秘密の門 第1話あらすじ3/3  禅位騒動、席藁待罪(ソッコデジェ)、フンボクの危機

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ハン・ソッキュ(한석규)、イ・ジェフン(이제훈)、キム・ユジョン(김유정)、パク・ウンビン(박은빈)主演のSBS月火ドラマ

秘密の扉-儀軌殺人事件(ピミルエ ムン ウィギサリンサッコン:비밀의 문-의궤살인사건)

の第1話あらすじ3/3です。

秘密の扉(ピミルエ ムン:비밀의 문)のキャスト(出演者)・登場人物紹介

 

秘密の扉

 

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秘密の扉 第1話あらすじ3/3

禅位騒動

洪鳳漢(ホン・ボンハン:홍봉한)キム・テクが話している。

洪鳳漢は睿真画師(イェジンファサ:예진화사)シン・フンボクが、亡くなったダナム大監と領相大監の号をだらだらと読み上げている時、チュッパ(죽파)が誰かと聞くので、聞いたことがないと答えたという。

それを聞いた領議政(ヨンイジョン:영의정)キム・テクは驚いた様子で何も言わずに去って行く。

 

泣訴(ウプソ:읍소)しなければならない時なのに退庁するキム・テク。引き止める金尚魯(キム・サンノ:김상로)。王につかせることも龍袍(ヨンポ:용포)を切り裂くこともできるのが老論(ノロン:노론)だと言い、去って行くキム・テク。

キム・サンノは英祖(ヨンジョ:영조)に湯薬を勧める。領相キム・テクが持ってくるのが法だといちゃもんを付ける英祖。死にそうなのか?自分も一緒に死なねば、地獄の道はどんなに退屈かと、キム・サンノを困らせる。

外まで追ってくるキム・サンノと御医。英祖は飲む素振りを見せるが、初めて見る新入りの内侍チェソンにちょっかいを出し、湯薬を飲めという。

『なりません』だと言って平伏するチェソン。

『いいざまだ。ハハハ。まだ大殿に入って2日にしかなってないこんな幼い奴まで「なりません、そうできない」恐れもなく至尊の私に教えを与えるぞ』と、英祖。

『殿下、幼い内官の意味はそんな・・・』と、キム・サンノ。

『やかましい!これは全てお前たちのせいだ。三丞相(サムジョンスン:삼정승)六判書(ユクパンソ:육판서)、お前たちから私を無視するから、もうこんな米粒のような内官の端くれまで私を教えようとするのではないか?』と、英祖。

そして、湯薬をキム・サンノにかけてさらに悪態をつく。

『この、油であげて口で糞水を浴びせるやつ!』と、英祖。史官も書き留められない言葉を使う英祖にオドオドするキム・サンノ。

『どうした?ボケたと書きたいか?ボケたので国王の座にこれ以上座らせておくことはできない。そのように書けと命令でもしたいのか?その死んだ奴の願いも聞き入れるのに、私はお前の願いだというので聞き入れるべきだな!』と言い、碗を放り投げる英祖。

そして、『禅位する!!!』と、決定的な言葉を発する。

そのことを聞き驚くソン。臣下たちも動き出す。どうやら民間の出版を許したことで・・・と、蔡済恭(チェ・ジェゴン:채제공)

恵慶宮は英祖の行動を正しく読み解き父に話す。禅位は警告であり、宝位を譲るどころか儲位(チョウィ:저위)をも揺るがそうとしていると語る。

また、父王は春秋還甲(還暦の歳)だが若く、若い宮人が寝殿の世話をしているので、日も変われば後宮牒紙(フグンチョプチ:후궁첩지)を受けるのも当然のことだという。

さらに、何よりも昭媛(ソウォン:소원)文氏(ムンシ:문씨)龍種(ヨンジョン:용종)を孕んでいる、その身から王子でも生まれれば!と言い、対策を立てなければならないと告げる。

 

席藁待罪(ソッコデジェ)

王の口から禅位の言葉が出た以上、世子(セジャ:세자)は不孝を犯したことになる。そのため、席藁待罪(ソッコデジェ:석고대죄)を行うソン。臣下もまた不忠により平伏している。

ソンはチェ尚宮を見て15年前、5歳だった頃のことを思い出す。その時も英祖が禅位するということで、真夜中に起こされてわけのわからないまま席藁待罪をした。

泣いてしまったソンに、英祖が禅位を撤回するまでは泣き止んではダメだと言われたりもした。また、

『父王が禅位する意向を繰り広げれば、真夏はもちろん. 真冬の厳しい寒さでもいつでも、時と場所を問わず待罪をするということが法度.。意をおさめられる前までは、食べても寝ついても、泣訴を止めてもなりません』

これがチェ尚宮の教えだった。

そして、『禅位する』という言葉を取引材料として頻発させるのが英祖の常だった。

そのたびに、『なりませぬ。禅位するという意思をお収めください』と連呼するのもソンや臣下の常だった。

洪鳳漢(ホン・ボンハン)は平伏するたびに地面の石畳に頭を打ち付け血を流している。

 

フンボクの危機

一方のキム・テクは参内もせずに猛毅(メンイ)を探すために、必要ならシン・ユンボクを殺してもいいと、部下に話していた。

自分の居所が荒らされているのを見て、図画署(トファソ:도화서)に走るユンボク。すると、ホ・ジョンウンが猛毅を手にしていた。

『フンボク、お前、これはなんだ?』と、チョンウン。 猛毅を奪い返したフンボクを絵のところまで連れて行き、それのせいでこんなことをしたのだろう、すぐに燃やせ、死ぬぞ!、いやむしろ捕庁に行かないと行けないか?と言う。

静かにしろ、自分がいいようにする、すぐに邸下のところへ行き話すから口を開くなと、フンボク。

ユンボクは参内するがとてもじゃないがソンに会えない状況だ。チャン内官に何かを渡し、あの貰冊(貸本)をし次第、入宮すると言伝を頼む。

怪しい者に見つかるユンボク。

 

キム・ソンイクはキム・テクが入宮しないことを逆心だと英祖に話す。

『逆心だと? 私が知っているキム・テクはだな、逆心でも忠心でも決心したことを必ず成し遂げてしまう者だ。だが、完全に勝機をつかむ前には、その心を現わす方法がない者でもある。握った牌は何だろうか?』と、英祖。

貰冊に細工をして、書家貰冊(ソガセチェク)の『書』の字の字体を変え、書家貰冊の牌を一緒にするフンボク。

 

猛毅じゃないのか?と、キム・ソンイクに問う英祖。10年前にこの手で直接、承政院(スンジョンウォン:승정원)とともに燃やしたと、キム・ソンイク。

『承政院に猛毅があったというのをお前が直接確認したのか?』と、声を荒らげる英祖。また、猛毅でなければキム・テクがこのように強行姿勢に出ることはないのだがとも呟く。

 

『戦いはこれからが本物だ、そうじゃないか?』と、部下に話すキム・テク。

貰冊を持ってどこかに笑顔で出かけるチダム。

橋の上で包を落とすフンボク。

何かを感じ振り返るイ・ソン。

 

秘密の扉 第2話あらすじ1/3へ続く

文責:韓国ドラマあらすじ団

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