夜を歩く士 最終回(第20話)あらすじ2/2 イ・ジュンギ、イ・ユビ、シム・チャンミン主演韓国ドラマ

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イ・ジュンギ(이준기)、イ・ユビ(이유비)、シム・チャンミン(심창민)主演のMBC水木ドラマ

夜を歩く士/夜を歩くソンビ(パムル コンヌン ソンビ :밤을 걷는 선비)

の最終回(第20話)あらすじ2/2です。

夜を歩く士/夜を歩くソンビ キャスト・登場人物紹介 イ・ジュンギ、イ・ユビ、シム・チャンミン主演韓国ドラマ

 

 

夜を歩く士

 

 

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夜を歩く士 最終回(第20話)あらすじ2/2

地下宮へと到着するソンヨル。すると陰からヤンソンが声をかけてくる。

『私が申し上げたではないですか、私はソンビ様と生死をともにします。だから、はやく私の血を・・・』

『私がどうしてお前を守ろうとしているのか、全くわからないのか?』と、ソンヨル。

『ソンビ様こそどうして私の気持ちをわからないのですか?』と、ヤンソン。

『お前に会う以前の私は何も失うものがなかったゆえ、クィを亡き者にするためなら、なんでもしていただろう。けれど今は違う』と、ソンヨル。

『失うのではありません。私はソンビ様が行くところには、どこにでも一緒にいくのですから。さあ私の血をお吸いください、そうしなければ志を成し遂げることはできないですから』と、ヤンソン。

『だめだ、だめだヤンソン』と、ソンヨル。『はやく・・・』と、ヤンソン。

『お前を愛してる、ヤンソン。それがお前を守る理由だ。だからこそ私はお前を思い出すだろう、その気持を忘れないだろう』と、ソンヨル。

そして口づけをした後に、彼女の首に喰らいつく。ヤンソンを寝かせると覚醒が始まる。

 

そこにやって来たクィ。ついにその子の血を吸ったのか?今の私を相手にするなら不足感が無いようでなければなと告げる。

戦闘が始まる。

『どうした?情人の血が不足なのか?もっと吸え、私は待ってやるから』と、クィ。

野獣のような状態とそれに抗う状態とが交錯するソンヨル。それなら正気にさせてやるとヤンソンを襲おうとするクィ。

そこにユンがやって来て鳥銃を撃つも、銃弾はクィの手の平に受け止められる。そして、ユンも投げられてしまう。

深層心理で善と悪が交錯するソンヨル。なんとか悪の自分に打ち勝ち、もうこれ以上、人間でも獣でもないと呟く。

再びクィとの戦闘を開始するソンヨル。

『お前はここから一歩たりとも出ることはできないだろう、ここがお前と私との墓になるのだから!そこまで生きようという理由は何だ?』と、言葉をぶつける。

『理由?そんなものが必要なのか?この力と、永遠の命さえあれば、望むものはすべて持つことができるのに!』と、クィ。

『そのようなせいでお前の欲望は永遠に満たされることがないのだ。お前も生命が有限ということをわかれば、ようやく、世の中が違って見えるだろう』と、ソンヨル。

『お前ごときがどれだけ生きたと私に教えるのだ?』と、クィ。

『お前に比べれば短いが、華やかな生活を送った!けれどお前は、ただの一度も実として生きてみたことがないのではないか!クィ、お前は、永遠に死んでいる者なだけだ!』と、ソンヨル。

『キム・ソンヨル!!!』と、激昂するクィ。

 

ヤンソンを抱え出てきたユンは、ホジンにヤンソンを治療してくれと言って任せ、自分は爆薬の設置に向かう。

 

覚醒すれば前回のように私を手玉にとれると思っただろうが、ただの一度もこれほど多くの血を吸ったことはないのだと、クィ。

導火線に火をつけるユン。そして、地下宮が崩れ始める。早く戦いを終えねばならないだろう!とソンヨル。そして最後の攻撃で、互いの手が互いの胸を貫く。

陽の光が入る。

『なるほど、美しいな・・・』と心の中で呟くkぃ。そして息絶える。

『獣のような人生だったが、お前のおかげでしばし光を見た。ありがたかったぞ、ヤンソン・・・』と心の中で呟くソンヨル。そして力尽きる。

崩壊する地下宮。

 

意識を取り戻し、ソンビ様は?あの中におられるのでしょう?早く行ってソンビ様を助けましょう!と、ホジンに言うヤンソン。

『オレたちもうナウリを送ってあげよう。あまりにも辛く生きていらしたんだ。けれど逝かれる前にチョ家(ヤンソン)と一緒にいた日々があり、ナウリもお幸せだったはずだ』と、泣きながら引き止めるホジン。

門を出る3人。民の歓喜の声。一方でソンヨルの死を知らされたスヒャンは崩れ落ちる。

 

1年後。

 

王が街のチンピラたちを一掃したことで、平和に暮らす民。

ファヤン閣に巨商キム行首(ヘンス)を訪ねてやってくるソンビ。その方は誰にでも会う方ではありません、見るに客主でもないようですが何の御用ですか?と、スヒャン。

必ず探さねばならない本があると、ソンビ。

 

ソンビが通された部屋には、ソンヨルのように決め込んだホジンがいた。財産をしばらく預かっているだけで、その方が戻れば丁稚に戻ると言うホジン。

会いたいというソンビ。

『おそらく百年以内には戻られないでしょう。もしかしたら、その以後、世の中が混乱すれば、いつか再び戻ってくるかも知りませんが・・・』と、ホジン。

 

王に復位したユン。

『ここ奎章閣(キュジャンガク:규장각)の書物は、この国の過去であり未来でもあるので、管理に粗相が無いようにしろ』と、臣下に告げる。

そこに官吏がやって来て、このような淫書が流行っている、すべて焼き払い、流通させたものを厳罰に処すのが正しいと告げる。

その書とは『夜ソンビ伝』だった。

どうしてかと問うユンに、厳格に歴史的事実が存在するので・・・と、官吏。

『歴史に記録されたものだけがすべてではないぞ。もう少し世の中を広く見て、心を開いて、想像の翼を広げて見るのはどうだ?正直、実録よりももっと面白くないか?』と、ユン。

 

中殿(チュンジョン:중전)ヘリョンの残した龍簪(ヨンジャム)と、かつてソンヨルに手渡した宝剣を眺めるユン。

 

子どもたちにオンムンを教えるヤンソン。とある子供は『夜ソンビ伝』の絵ばかりを見て喜んでいる。そして、月光居士が先生だというのは本当ですか?と、夜ソンビと口づけしている挿絵を見せる。

自分をおちょくるその子を追いかけるヤンソン。

 

何かの気配を感じながら丘へ上がるヤンソン。もしかしてソンヨルかと思い振り向くも誰もいない。肩を落とし再度振り向いたとき、目の前の少し先にソンヨルがいた。

ほほえむソンヨル。胸に飛び込むヤンソン。

『私が少し遅れたな』と、ソンヨル。

『もういらしたのですか?私は50年ほどさらに待とうかと思っていたのに』と、ヤンソン。

『行こう!』と、ソンヨル。

『どこへですか?』と、ヤンソン。

『どこへ行きたいのだ?』と、ソンヨル。

『ソンビ様と一緒に入られるのなら、それがどこでも従います』と、ヤンソン。

『しっかり掴まれ!』と、ソンヨル。

 

夜を歩く士 最終回(第20話)あらすじ おしまい

文責:韓国ドラマあらすじ団

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