私の国/わが国 第3話視聴感想(あらすじ含む) ヤン・セジョン&チャン・ヒョク主演韓国ドラマ

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ヤン・セジョン&ウ・ドファン&キム・ソリョン&チャン・ヒョク&キム・ヨンチョル主演韓国ドラマ

私の国/わが国(ナエ ナラ:나의 나라)

第3話視聴感想(あらすじ含む)です。

 

 

私の国/わが国

 

 

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私の国/わが国 作品データ

  • 韓国jtbcで2019年2月15日から放送開始の週末ドラマ
  • 脚本:チェ・スンデ(채승대) 『マスター・ククスの神』
  • 演出:キム・ジヌォン(김진원) 『本当に良い時代』

 

 

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私の国/わが国 第3話視聴感想(あらすじ含む)

視聴率は初週の金曜日から微増。

第二週に伸びること自体、今後の展望に期待が持てます。

 

バガボンド 、私の国/わが国、金土ドラマ視聴率速報 20191012
2019年10月12日付けの金土ドラマの視聴率速報です。(韓国ドラマランキング調べ、AGBニールセンの集計結果より)

 

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私の国/わが国 第3話のストーリーをおさらい

初週の冒頭から「朝鮮建国の歴史を知らない人は置いてけぼりだろうな」と思い視聴していました。

ということで、ストーリーも踏まえて歴史のおさらいもしておきましょう。

在野ですが、一応、朝鮮王朝史の研究家なので。

 

朝鮮王朝は1392年から始まります。

「いざ国つくろう朝鮮王朝」とおぼえてください。

これから歴史ドラマを見るときにも役に立つはずです。

建国したのはキム・ヨンチョルさん演じる李成桂(イ・ソンゲ:이성계)

建国前は前王朝・高麗(コリョ:고려)の高官でした。

 

明を建国した朱元璋(洪武帝)は半島と中原の接続域で旧元領の遼東(ヨドン:요동)を手中に収めようと侵攻しつつありました。

1388年、これに対して崔瑩(チェ・ヨン:최영)が強硬姿勢を取り、曺敏修(チョ・ミンス:조민수)とイ・ソンゲが派兵されたのです。

高句麗(コグリョ:고구려)の時代には領土であったため、精神的な存続王朝としての高麗にとっては、遼東は故地でした。

 

右軍都統使(ウグン トトンサ:우군 도통사)として遼東征伐に赴いたイ・ソンゲでしたが、現実的に征伐は不可だと判断し、現在の中国と北朝鮮の国境にある鴨緑江で踵を返します。

これが威化島回軍(ウィファドフェグン:위화도회군)です。

もちろん、許可を得ていたわけではなく軍令違反であり御意にも背いての回軍。

出征時に残していった夫人や子は危険にさらされる状況に。

そこで、ドラマ内では、長男・李芳雨(イ・バンウ:이방우)ではなく5男の李芳遠(イ・バンウォン:이방원)を、のちの神徳王后(シンドク ワンフ:신덕왕후)である康氏夫人(かんし ぷいん)と二人の息子を救出するために向かわせます。

 

イ・バンウォンは康氏夫人ではなく先妻の息子。

10歳ほどしか年の離れていない女が母となっており、異母兄弟までいる状況。

これから描写されるであろう歴史も有名な話なので知っている方も多いと思いますが、パク・イェジン演じる康氏夫人が母親に対する礼を尽くせと凄むあたり、今後の事象を暗示しているようでもあります。

 

http://xn--u9j228hz8b124aww4c.com/chosonwan1.html

 

 

イ・ソンゲは回軍を決定するに当たり自問します。

「わが国とは何なのか・・・腐り乱れた高麗なのか?それとも私に従う民たちなのか?それでもなければ、自である私なのか?」

ドラマの解釈では、この時点では王位を簒奪しようと決心していたわけではないと捉えているようです。

実際、学説の多くも、このときはまだ王位につこうと思ってはいなかったようだと、イ・ソンゲの胸中を分析しています。

 

自分の報告を梨花楼のために使い、ソ・フィを死地に追いやった行首(ヘンス)ソソルに対して怒りを覚えたハン・ヒジェは、梨花楼の元を飛び出し康氏夫人の元へ。

そこで、これまで培った情報収集と分析力を駆使して、康氏夫人を助けに来た人物がイ・バンウォンだと言い当てます。

 

ソ・フィは鴨緑江を渡り遼東で戦闘。

パク・チドに左腕に父と同じ入れ墨があることに驚きます。

我々にとって入れ墨は息子が死体を探せるようにとの意味があるものだと、パク・チド。

パク・チドはフィの父を大将と仰ぎ戦場を駆け抜けていた戦士で、フィに合うようになったら渡してくれと、形見の甲冑を託されてもいました。

その甲冑には、3つの文様が描かれた紙も・・・。

 

イ・ソンゲは遼東征伐をなかったことにするために、ナム・ソノと女真族の羅将を暗殺部隊として派遣することに。

 

私の国/わが国 第4話視聴感想(あらすじ含む)につづく

 

文責:韓国ドラマあらすじ団

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