「して差し上げます」の一角に、新聞社を設立するヒソン。
まだ名前が決まってないのでと、額に花を飾る。
婦人たちと賭けをしているヒソン。
久しぶりに現れたのではないですか?と、とある婦人。
私がこの間、開業準備で忙しく、チンゴゲに新聞社を設けました・・・あれこれと自分が伺いますと、ヒソン。
行かないとね!と、婦人たち。
私は聞きたい真実があるわ、婚姻はどのように進んでいるの?と、エスン。
そんな話をしているところにヒナがやって来て、エスンに耳打ちをする。
すると・・・私はこれで行かなければ~と言って、去っていくエスン。
何だとあのように急いで?と、ヒソン。
旦那様がここの予約を取り消して家にお帰りになったことを伝えたと、ヒナ。
また、席が空いたので、私が埋めましょうかと言って座る。
そして、隣のカン氏夫人に、誤ったふりをして酒を掛ける。
着替えを用意するので、私の部屋へ行きましょうとも。
失礼に対する謝罪ですので、気に入ったものを選んでみてください、贈り物として差し上げますと、ヒナ。
また、フランスの酒も進める。
服はたくさんあるし、酒は飲めないと、カン氏夫人。
それなら夫人はどんなことに興味がおありでしょうか?私がすぐにお返しをと、ヒナ。
フェンシングの剣に興味を持つカン氏夫人。
夫人はどうしてフェンシングをご存知で?と、ヒナ。
もしかしてフェンシングのやり方をご存知で?と、カン氏夫人。
何度か振り回してみたのですがと、ヒナ。
そうなの、私は本来西洋文化に関心が多くて、フェンシング、本当に魅力的な西洋の剣術ね・・・急所を狙い差し短く正確に相手を倒せるの・・・と、カン氏夫人。
この言葉は、フランス人にヒナ自身が言った言葉だった。
あ~、フェンシングはそんな運動だったのですね、朝鮮でフェンシングのやり方を知っている者は、私が知るに二人ほどです、独りはイギリス公使の妻の男兄弟、別の一人はフランス公使館の書記官レオ・・・
そう関心が多いなら、直接習って見られますか?二人のうちの誰が良いでしょう?ふたりとも私が頼めば断る男たちではなくて、私も何度か習ってと、ヒナ。
必要なら私が良いようにするわ、体調が良くなくてこれで行きますと、カン氏夫人。
ん~、体じゃなくて心が良くないようだけど?確かに嫉妬なんだけど?と、ヒナ。
オム妃の遣いで尚宮たちがやって来ている。
エシンに用があるというのだ。
オム妃がどんな理由で私の孫娘を訪ねるのだ?と、コ・サホン。
新学問と学堂について・・・賓館の社長が推薦しましたと、尚宮。
学堂に通っていることを、漢城界隈の全体が知っているのだな・・・請願はありがたいが、うちの孫娘はそんな文字はできないと伝えよと、コ・サホン。
オム妃媽媽(ママ:마마)が自らお送りになった者たちです、無駄足を踏ませたら道理が通りません・・・嬉しくお許しください、お養父様と、チョ氏夫人。
籠と共に歩きつつ、空の様子に不吉さを感じるハマン宅。
高宗もまた、空の様子に怯えている。
観象所の予報で日食があると伝えるイ・ジョンムン。
凶兆だ、ワニクが王宮に入り、天の兆しがこのように良くないのだ。
アメリカ公使館の某が入りましたと、内侍。
陸軍教官学校の内定者が待っていますと、イ・ジョンムン。
そうなのか?うれしいしらせだ、入れさせよ!と、高宗。
大韓帝国の皇帝である朕は、アメリカ海兵隊大尉ユージン・チョイを大韓帝国陸軍武官学校外国人教官に任命するものであると、勅命を読み上げる高宗。
下賜された国旗を手にするユージン。
けれど、宮中の法度がわからずに黙っていたので、イ・ジョンムンが小声で教える。
学徒生を強兵にするために力を使えと、高宗。
イ・ジョンムン大監は私に席だけ守っていろと、そうするつもりですと、ユージン。
貴官のような者が席だけでも守れば、この国の大きな慰安となると、笑う高宗。
マンガ、マング、マングカオミダ、陛下と、ユージン。
すでに断わっていた席なのに、こう気持ちを戻してくれ、朕は嬉しいぞ、理由は何なのだ?と、高宗。
イ・ジョンムン大監が、私に断れない提案をなさいましたと、ユージン。
それは何なのだ?と、高宗。
山をくださいましたと、ユージン。
山?と、高宗。
本当はファン・ウンサンの仲間たちの命を永らえるためだ。
本当に山のためなのか?山であればそなたの気持ちを変えることができたのか?と、高宗。
それが大きな山でしたと、ユージン。
そなたはまったく捉えることができないなと、高宗。
入宮するエシン。
花吹雪。
退出するユージンと出くわす。
敢えて尚宮に話しかけるユージン。
私は、アメリカ海兵隊大尉ユージン・チョイです、皇帝陛下の命で、今日付けで大韓帝国武官学校の教官を担うことにしましたと、ユージン。
あ、誰かと思ったら、そう重要なことをと、尚宮。
懸命に教えてみようと思う、誰かの同志を育てることになるかも知れず、どうか、私の心が行き届くことを願うと、ユージン。
人品がご立派ですと、尚宮。
王宮でこう偶然に会え、とても美しく、すごく驚きましたと、ユージン。
あ、あら!と、尚宮。
李の花ですね、大韓帝国皇室の紋章の花、四季を通じて見られたらとても良い、実のない考えもしましたと、ユージン。
残念です、春にだけ咲く花でと、尚宮。
こうして会い、とても嬉しいですと、ユージン。
はい、私も・・・と、尚宮。
すれ違って行くエシン。
コ・サホンにかしずく砲手たち。
日食で闇が広がる中、全土へと散らばって行く。
ミスター・サンシャイン 第17話に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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