死の賛美(サエ チャンミ:사의 찬미)とは、2018年11月27日から放送されたイ・ジョンソク&シン・ヘソン主演の韓国ドラマ(SBS月火ドラマ/6部作)。
あらすじ:朝鮮最初のソプラノ歌手ユン・シンドクと、彼の恋人であり天才劇作家であるキム・ウジンの悲劇的な愛と、共に知られなかったキム・ウジンの作品世界に再照明を当てたドラマ。
レビューを書こうと思っていたのにすっかり忘れてました。
ということで、遅ればせながらレビューを書きます。
死の賛美 視聴感想(あらすじ含む)
まず最初に思ったのが、「この二人でのドラマならせめてミニシリーズでしょ!」ということ。
6部作品にするにはもったいないキャスティングです。
もっとも、水増ししたような内容になっても興ざめなので、致し方なかったのかも知れません。
全話を見て・・・なるほどと思いました。
6部でよかったです。
いや、4部でも良かったかな?
登場人物が日本語を話すことが多く、俳優としてはそこが結構きつかったのではないかなと。
また、ドラスティックなはずのストーリーが、なぜだか鮮明さに欠ける印象でした。
個人的にはこのストーリーは知りませんでした。
けれど、韓国では、小説・映画・ミュージカル、そしてドラマになっている題材で、二人の悲劇はよく知られているようです。
ユン・シンドクは声楽家として、キム・ウジンは戯曲作家として、共に才能を認められた人物です。
けれど、それ以上に、遺書も残さないまま玄界灘に突然消えたミステリーが謎を呼び、知名度を上げました。
ドラマでも下関から釜山への移動途中に、甲板でダンスを踊ったのち、こつ然と消えた様子が描写されていましたね。
落ちた様子を誰も目視していないことから、ひょっとして二人は生きているのかも?との憶測も生まれたようです。
これは1926年8月5日の東亜日報。
読んでみると、ドラマの描写のように偽名を使って搭乗しています。
ユン・シンドクは尹水仙(ユン・スソン)、キム・ウジンは金水山(キム・スサン)。
最大の謎は、なぜ二人は死ななければならなかったのかということ。
現代の感覚では、決定的な死ぬ要素を見出すことはできませんが、併合された抑うつや、大正時代の背景がそうさせたのかも知れません。
ドラマとしての評価は・・・
あまり視聴率もよくなく・・・
ま、興味のある方は視聴してみてくださいと言ったところでしょうか。
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文責:韓国ドラマあらすじ団
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