チャン・ヒョク(장혁)、ユ・オソン(유오성)、キム・ミンジョン(김민정)、ハン・チェア(한채아)、パク・ウネ(박은혜)主演のKBS2水木ドラマ
商売の神 – 客主2015(チャンサエ シン – ケクチュ2015:장사의 신 – 객주 2015)
の第34話視聴感想(あらすじ含む)です。
商売の神 – 客主2015 キャスト・登場人物紹介 チャン・ヒョク、ユ・オソン、キム・ミンジョン主演韓国ドラマ
商売の神 – 客主2015 作品データ
- 韓国KBS2で2015年9月23日から放送開始の水木ドラマ
- 脚本:チョン・ソンヒ(정성희) 『近肖古王(クンチョゴワン)』『自鳴鼓(チャミョンゴ)』 、イ・ハノ(이한호)
- 演出:キム・ジョンソン(김종선) 『広開土大王(クァンゲトデワン)』『大祚榮(テジョヨン:대조영)』
- あらすじ:閉門したチョン家客主の後継者チョン・ボンサムが市場の客引きから始め、商団の行首(ヘンス)と大客主を経て巨商として成功する話
- 視聴率 10.2%
商売の神 – 客主2015 第34話あらすじ
1000万両の手形に驚くポンサム。ウォリに促されて、同封のシン・ソクチュからの手紙を読む。
カネは人を活かしも殺しもするが、自分の金は殺すだけしたと、死ぬ前の自責の念が綴られており、また、ユスへ上手く流れるようにして欲しいとも書かれていた。
自分のものではないから受け取れない、大行首がどうやって稼いだか知っているのにどうして受け取ることができる?この金の制度せいで、どれだけ多くの人達が血の涙を流したか、どれだけ多くの客主が滅んだかと、大行首のせいでどれだけ多くの客主人の命が失われたか!ポンサム。
だから受け取って正しいことに使え!この金なら、この国の民・商人たち・同輩たち、すべて守ることができると、ソンドル。
そうだ、人を助けようって!と、トリ。
ウォリもまた、ポンサムを通して役立てたいというシン・ソクチュの意志を汲んでくれと言う。
一度会って答えを聞いてから決めることにするポンサム。
ウォリが連れ去られたというのに悠長に酒を飲んでいるマンチ達を見て、ポンサムたちに騙されたことに気づくソゲ。
シン・ソクチュの手形が灰になったことを聞き、怒りと嘆きが混ざるキム・ボヒョン。
その知らせが明成王后(ミョンソンワンフ:명성왕후)とミン氏たちにも伝わる。
閔泳翊(ミン・ヨンイク:민영익)に助言をする梅月(ケットン)だったが、その美しい唇はこのように使うのだと口吻される。
死ぬおそれがあるので忘れるなと、ケットン。
シン・ソクチュ宅に到着するポンサムたち。大行首への最後の礼は守らねばならないと、閉門と書かれ貼られた紙を破るポンサム。
手形がまだ生きていると、ミン・ギョモに告げるソゲ。飛んで出て行くミン・ギョモ。ミン・ヨンイクもそれに続く。
シン・ソクチュ宅へはキム・ボヒョンも向かっていた。
富者は人を残すとポンサムに言われたことを挙げ、自分は何も残せなかったから、生きて死んだ痕跡をちょっと残してくれと、ポンサムに頼むシン・ソクチュ。
そこに乗り込んできて手形を奪おうと揉めるキム・ボヒョンとミン・ギョモたち。けれど、ミン氏に楯突くことはできないため、自分の投資した50万両だけはなんとかしてくれとしか言えなくなるキム・ボヒョン。
元山で米価が2倍以上に高騰して大混乱を招いているのに、政治の誤りを正さねばならない官吏がこの有様なので、台風が吹き荒れるのをどうしてわからないのかと、嘆くシン・ソクチュ。
そして、天が私を許さないのだな、結局何も残せないのだなと、意を決して手形を燃やす。また、たった一日でも民に希望を与える官吏となれ、民の希望は米粒の中にある!とも告げる。
外にいたミン・ヨンイクがポンサムを呼び止め、シン・ソクチュがどうしてお前に手形を渡そうとしたかわかるか?と問う。
民に希望を望んでだと、ポンサム。
観相が良いと言ったあと、また会うこともあるだろうと言って去るミン・ヨンイク。
