イ・ミンホ(이민호)とパク・シネ(박신혜)が主演する水木ドラマ・相続者たちのあらすじ(ネタばれ含む)第16話4/5です。
原題:王冠をかぶろうとする者、その重さに耐えろ 相続者たち
(ワングァヌル スリョヌンジャ、ク ムゲルル キョンドョラ サンソクジャドゥル:왕관을 쓰려는자, 그 무게를 견뎌라 – 상속자들)
あらすじ
ウォンの苦悩
『今あかりが付いていたのを見たから出てこいって!』と、ヒョンジュの家の門を叩くウォン。『5分あげるわ。わたし、明日の授業の準備をしなきゃ』と、出てくるヒョンジュ。
『オレはもう一時ここには来られない。おまえと会えないって。だからよく聞け。3年だけアメリカにいろ。連れに行くよ。行けよ、ヒョンジュ』と、ウォン。
『わたしがアメリカにどうして行くの?これはわたしの人生なのに、そんな決定をどうしてオッパがするのよ?』と、ヒョンジュ。『おまえの人生に、一緒にしたいからこうなんだ・・・。だから』と、ウォン。
『わたしたちそうできないわ。オッパはわたしと一緒にできないって。知ってるじゃない。行ってよ』と、ヒョンジュ。『行けと言ったら行けよ。おまえに対して這いつくばってる姿を見せたくないからそうなんだ・・・ハァ・・・オレが連れに行くんだって』と、ウォン。
『何かあったんでしょ?そうでしょ?』 と、ヒョンジュ。『お願いだから行ってくれ、な?』と、ウォン。『どんなことなのよ?わたしも新聞見てわかる?』と、ヒョンジュ。
『こうだから、行けと言うんだ。オレの記事を何も見るなよ・・・オレがお前を置いて捉えておくのが、どれだけ・・・とるに足らないことだから、おまえは知らないでいい。お願いだ。見るな』と、ウォン。
『わかったわ。見ないわ』と、ヒョンジュ。ヒョンジュをハグするタン。
パスポート
『どこだ?』と、タンからのメール。『家よ。もう寝ようと』と、ウンサン。『パスポートを持って出てこい。出てこないとオレが入ってくまなく探すぞ』と、タン。出るとすぐにタンが居て、パスポートを取り上げられる。『これはオレが保管するよ』と、タン。
ウンサンを倉庫に連れ込むタン。『オレが連れに行くといっただろ?オレが待てと言っただろ?お願いだから、オレがいろというところへいろ。待てといえば待って、行くなと言ったら行かないで。今後は登下校も全てオレと一緒にしろ。オレの言葉を聞けって。わかったか?』と、タン。
頷くウンサン。そして、おもむろに激しいキスをするタン。『どこにも行くな、約束して』と、タン。
ヒョシンとラヘル
翌日。ウンサンが出てくると、タンが待っていた。『乗れよ。父さんはもうCCTVを見ているはずだ。大丈夫だから乗れ。おまえが気を使ったら、オレの努力が虚しいだろ』と、タン。
『ギャツビーにとってデイジーは希望ではなく致命的な毒だったでしょう。結局は、ギャツビーはデイジーの蜃気楼に恋に落ちて、やっとのことで、愛する人と一緒にいようと、人生を崩壊させたから』
ラヘルは文学の感想発表として、『華麗なるギャツビー』を、まるでタンとウンサンに対する警鐘のように、或いは恨みのように発表する。
ヒョシンとラヘルがキスしたこともすでに噂が広まっている。そんな時に、同じ廊下で出くわす二人。少し離れたところで対峙した状態で、ラヘルがヒョシンに電話をする。
『先輩が避けてよ』と、ラヘル。『そんな理由はないんだけど』と、ヒョシン。『わたしは気楽じゃなくて』と、ラヘル。『おまえの目的が変わったようだな。オレとタンをギクシャクさせなければならないのに』と、ヒョシン。
『ちょっと、先に避けてくれない?』と、ラヘル。『おまえ生徒たちの話なんて、気にしなかったじゃないか、もともと』と、ヒョシン。『わたしが今生徒たちの話なんて気にしているようなの?』と、ラヘル。『それなら、どうして避ける?』と、ヒョシン。
再接近する二人。なんか変な感じだ。『オレが回っていくよ』と、迂回するヒョシン。『ありがとう』と、ラヘル。
支持者
ウォンは表集めに邁進している。
『話は聞きました。臨時総会が開かれると。キム会長が恐ろしい人とは知っていましたが、想像以上ね。どうして、自分の息子を解任しようと、臨時株主総会を開くのかしらね。わたしは無条件でキム社長の側。会長の反対側なら、無条件にわたしの側にすることにしたの。理由は聞かずにね』と、エスト。
『(この御恩は)忘れません』と、一礼するウォン。
トンウクとは事業提携を条件に、同意を取り付ける。チスクには、借名株式のことを知らせてくれた時に、10年育ててくれた情だとおっしゃった、それに期待するというウォン。わたしが得るものがあるのか?と、チスク。
最後の交渉相手はタンだ。
『おまえがオレの側に立たねばな。父さんの言葉は聞くな』と、ウォン。
