クリーニング屋に帽子を取りに行っている死神。
あの帽子はほんとにいい、イタリア製なのかと、店主。
メイド・イン・ヘブンですと、死神。
あ~、通りで・・・と、店主。
ソニから電話がかかる。
調査はまだなの?と、ソニ。
怠ってはいなかったのですが、はい、まだと、死神。
複雑な調査のようね、今何をしていたの?と、ソニ。
ソニさんの手を、もう一度握ろうかやめようか、悩んでいましたと死神。
狂っちゃう、それじゃあ、今日握ってはダメ?一歳でもより幼い時にと、ソニ。
今日ですか?と、死神。
一旦家に戻り出かけようとする死神。
今後連絡しないでとソニが言っている近未来を見てしまい・・・今日なのか?と、トッケビ。
何が?と、死神。
コートを着ないというのはダメか?と、トッケビ。
どうして?変か?と、死神。
いいや、オレのの助言がお前の今日に変数となるかと思ったんだけど・・・靴でも楽なものを履いて行けよ、帰ってくる道が遠いから・・・服は変だぞと、トッケビ。
福を受けた女!と、12月31日にデートするソニを羨ましがる友人。
今日のデートコンセプトは甘く温かくと言ってメイクをするソニ。
いつものように人を避けながら待ち合わせ場所に到着し・・・遅れてすみません、人が多ければ歩くのが大変でと、死神。
それでも一歳さらに多く歳を取る前に来たわね、普信閣(ポシンガク)の方に歩こうか?と、ソニ。
その前に、手をちょっと握りますと、死神。
ん?こんなに早く?こんなにすぐ?と、ソニ。
待つには、私がとても気になってと、死神。
人の進歩がほんとに変でしょ?わけもなく弾きたいわ、手を握りたい?私の手?と、ソニ。
はいと、死神。
私もよ、私も手も握りたくて、抱擁もしたいわ、キム・ウビンさんと・・・だけど少なくても、私が誰の手を握るのか
、誰の懐に抱かれるのか知って抱かれるべきでしょ?まだ私の質問に答えてくれてなかったじゃない、正体が何なのよ、キム・ウビンさん?・・・
私の本名をどのように知ったのか、まだ答えてくれてなかったし、かっこよくて越えていくのは今年までなんだけど、2時間後には来年で・・・とても無理な要求なの?と、ソニ。
すみませんと、死神。
分かったわ、それじゃあ、やめましょうか私たち、道の内側に追い詰めるのも、シャーペンで数学の問題を解くのも可愛く、すべて良いんだけど、これ以上ダメでしょうね、そのまま私がフラれるわ、 今後連絡しないで、偶然会っても挨拶せずに・・・ハッピーニューイヤー!と、言い去っていくソニ。
出かける準備をしているのに、ウンタクが部屋から出てこないのが気になって仕方ないトッケビ。
するとウンタクが出てきて部屋をノックしてくる。
どんな用だ?寝ているのに?と、トッケビ。
コートとマフラーをしたままだ。
そうやって?と、ウンタク。
ああ、オレはもともとこうして寝るんだ、どうして?と、トッケビ。
わかったし、おじさんよく聞いてと、ウンタク。
なにを?と、トッケビ。
時計の鐘が鳴り終わる。
おじさん、12時ゴ~ン!1月1日新年!私たった今おとなになったわ!キャ~!!と、ウンタク。
それで何だ?どうしろと?服はどうして整えてきたんだ?と、トッケビ。
先約があって、出て行こうと、私もう、おとなだから!と、ウンタク。
お前、わ~、この真夜中に何の先約だよ、お前一体正気・・・と、トッケビ。
おじさんとの先約だけど?と、ウンタク。
すくっと立ち上がり・・・それで服をびしっと着て、さっきから私が!え!と、トッケビ。
ばか、そんなことも言わないといけない?と、ウンタク。
ああ、今後はそうしようぜ、人の血を涸らさずに、出ていこうって?何をしたいんだ?と、トッケビ。
してくれるの?と、トッケビ。
何だろうと、お前がしろと言うのならそれまでしてと、トッケビ。
おじさん、お酒よ、お酒お酒、お酒奢って!ポジャンマチャ・焼酎・砂肝・浪漫いっぱい!どうしたの?それじゃあ行きましょう!浪漫酒!と、ウンタク。
さあ、大人同士乾杯!と、ウンタク。
お前大丈夫なの・・・と、トッケビ。
言葉が終わらないうちに一気に飲み・・・あ~ウグ、浪漫的よ!あ~ニガ!焼酎はもともとこうなの?と、ウンタク。
酒はもともと全て苦いさ、それが甘くなれば、ほんとのおとなになるのであってと、トッケビ。
二杯目にチャレンジして・・・お~、あま・・・ニガ!と、ウンタク。
微笑むトッケビ。
すると、先日トッケビにやり込められた自転車の男が、仲間を引き連れて現れる。
トッケビだけでなくウンタクも余裕の表情だ。
一人で飲むなよと言って、チンピラを片付けに行く。
オレたちの戦場は外だ、出ろと言い、瞬間移動する。
言いつけを守らず、一人で飲み始めるウンタク。
街で有名なワルなので、心配するポジャンマチャのおばさん。
大丈夫よ、どこかへ行ってやられてしまう両班じゃないわ、おばさん、焼酎もう一ビン!と、ウンタク。
久々にクラシックに相手にしてみようか?前職が武臣だったんだよ、オレがと、トッケビ。
オレは現職が無職だ、この野郎!お前のせいで!と、男。
大丈夫(テジャンブ)の人生をそうして使うのか?おまえたちも同じで、だから今日見逃しててやらない理由だ、痛いはずだ、我慢するなり!と、トッケビ。
バトルが始まる。
前職武臣が圧倒的に強い。
眺めながらウンタクの酒が進む。
さあ、初めからまた、浪漫をはじめてみましょう!と、乾杯するウンタク。
まだ浪漫的か?と、トッケビ。
さっきよりもっとよ!淡い明かり、素朴なおつまみ、苦い焼酎、悲壮な情緒、随所に浪漫がいっぱい!ぴったり一つだけさらにあれば完ぺきなのにと、ウンタク。
なんだ?と、トッケビ。
初キスよ!と、ウンタク。
何?と、トッケビ。
その時のそれはチューだから、動くことなく~!・・・と、椅子ごとトッケビの隣に移動して、トッケビに顔を近づけるウンタク。
時間を止めるトッケビ。
は~、はぁ~と、息をつくトッケビ。
汚いわ!と、ウンタク。
お、お前!と、トッケビ。
私がトッケビの新婦なのを忘れたの?かからないって、私!と、ウンタク。
はぁ~と、トッケビ。
んんんん!絶対に避けられないという意味でしょと、ウンタク。
避けないんだけど?一度避けるのも難しかったと、トッケビ。
そして、キスをする。
完璧だわ!と、ウンタク。
コメント