イ・ミンホ(이민호)とパク・シネ(박신혜)が主演する水木ドラマ・相続者たちのあらすじ(ネタばれ含む)第18話4/5です。
原題:王冠をかぶろうとする者、その重さに耐えろ 相続者たち
(ワングァヌル スリョヌンジャ、ク ムゲルル キョンドョラ サンソクジャドゥル:왕관을 쓰려는자, 그 무게를 견뎌라 – 상속자들)
相続者たち あらすじ
外泊
『さっさと素早く。来ないの?どうしてこないの?いつ来るのよ?』と、ストレッチをしながらウンサンにメールするポナ。しばらくポナの家に泊めてもらうようだ。
『わたし、今日外泊。他の家で寝ることになったの。明日会いましょ』と、返信するウンサン。『まあ・・・』と、ポナ。
ウンサンはタンと一緒にミョンスの作業室にいた。ウンサンをじっと見つめるタン。『誰と会ってたんだ?』と、タン。『わたしと友達をしないという友達』と、ウンサン。
『イ・ボナにオレたちが一緒にいることを話したのか?』と、タン。『似たようなことは話したわ』と、ウンサン。『どうして今日はすごく従順なんだ?』と、タン。
『あなたが行くかと・・・寝るところがないの。今はそんな言い訳よ』と、ウンサン。『あなたも言い訳を一つしてよ。わたしと一緒にいる(ための)小さな言い訳』と、ウンサン。
『好きだよ』と、タン。『それが小さな言い訳なの?』と、ウンサン。『会いたかった』と、タン。『もっと小さな言い訳・・・』と、ウンサン。
『死にそうだったよ・・・笑ってはならないな。よく過ごしてはダメだな。世界で最も不幸でなきゃな。誰も愛してはならないな。運命がどうにかすれば、あざ笑わなければな。そうした・・・だから二度とオレを捨てるな、チャ・ウンサン。わかったか?』と、タン。
無言で頷くウンサン。そして、タンの手をしっかりと握る。
未成年者
登校中。『おまえどうして、一晩中勉強することができるんだよ?』と、タン。『試験期間にほかのことをするのは変じゃない』と、ウンサン。『おまえ、それは偏見だぞ。お前こそ今回何位になるか見てやるぞ、オレが』と、タン。
『わたしはまあ、目を閉じているかもね?』と、ウンサン。『驚くなよ』と、タン。『ところで、ミョンスに悪いわね。いつも宿代を払わずに無断宿泊して』と、ウンサン。
『オレが近頃、オレ自身に対してホントに怒ってるのは、オレが未成年者ということなんだ』と、タン。『どういう意味?』と、ウンサン。『いろいろと意味がある』と、タン。
『未成年者がどうして嫌なの?』と、ウンサン。『未成年者の本心は、思春期の駄々ゴネに見えるから』と、タン。『方法はないわ。さっさと大きくなりましょう』と、ウンサン。
『2つ目の理由は聞かないのか?』と、タン。『ええ』と、ウンサン。タンの電話が鳴る。『電話でも受けて』と、ウンサン。
電話を受けるタン。『あ~、母さん』と、タン。『あなた昨日どこで寝たの?母さんを心配させようとそうなの?』と、キエ。『ミョンスのところで寝たんだ。母さん早く起きたんだね』と、タン。
『で、何時に(戻って)来るの?母さんもしかして、家にいないこともあるかも・・・。ただ話してるだけよ・・・ええ、そうね。試験しっかり受けて。切るわね』と、キエ。荷造りしていることはタンに言わない。幼いころに撮ったタンの写真を撫でるキエ。
空を見て
『なに?何をしようと?』と、キム会長。『別れようってわたしたち、別れましょ、オッパ』と、キエ。『酒を飲んだのか?昼間っから』と、キム会長。
『理事長の心を痛めさせた罪で、わたしの青春も、まあ、そうバラ色(花畑)ではありませんでした。これからはわたし、空を見て生きるわ。終わりましょう、わたしたち』と、キエ。
『わたしが言った言葉、心にあざができることもある。そう理解しろ。といって、おまえがタンを放り出して、何?別れる?終わらせる?』と、キム会長。
