イ・ビョンホン(이병헌)、キム・テリ(김태리)主演のキム・ウンスク(김은숙)脚本によるtvN韓国ドラマ
ミスター・サンシャイン(미스터 션샤인)
の第9話視聴感想です。
ミスター・サンシャイン(미스터 션샤인) 作品データ
- 韓国tvNで2018年7月7日から放送開始の週末ドラマ
- 脚本:キム・ウンスク(김은숙) 『トッケビ』『太陽の末裔』『シークレット・ガーデン』
- 演出:イ・ウンボク(이응복) 『トッケビ』『太陽の末裔』
- あらすじ:辛未洋擾(シンミヤンヨ:신미양요:1871)時に軍艦に乗船しアメリカの地を踏んだある少年が、アメリカ軍人の身分で、自分を捨てた祖国である朝鮮に戻り駐屯し、そこで起きる出来事を描いたドラマ
ミスター・サンシャイン 第9話視聴感想
今回も視聴感想先行です。
昨晩は恐ろしい眠気に襲われて、不覚にも視聴しながら寝落ちしてしまいました。
やはり、満腹のときにはドラマを見るもんじゃないですね~。
視聴率ですが、じわじわと上昇しており、今回も土曜日の自己記録を更新しています。
けれど、トッケビは第9話の時点で12.933%を記録していたので、少々物足りない気もします。
ただし、再放送で軒並みトップ3に入っており、日によっては1位を獲得しているので、視聴時間や視聴形態の分散による低下とも取れます。
視聴率グラフはこちら → 韓国ドラマランキング
トッケビの視聴率グラフはこちら → トッケビ 視聴率 第15話16.917%、最終回18.680%でケーブル系1位 20170121
さて、第9話のレビューを。
ちょっとまったりしていましたよね?
ユジンのイ・セフンへの復讐劇はあったものの、ユジン&エシンの関係が緩やかで、個人的にはそこが退屈な部分でした。
とはいえ、笑える箇所もありました。
例えば、二人で人力車に乗っているシーン。
人力車が大きく揺れ、エシンを抑えるユージンの動きよりも、ユージンを抑えるエシンの動きのほうがダイナミックだったシーンです。
たった今何をしたんだ?と、ユージン。
保護ですと、エシン。
ハッ!と、ユージン。
現代ドラマでよく見かける、韓国特有の描写を、この時代に応用してきました。
また、ドラマの中で「保護」という言葉は「好意」にも似た意味を持っています。
さらに、二人の中で特有の貸し借りのルールがあるので、ユージンから先に言われた「保護」という言葉を返したのでしょう。
アメリカ大使館にやって来たエシンは、これを英語でどう書くのかと思って・・・と、「보고십엇소」と書いたノートを見せます。
はっ、学堂の勉強を懸命にしないでって、この程度もわからないなら・・・その、こんなの自らがやらないと、私が助けたらそれにどんな意味があるのかと思ってみたり・・・こんな簡単なこと・・・と、笑っているユージン。
答えてくれないユージンにへそを曲げて帰ろうとするエシン。
けれど、先日の書信の答申もユージンがしなかったのを思い出し・・・読んでみてくださいと言う。
もちろん読めないユージン。
もしかして文字を?・・・だから文字を?と、エシン。
英語は流暢なのにハングルが識字できないユジンさんでした(笑)
ちなみに、ポゴシポッソ(보고십엇소)は「会いたかったです」という意味。
英語にすると、I missed you でしょうか?
現代とはハングルの若干表記が違います。
現代語の、ポゴシポッソヨ(보고 싶었어요)と比べると、パッチムの形が古語は「ㅂ」、現代語は「ㅍ」となっています。
僕は日本人耳なので、あまり聞き分けができなくて、文字になってないと違いがわからないのですけどね(笑)
ラストシーン。
ついにユジンが賤出だと告白しましたね。
一般的な概念として両班の描く朝鮮は、その内包者として、奴婢(ノビ:노비)や白丁(ペクチョン:백정)が含まれていません。
ユジンはそのことをエシンに問いかけたのでした。
その答えは?
※現在、ユージンとの表記をユジンにするか悩み中。
キム・ウンスク作家のことだから、どこかのタイミングでユージンを完全な朝鮮人にするのかと思って待機しているのです。
文責:韓国ドラマあらすじ団
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