなと厳命する。
その後、各自でユルの置き手紙お探すことに。ワン・ソは婚礼服の老いてある場所のことを思い出し、そこで置き手紙を見つける。
『おそらく、ソソ兄貴がこの手紙を見たのなら、私に変事が起きたということでしょう。解毒剤はヨウォン公主のところにあります。皇帝陛下に毒を盛ったのももまた、ヨウォン公主です。毒のせいで変わった金牙石の腕輪をヨウォン公主もお持ちです。金牙石の腕輪がその証拠になるでしょう。それと、開封でのあの件はヨウォン公主もご存知です』
若い官吏は買い入れた275人の奴婢のうち35人しかいないことに気づく。そして、200命以上の不明者が気になっている。
ワン・シンニョムのやりように反抗し食って掛かるウク。そんな皇帝はいらないから互いの道を行きましょうと、ワン・シンニョム。ユルを守るためにカカシの皇帝になると誓うウク。
ヨウォンはユルを殺せと言い、自分は生かせといった、セウォンはどうするだろうか?と、ワン・シンニョム。
ユルが気が付くと小屋の中にはセウォンとヨウォンがいた。羞恥心が何なのかお前に経験させてやろうというのだと、ヨウォン。自分にとっての羞恥とは踏みにじられ引き裂かれ何もできないことだともいう。
それは、ワン・ソのことを示唆していた。そして、ユルのせいでチョンヘ商団の団員が路頭に迷うこと、それに対してユルが何もできないということで復讐しているのだ。
更にヨウォンの言葉は続く。力は生き物であり、皇帝にしたように私にも傅くべきだった、それができなかったことがお前の罪だと。
ワン・ソ殿下が皇帝になるのを望むのか?殿下は皇帝になる運命だ、また自分は、殿下が皇位に上がるのに必要な人間だ、だから放してくれ、自分と商団が生き残ってこそワン・ソも力を得ることができる、ワン執政の治世では黄州家門の力では不足なのは誰よりもご存知では?と、ユル。
恐れもなくお前ごときがそのようなことを口にするのか?と、激昂するヨウォン。そして、ヨウォンに行けという。けれど、セウォンから逃げられればという条件付きだった。もちろんそんなことはできるはずもなく肩を落とすユル。
以前拉致されたチョンオクからの情報を得て、ユルを探しに行くワン・ソ。
ユルはセウォンから斬られる寸前だ。冷毒の影響で弱っているユルは、死んで家族に会った時に感謝するべきか謝罪すべきかと話しだす。その話の中で、兄は生まれて間もない自分に会いに来る途中、契丹族に襲われたと話す。
この言葉でセウォンの記憶が紐解かれる。隙を見て逃げるユル。けれどすぐに追いつかれる。セウォンは渤海(パレ:발해)の皇宮で生まれたのかと問い、頷くユルを見て何もせずに去っていく。
ワン・ソがユルを見つける。直後にウクも到着し薬を飲ませると、ユルは意識を取り戻す。
ユルを商団に送り届けたあと、行くところがあると言い去っていくワン・ソ。
契約書に判を押す直前にユルが戻ったことで事なきを得るかに見えたが、ニセの帳簿を本物だとウクが証言したことで、再び商団に危機が迫る。
ウクにしてみればユルを守るために取った行動なのだが・・・。
ヨウォンと対峙するワン・ソ。ヌイ(姉または妹)と呼び、自分の実兄であなたの異母兄、父上の息子にどうして毒を盛ったのかと問い詰めるワン・ソ。
『あなたは人じゃない』
それに対して、それほどまでにあなたが守りたい兄は、異母兄の恵宗(へジョン:혜종:第2代皇帝)弑逆に加担し、かつてウクが殺されそうになった時も、あなたの外家・忠州家門のしわざだった、王室に生まれれば、互いが互いを殺しながら生き残らねばならない、獣のようにと、ヨウォン。
さらに、金剛山で育ったのがそんなに悔しい?それで父上を恨んでいるのか?と続ける。そして、自分たちが獣のように過ごした日々を人間らしく生きたことに対し、父に感謝すべきだともいう。
その結論は、このような状況を作った父・太祖(テジョ:태조)を非難しろというものだった。そして、こんな状況が死ぬほど嫌なら、ワン執政よりも誰よりも強い、より強力な皇帝になってくれ、自分こそがそんな皇帝を狂おしく望んでいると、ヨウォン。
『兄弟を取り喰らいその上にのぼった者が、それが皇帝か?』と、ワン・ソ。
『殿下を生かすために副団主を殺そうとしました』と、ヨウォン。
輝いたり狂ったり(邦題:輝くか、狂うか)17話視聴感想(あらすじ含む)に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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