チュンシクが人相書きを描いている。
そこにやって来るヒナ。
頼まれたことがまだだと、イルシク。
今日は別に会うことがあってと、ヒナ。
これはなんですか?と、相変わらず字の向きがわからないイルシク。
ここの署名を同じにできる?はじめから絵と思ってと、ヒナ。
例の死体検案書だ。
松山がだれですか?とチュンシク(日本語もわかるの?)
そんなのは知らない方が、きれいに使うのじゃなくて、長くかかります?と、ヒナ。
急がないと・・・と、イルシク。
それなら一度信じてみましょうかと、ヒナ。
失望させたなんてことは知りません、値段が高いというだけで、お知らせしますお嬢さんと、イルシク。
頼もしいですと、ヒナ。
そして、母の人相書きを見る。
目をつぶっても描けるというチュンシクを諌め・・・年内に頼りがあらねばなりませんねと、イルシク。
そうですね、もう私の歳より若いですね、私のお母さん・・・と、ヒナ。
居酒屋。
ヒナが泥酔している。
店の者は、やって来たトンメに、明るいうちからああしていると伝える。
ここに来るに、あの女人まで来てるなと、トンメ。
どうして隅っこに、明るく騒がしいところにおいでなのかと、トンメ。
黙って飲み続ける二人。
涙しているヒナ。
(それで私は個人警護員が必要なの、これ以上奪われないわと、ヒナ。何を奪ったんだ?と、トンメ。私の母さん、私の青春、私の名前、イ・ヤンファ・・・と、ヒナ)
ヒナをおぶって帰る・・・目覚めたようだが?続けておぶさっているのか?と、トンメ。
ええと、ヒナ。
そうしろと、トンメ。
重い?と、ヒナ。
まったく・・・心に何を抱いて生きていて?と、トンメ。
ん~、あなたは時間が経たずにお酒を飲んで、私は時間がとても押し止められず酒を飲んで・・・これだから居酒屋は潰れないのかな?と、ヒナ。
それはそうみたいだと、トンメ。
ホテルに戻りすぐに部屋に上がろうとするユージンを手招きするカイル。
どこに行ってきたんだ?昼にずっと公使館にいなかったんだが?と問う。
東海(日本海)岸の視察だ・・・東海岸が軍事要衝じゃないか、時間が有るときに入ってみなければだろ?何かあったのか?と、
ことだなんて、銃絡みのことはお前もなく、話もなく、缶詰もなく・・・お前その発令はうまかったか?と、カイル。
固かった・・・アレン公使にすごくやられたのか?と、ユージン。
アレン?まさかその本業が医師両班が、オレをやることができると思うのか?と、カイル。
そうだなと、ユージン。
オレは少なくともそいつが政治家であることを望む、けれどそいつはただの商売人なだけだ、オレは名誉のない者を尊敬しないと、カイル。
それはオレがお前を尊敬する理由だ、カイル、チアースと、ユージン。
そんな意味で銃器点検を実施しようと、カイル。
ビールを吹き出し、どうして?と、ユージン。
どうしてって?ルーティーンで一度やらなければならないことで、我々は軍人で、お前はオレを尊敬してるじゃないか、何の問題が有るんだ?ユージン・チョイ大尉!と、カイル。
ありませんと、ユージン。
明け方に「して差し上げます」を訪れるユージン。
この明け方に!一体何の用で!と、イルシク。
急ぎで、ないものはないと聞いた、もしかして銃弾も有るか?と、ユージン。
まったく~と、イルシク&チュンシク。
箱の中の少年が震えている、あのときよりも震えていると、ユージン。
まったく~!!!と、イルシク&チュンシク。
案内されたユージンは驚く。
カメの中に大量に弾丸があったのだ。
枡を持って何杯かと尋ねるイルシク。
3個・・・と、ユージン。
持っていってくださいと、イルシク。
銃器検査を受けるユージン。
ユージン・チョイ大尉!お前はその時、道で日本軍と銃撃戦をしたじゃないか、何発撃ったんだ?と、カイル。
たしかに3発・・・と、ユージン。
なのにどうして弾丸が全てあるんだ?・・・オレがとても大事にしてる缶詰だった・・・どこに行けばいいのかわかるだろ?・・・走っていけ!と、カイル。
イエッサー!と、ユージン。
結局、先日のように重装備で走ることに。
ナウリ!どうしてまた走っておられるのですか?と、トミ。
・・・自ら危機状況を招いて・・・話させるな・・・と、つらそうなユージン。
人力車に乗ってやって来たキム・アンピョンがヒソンに手招きをする。
そして窮屈に二人乗りをする。
どこへお行きなのですか?と、ヒソン。
三代独者のヒソンお前は、出世の道を通っていかないと!と、キム・アンピョン。
そして、予定通りイ・ワニクが乗っている人力車に、自分たちの人力車をぶつける。
そして、どこか怪我したところはないですか?と問う。
相手にしようとしない、イ・ワニク。
けれど、男の名前が金持ちのキム・アンピョンだと知り、態度を変える。
ちょうどイシモチの干物が!と言って、賄賂を渡すキム・アンピョン。
また、言い訳として、日本公使をなさっていたので、息子の日本での勉強も上手くできたとも。
東京に?いくつだ?賓館に泊まっているのか?主人の性格がめちゃくちゃだと?などと話すイ・ワニク。
賓館も主人もまたとなく立派ですと、ヒソン。
ヒソンを気に入ったイ・ワニクは今度カフェでもしようと告げる。
ところで、婚姻はしたのか?とも。
廉謹吏(ヨムグンリ:염근리)までお受けになったコ・サホンオルシンの令嬢と婚約している仲ですと、キム・アンピョン。
婚約は婚姻ではないだろと、イ・ワニク。
息子に対して質問が多く関心があるのだろうとウキウキしているキム・アンピョンは、絶対に逃してはならないとヒソンに告げる。
そうなさらなくても結構です、父上・・・私のことは私が良いようにと、ヒソン。
お前が良いようにできないから私が良いようにするんじゃないか!・・・イ・ワニク大監の下に入りさえすれば、その座がお前を助力すると、キム・アンピョン。
その言葉は祖父の口ぶりとまったく同じだった。
はい、常にそうおっしゃってましたね、お祖父様も父上も・・・私のために常にそうおっしゃってましたねと、ヒソン。
なのでお前はこの父だけを信じて、ちゃんとついてくれば良いんだ、今日はここまで!もういけ、歩いていけ、人力車に乗ったら金だぞ、こいつ!と、キム・アンピョン。
乾いた笑みを返したあと、やたらと時計の音が大きく感じるヒソン。
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