相続者たち　あらすじ（ネタばれ含む）第19話 2/5

イ・ミンホ（이민호）とパク・シネ（박신혜）が主演する水木ドラマ・相続者たちのあらすじ（ネタばれ含む）第19話2/5です。

原題：王冠をかぶろうとする者、その重さに耐えろ　相続者たち

（ワングァヌル スリョヌンジャ、ク ムゲルル キョンドョラ　サンソクジャドゥル：왕관을 쓰려는자, 그 무게를 견뎌라 – 상속자들）

相続者たち　キャスト＆登場人物　簡易版 

 

相続者たち　あらすじ

本当の誕生パーティー

『これから本当の誕生パーティーをしに行こう。34階に。母さん、家を出たんだ』と、タン。『奥様が？』と、ウンサン。『家を出ても閉じ込められているんだ。息子の誕生日にも来なくて。オレ達が行こう』と、タン。笑顔で頷くウンサン。

キエの部屋のチャイムが鳴る。キエがドアを開けると、ろうそくに火をつけたケーキを持つタンが立っていた。

『息子～』と喜ぶ消え。続いてウンサンが、『お元気でしたか？』と挨拶する。『あら、ウンサンなの？あなたソウルにいたの？あなたとあなたの母さんはああして去っておいて、どうして連絡の一つもないの？ところで、あなたの服・・・もしかしてあなた、この子を連れてパーティーに行ったの？』と、キエ。

『母さん、オレ、誕生祝いから。ろうそくが燃え尽きるよ・・・入ろう』と、タン。

 

『誕生日おめでとう、息子。母さんの息子に生まれてくれて、本当にありがとう』と、キエ。『オレもだよ。オレ、ろうそく消すよ』と、一気に吹き消すタン。

『あら、この子ったら、お願いして消さないと。お誕生日の歌も歌って』と、キエ。『お願いはもうしたよ。何かは秘密だ・・・ちょっとじっとしておいて』と、ネックレスを取り出してキエにつけようとするタン。

『この子今何してるの？』と、小声でウンサンに問うキエ。『なにかすごく輝いて美しいものを取り出しました』と、ウンサン。それは鍵の形をしたネックレスだった。

『産んでくれてありがとう。母さんがキム・タンの母として過ごす時間が幸せであることを願って』と、タン。『それなら、母さんはすごく幸せでしょうね。今も幸せで。ありがとう、息子・・・ところであなたたと、そのパーティーからどうやって生きて戻ってきたの？』と、キエ。

『父さんが見て（会って）くれたんだ』と、タン。『見るだなんて、負けただけね。わたしもあなたの父さんに負けないわ』と、キエ。『父さんが母さんにも見てくれてるようだよ。母さんがここにいることを父さんは知ってる』と、タン。

『なんですって？・・・（ウンサンに）あなたの母さんはどこにいるの？あなたは今どこにいるの？』と、キエ。

 

再会

トンヘへ行くウンサンとキエ。道まで出て待っているウンサンの母。『おばさん！』と、車を降りてウンサンの母に抱きつくキエ。

『どうしてこうなの？どうしてわたしに一言もなくこうして行くのよ！悪いわ！いくらわたしがちょっと良くない振る舞いもして、そうなのでしょう。憎い情というのもあるのに』と、キエ。

『憎くないです。わたしが手紙を書いて置いてきたじゃないですか』と、ウンサンの母。言葉にするウンサン。

『わかってるわ、たっぷり3行。わたしがたっぷり3行にどんなに泣いたか、悔しくて死にそうだわ。は～、どうしてこの間、顔が半分になったのよ？（げっそりしたのよ）。なんだかんだ言っても、わたしの懐が最高でしょ？おばさん』と、キエ。

笑い泣きした顔で頷くウンサンの母。『それで、家はどこなの？寒いわ』と、キエ。

腕を組み家へ向かう二人。『おばさん、正直、わたしに会いたかった？会いたくなかった？』と、キエ。笑顔で頷くウンサンの母。『ウソね。それならどうしてメールの一つもしないの？』と、キエ。

『あ、わたし。今着いたの。二人は完全に抱き合って争いもなかったわ。わたしの彼氏はどこなの？』と、ウンサン。『チャッ！ヨンドに会いに来たんだ。話があって』と、タン。『そうなんだ』と、ウンサン。

『明日、迎えに行くお前と、お母さんと、ウチよ。の母さんと。ウン、明日会おう』と、電話を切るタン。

 

ヨンドとの和解

ヨンドの部屋。『あ～、何をこうして灸を据えるんだ？』と、ヨンド。『オレの母さんの話』と、タン。『するな・・・。オレたち、すまないとかありがとうとか、するのはやめようぜ、互いに』と、ヨンド。

『ありがたく、すまなかった』と、タン。『あ～、それならオレの何がいいんだ？』と、ヨンド。『お前は何もだめでいいさ。オレがそうだって。行くぞ』と、タン。

『おい』と、ヨンド。『出てくるな』と、タン。『オレの母さんは・・・お前のせいで逃したんじゃなくて、先に行ったんだ。ただ。けれどオレは、その憎しみにおまえが必要だったし・・・ただ、そうした・・・』と、ヨンド。『わかってる。行くぞ』と、タン。