『そういうのはお願いするんだろ?兄さん。「すべき」じゃなくて、「してくれるか?」が正しいと。それにもかかわらず、兄さんの側に立つよ。オレに好きな女の子ができたんだが、父さんがそいつを放ってはは置かないんだ。それで、兄さんはアパートをひとつ得てほしい』と、タン。
『は~、もしかして、メイドルームに住んでる子か?』と、ウォン。『ああ』と、タン。『おまえ今、たかだか女の子一人のために、オレの側に立つというのか?』と、ウォン。
『ああ、たかだか女の子ひとりのために、おれはなんでもするつもりだ。これがその始まりで。けれど、今後は「たかだか」だと言うなよ。今はその女の子が全てだから』と、タン。
『そうか、守ってみろ。家だけ必要か?車も必要だろ。運転手も必要で。全てやってやるから、一度守ってみろ』と、ウォン。『すべて準備したら、連絡して』と、タン。
作業室でドレスアップするミョンス。ヨンドはウンサンからもらったバンドエイドを眺めている。『さっきからなにしてる?どこか怪我でもしたのか?』と、ミョンス。
『わからないな。いつ怪我したのか、まだ良くならないでいるのか・・・。おまえどこか行くのか?』と、ヨンド。『母さんと父さんと食事をしに。一緒にいくか?』と、ミョンス。
『おまえの父さんは、あるがままのオレを嫌がって』と、ヨンド。『ウチの父さんが反対しても、オレは、おまえと食事をするぞ。おまえ、最近ちょっと痩せてるぞ。行こうぜ』と、ミョンス。『いやだ。先約があるんだ』と、ヨンド。
『おまえはどうしていつもそんなふうなんだ?誰と?いつ?どこで?』と、ミョンス。『誰とどこでかはわかるんだが、いつなのかはわからないな・・・オレは先に行くぜ』と、ヨンド。
『おまえ、もしかして、チャ・ウンサンの家の前でじっとして、そんなことをしようとしてんのか?それはダメだぞ。オレは後でハイキックするぞ!ダメなものはダメだ、オレが全てやったぞ!』と、ミョンス。
3回目
タンの家の前でウンサンが出てくるのを待つヨンド。『出てこないな。出発しましょう。行く途中にコンビニに寄ってください』と、運転手に言うヨンド。
コンビニに着くとウンサンが外に座っていた。着ていたジャケットをウンサンにかけるヨンド。『何よ?あなた。どうしてここにいるの?』と、ウンサン。『オレたちが先約があるってことを、前もって知ったんだ。ところで、オレは寒いのがものすごく嫌いなんだよ。次にオレを待つときは、屋根があるところで待てよ』と、ヨンド。
『待つだなんて、誰が?寒いならさっさとこれでも』と、かけてもらったジャケットを脱ごうとするウンサン。『脅迫する前にただちょっと着ておけよ。気温が寒くなるのに、野宿はやめて』と、ヨンド。
『たった一回こうなだけよ』と、ウンサン。
『笑わせるな。オレが見ただけでも3回目だ。いつだったか、早朝、スエットを着て眠そうなままタンの家の大門から出てきたおまえをミョンスが見た日。おそらくその日は、オレたちが初めて会ったと思うんだが・・・
思い出さないか?これくらいのガキどもが二人泣きわめいてたこと。その日オレはお前を守ってやろうとケチもついたのに、おまえは後ろを振り返りもせず去ってたって!』と、ヨンド。
『ホントに知らないわ・・・ごめん』と、ウンサン。『いいわ!もともと、オレは何でもオレだけが知ってるのが好きなんだ』と、ヨンド。『あなたが悪いやつでもあるけれど、いいやつでもあるってことを、もっと早く知っていればよかったのに』と、ウンサン。
『遅くはないぞ。今日から前もってたことをしよう(振り出しに戻す的表現)』と、ヨンド。
『そう言わないで。わたしはあなたのそばを通りすぎてしまって、次に誰かを好きになったら、その子に良くして。手を握ってあげたいからと、足を引っ掛けることはなしに、ジャジャン麺を食べようと脅迫することもなく。ちょっとの間だったけどお陰で暖かかったわ。ありがとう、行くわ』と、ウンサン。
『行くな』と、ウンサンの手を握るヨンド。『わたし、タント約束があるの』と、ウンサン。『笑わせるな。今日は帝国グループの株主総会の日だ。キム・タンがおまえに会う時間がどこにあるんだ?』と、ヨンド。
『株主総会に行く前にちょっと会おうって』と、ウンサン。『おれは、別れと夜逃げには一家言持っててわかってるんだが、おまえ、人に会いに行く顔じゃない。逃げに行く顔だろ。何なんだ?キム・タンのところから追い出されるのか?引っ越すのか?』と、ヨンド。
『化け物ね!近いうちに引っ越しもするわ。近頃部屋も見てるの。あなたの街に安い部屋があったら連絡して。運が良ければご近所サマしましょ。行くわね!』と、ウンサン。
何かを失ったかのような表情のヨンド。
第16話4/5に続く
※1~3話のあらすじとキャストの詳細は、韓国ドラマランキングにあります。
文責:韓国ドラマあらすじ団
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