シン・ソクチュがポンサムに会っていると聞き、ソサを殺した秘密がバレることを恐れ、すぐに向かうケットン。
シン・ソクチュは最後にポンサムに会いたいと言い、北京で買った地球儀を贈る。人が変われば商売の道も変わるから、使いみちがあるはずだと。
いきなり入って来るケットン。
ポンサムとケットンがもともと知り合いだったのだなと、シン・ソクチュ。
シン・ソクチュに泣きつくケットン。
退室したポンサムは、太陽が沈むことを悟る。
これ以上罪を犯すなとケットンに告げるシン・ソクチュ。そして、再び咳き込み始める。また、ソサの絵姿を見て、『ユスオンマ、来世だ、私の娘として生まれてくれ。私はそなたに犯した罪価を返すから』と言う。
自分の半生を振り返り、ソサの絵姿を眺めていたシン・ソクチュは、日の入りとともにその絵を落とし息絶える。
シン・ソクチュが亡くなり、新たな六矣廛(ユギジョン:육의전)大行首を決めねばならない。ミン・ギョモは元山客主のマ・チスンを押す。
キム・ボヒョンはメン・グボムを連れてくる。
そこに、ソゲも乗り込んできて、自分をならせてくれという。
けれど、日和見のソゲを、価値無しとミン・ヨンイクに告げる。
それもまた才能だと、ミン・ヨンイク。
街に出たミン・ヨンイクは褓負商(ポブサン:보부상)たちに外国の商人と結託していると言われた挙句、籠から落ちてしまう。落ちたのは、ソゲが手下を使って人夫に石を投げつけたからだ。
さらにミン・ヨンイクに石を投げつける褓負商たち。
これみよがしにかばうソゲ。
国師堂(ククサダン:국사당)にミン・ヨンイクを連れていくソゲ。
お前がやらせたのかと、ケットンに冗談をう言うミン・ヨンイク。また、私の女になれ、嫌なら張子房(チャンジャバン:장자방)になれと、策士になることを要求する。
さらに、ソゲに対して、六矣廛大行首になったらまず何をするかと問う。
外国の商人と取引をして、莫大な利益を上げると、ソゲ。
こうして、六矣廛大行首になったソゲは中殿(チュンジョン:중전)に謁見する。亡き父我を思い出し感極まるソゲ。
追施律(チュシユル:추시율)で、死してなお罪を科せられたシン・ソクチュは、誰も埋葬するものもおらずそのまま寝かされていた。
そのことを知ったポンサムは、埋葬するために邸宅へ向かう。
出るときに看板を確認すると、キル家大客主に変わっていた。
シン家大客主の看板を運ぶように言うポンサム。
埋葬に向かう途中、ソゲの行列に出くわす。国法が怖くないようだな?と、ソゲ。
国法は怖いが、人の道理というものがあると、ポンサム。
カネを受け取ったのはお前だから当然では?と、ソゲ。また、キル・サンムンの息子キル・ソゲが大行首になったとも。
おじさんが喜ぶだろう、けれどすまない、おめでとうという言葉が出てこないと、ポンサム。
もうシン・ソクチュはいない、俺とお前だけだ、これから、チョン・オスの息子チョン・ボンサムとキル・サンムンの息子キル・ソゲが、松坡と六矣廛を置いて一戦交えないとなと、ソゲ。
本当にそう思うのか?オレとあんたの戦いではない、この国朝鮮と日本、その二国間の商圏戦争だと、ポンサム。
父の墓に向かって語るソゲ。
『父さんの息子よくやったのではないか?よくやったと、賞賛の一言を言ってくれ。父さんがあれほど望んだ六矣廛(ユギジョン)大行首になり、父さんを殺したチョン・オスに、恨みも晴らしてやった!賞賛の一言を言ってくれなければ!』
それを聞いたポンサムは、父が死んだ真相を知る。
『あんただったのか?オレの父さんをあのようにしたのは、キル・ソゲ、お前だったのか!』
商売の神 – 客主2015 第35話あらすじに続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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