 

出入り禁止

ミョンスの作業室でタンとウンサンのツーショットを見るヨンド。そのことに気付き焦るミョンス。『いつ来たんだ？飯は？』と、ミョンス。『もう全部見たんだけど』と、ヨンド。

『見たんだな・・・。おい、オレがああも、なんて言った？初恋は叶わないって。言ったか？言わなかったか？強制終了される前にオレの話を聞けばよかったじゃないか』と、ミョンス。

『強制終了じゃないぞ』と、ヨンド。『お～、笑わすな』と、ミョンス。『どこが笑える？』と、ヨンド。『オレが、初恋を失敗したお前のために用意した』と、ポスターを見せるヨンド。

『キム・タン、チャ・ウンサン、犬、出入り禁止、主人敬白』と、書いてある。『ドアの前につけておくよ』と、ミョンス。『犬は抜けよ。犬になんの罪が』と、ヨンド。『そうだろ、やはり、チャ・ウンサン、あの子は抜かなくちゃな。おい、だけど、お前の初恋なのに』と、ミョンス。『死ぬぞ！』と、ヨンド。

※ヨンドが言ったケ（개）は犬のことで、ミョンスが勘違いしてケ（개）に横棒を一本付け足したケ（걔）は『その子』と言う意味。ウンサンに罪はないとヨンドは言ったのに、ウンサンを強調したミョンスに怒ったとも取れる。

 

急に柔道の練習に励むヨンド。『突然なぜこのように熱心なんだ？』と相手。『反則使わずに父さんに必ず勝たなければならないので』と、ヨンド。『お前の実力では到底望めないだろう』と、相手。『さらに熱心にやります』と、ヨンド。

 

浜辺の刺身屋で

『そうだからといって、家を出てどうするんですか？技術があったとして、年齢が若く、世間を恐ろしいということを知らずに、ふ～』と、ウンサンの母。『おばさん、今、ここ、感嘆符が2つよ！気分悪いわ～・・・コップもさっきから空なのに、用意してくれなくて、悪いわ！』と、キエ。

『わたしも、まあ、わたしの人生がこうなることをわかってた・・・他の女の家、他の女のかばん、他の男の夫・・・それを持ちたかった罰・・・一人の男の妻も・・・わたしの息子の母も・・・なってみることができなかったわ、わたし』と、涙を浮かべてしんみりと話すキエ。酔っている。

『わたしちょっとトイレへ』と言い、席を外したかと思うと、浜辺で号泣している。そばに座るウンサンの母。

 

他の男と

ウンサンがカフェに入る。『おまえ、どうしてわかってきたんだ？オレはたった今電話をしようとしたところなのに』と、タン。『いつ来たの？わたし、あなたに会いに来たんじゃないんだけど』と、ウンサン。

『それならどうして来たんだ？』と、タン。『ある男性に会いに』と、ウンサン。『くそ、誰だ？こんな夜中にどんな奴に・・・』と、タン。そこに入ってきたのはウォンだった。肩をすくめるウンサン。

『おい、そんなのがどこにあるんだ？どうしてそこに引っ越す？』と、タン。『メイドルーム以前に戻るのがわたしにとって始めであって日常だから』と、ウンサン。

『ただ、アパートに入れば？おまえが受けた傷と壊れた日常が、金で治癒するということはないだろうけど、保証だと思って』と、ウォン。

『引っ越しの問題は母さんと十分に議論して、元々住んでいた街に行くって結論を出しました。ただ、応援してくださったことだけでも、心強くありがたいです』と、ウンサン。

『応援したこともないんだが。誤りを正すというだけで』と、ウォン。『単にちょっとアパートに入って住むというのはダメなのか？オレがお前をそこに隠そうと、兄さんとどんな取引をしたかわかったら・・・いいわ！とにかくは入れよ』と、タン。

『わたしがどうしてそこに入るのよ。あなたといつ、どのようになっているのか知って・・・わたしたちが別れたら、そんなのは整理する問題が複雑になって・・・』と、ウンサン。

『何？』と、タン。『わたし、本当にアナタなしでは死にそうで会っているけど、事実そうじゃない？先の日をどうやってわかるの？』と、ウンサン。『オレもお前なしでは生きられないんだよ。それがオレ達の先の日（未来）なんだよ、ば～か！』と、タン。

『ちょっと、お前たち・・・』と、ウォン。『兄さん、黙ってて。オレがいいようにするから。おまえ、ほんとうにこうするのか？』と、タン。

『千年万年、幸せだという保証がどこにあるの？わたしがあなたにウソを付くこともできるし』と、ウンサン。『うるさい！、おまえダメだ。ついてこい！兄さん先に上がって！』と、ウォンを置き去りにして席を立つ二人。

 

相続者たち　第19話3/5に続く

※１～３話のあらすじとキャストの詳細は、韓国ドラマランキングにあります。

文責：韓国ドラマあらすじ団