『タンの未来を考えれば、帝国グループの屋根の下へ残したいわ。けれど、タンが嫌なら、わたしはタンの望み通りしてあげるわ』と、キエ。
『誰の勝手に!?一体おまえがどんな権利で?』と、キム会長。『わかってるわ、わたし。そんな権利がないということは。だから別れようって。整理する戸籍もなく、積み重ねた財産もなく、私一人出れば終わるの、わたしたち・・・。元気でね、会長。始まりはどうであれ、わたしはあなたを愛してたのよ』と、キエ。
荷物をまとめて出ようとしているキエ。キム会長とチョン秘書もいる。
『わたしたち、一緒に撮った写真一枚もないのね。それを今日知ったわ、わたし。タンにはわたしが話をちゃんとするわ。タンは理解してくれるわ』と、キエ。『何を理解する?当事者のわたしも理解ができないのに・・・。チョン秘書!』と、キム会長。
『空港までお連れいたします』と、チョン秘書。『空港?わたしがどうして空港に行くの?わたしが望むことはこの家の門から出ることなんだって!』と、キエ。
『入るときは勝手に入れても、出るときは話が違うだろ。アメリカに行っていろ。行って、おまえの気分が晴れるまで、アメリカの空も見て、ショッピングも思い存分しろ』と、キム会長。
『英語もできないのに、何がアメリカよ!別れることも勝手にできないの?わたしは?』と、キエ。
『タンに対して連絡することはない。空港に行け。自分の体を支えられない奴、いたずらに更にかき回さずに、まっすぐ空港へ行け。母の道理をしろという話だ。チョン秘書、案内してやれ』と、キム会長。
『会長!会長!!おい!キム・ナミュン!!!』と、キエ。
車に荷物を載せられているのを待つキエ。そこに運よくタクシーが通り、飛び乗って逃げる。『早く、早く!』と、焦るキエ。
ヨンドの助け
学校の前に着いて、タンに電話をかけるキエ。そこにヨンドが車で通りかかりキエに気づく。『こんにちは』と、ヨンド。『ヨンドじゃない?』と、キエ。『はい』と、ヨンド。
『ここでどうして・・・?遅くなりましたが、あの時はすみませ・・・』と、ヨンド。『ヨンド(ヨンドヤ)。ウチのタン、見なかった?おばさんがちょっと、急いでてこうなんだけど、あなたがタンをちょっと探してみてくれない?タンが電話を受けないの』と、キエ。
『どこかに行かれるのですか?』と、ヨンド。『今、時間がないの。理事長が居て、おばさんは学校に入って行けないの。タンをちょっと・・・』と、キエ。
『一旦ぼくの車に乗ってください。必ずここにいてください、必ず!』
そう言って、ヨンドはキエを車に載せ、猛ダッシュを始める。母がいなくなった時と全く同じシチュエーションだったのだ。ただ、ヨンドとタンの立場が違っていただけだ。
タンを見つけたヨンド。『キム・タン!今学校の前に母さんがいる。おまえの母さん。急いでいけ、早く!』と、タンの肩を叩く。タンも何かを感じ走りだす。ヨンドもタンに続く。
『タン!』と、呼ぶキエ。『母さん!』と、タン。タンもヨンドの車に乗り込む。『ありがとう、チェ・ヨンド!』と、タン。そして走り去る。会釈して見送るヨンド。数秒後にチョン秘書がやってくるが、すでにキエは逃げた後だった。
『うちのヨンド見なかった?ウチのヨンドどこにいるか見なかった?ヨンド見なかった?ちょっと探してみてくれないかな?』と、母が探していただろう当時の光景が思い浮かぶヨンド。
トッポッキの店に行き、母がした書き込みの前で一人たたずむ。そして、『元気でいる?ヨンド(ヨンドヤ)』と書いてある下に、『いいや』と、書き込む。そして、『うまく生きてけないようだよ』と、心の中でつぶやく。
相続者たち 第18話5/5に続く
※1~3話のあらすじとキャストの詳細は、韓国ドラマランキングにあります。
文責:韓国ドラマあらすじ団
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