エシンが足のサイズを計っていると、洋服を作りに来ていたユージンが出てくる。
服を、しっかりと用意せずに来て・・・と、ユージン。
朝鮮には短くとどまるつもりのようでと、エシン。
長くとどまろうと整えているんだと、ユージン。
よく似合うと、エシン。
色が何なのかわからないようだが?と、靴を履こうとしてずっと伏し目がちだったエシンに告げるユージン。
紺色の服がよく似合う、その服はハリセンボンのようでと、エシン。
こうして会うのもありふれておらず、公使館に勤務しており、洋夷たちの言葉もずば抜けてうまいのを鑑み、もしかして、まあ一つ尋ねてもよいか?「LOVE」がなんなのだ?と、エシン。
ところでどうしてそれを尋ねるんだ?と、ユージン。
したい、それを・・・官職より良いものだとかと、エシン。
まあ、想いのままに従えば・・・けれど一人ではできない、共にする相手がいなければならないと、ユージン。
それなら、私と共にしないか?女だからダメなのか?銃も撃つのにと、エシン。
銃を撃つよりもさらに難しく、それよりも更に危険で、それよりも熱くあらねばと、ユージン。
かなり難しいなと、エシン。
どうして私にお願いするのだ?と、ユージン。
同士だからと、エシン。
どうして私が同士だと思うんだ?と、ユージン。
アメリカ人と浪人4人が死に、貴下と私も真犯人を知っている、それでも貴下は私を捕まえなかった、もしかして、同士ではなく他の理由があるのか?と、エシン。
あの者をどうして撃とうとしたのだ?と、ユージン。
あの者をどうして撃ったのだ?と、エシン。
アメリカの品位を落としたと、ユージン。
朝鮮の品位も落とした・・・未開な朝鮮を日本の開化式が良いのではないか、日本の干渉を開化で包装したと、エシン。
はじめから朝鮮に、落ちる品位があったのか・・・はじめから真犯人は必要なかった、状況だけが必要だっただけだ、狙撃事件は、義兵の残党たちの所業だと締められるはずだ、目的としたことはすでに達成して・・・と、ユージン。
軍服に着替えるユージン。
済物浦(チェムルポ)駅。
汽車に乗り込むエシン。
日本兵がちょっかいを掛けてきて、エシンに銃剣を突きつける。
触ってみるかと言われ、巧みに銃を扱い、どこを撃てば死ぬんだ?と、逆に銃口を突きつけるエシン。
お嬢様、なんだと思って!と、銃を取り上げ日本兵に返し、すみませんと言って去っていく男。
お師匠様?と、エシン。
続いて多くのアメリカ兵が乗り込んでくる。
どうしてアメリカ軍が朝鮮の地に?と、エシン。
京城駅に降りると、アメリカ兵が女性のチマの中を調べていた。
エシンも例外ではなく、銃を突きつけられて調べられそうになる。
チマの中を捜索するというのだと、聞き覚えのある声。
ユージンだ。
汽車の中でアメリカ軍の銃が消え捜索中だ、協力してくれと、ユージン。
軍人、だったのか?けれどどうして、朝鮮人が洋夷の軍服を着ているのだ?と、エシン。
朝鮮人だと言ったことはない、アメリカ海兵隊大尉ユージン・チョイだと、ユージン。
二人を下げさせ・・・目的としたことがこれだったのか?そのアメリカ人の死を口実に、アメリカ軍が朝鮮の地に入り来ることと、エシン。
より加えなくても良いようだ、それではもう捜索に協力・・・と、ユージン。
恐れもなく朝鮮の地で朝鮮人を脅迫するのか?本当に銃を紛失したにはしたのか?でないなら、何かを得るべく策を・・・と、エシン。
銃を構えるアメリカ軍の兵士。
箱に入れていた狙撃銃が一丁だけ消えたと、ユージン。
また、どのように使われるようか?とも。
さらに、注目されないでください、アメリカ軍の銃は両班・下々の者を選ばないから、民主主義で・・・と、ユージン。
「Eugene Choi」との英字刺繍を見つめ・・・私は彼の名前さえ読めない、同士だと思っていたが、そのすべての瞬間で異邦人だった彼は、敵なのか?味方なのか?・・・と、エシン。
第4話に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
コメント