イ・ミンホ(이민호)とパク・シネ(박신혜)が主演する水木ドラマ・相続者たちのあらすじ(ネタばれ含む)第9話2/4です。
原題:王冠をかぶろうとする者、その重さに耐えろ 相続者たち
(ワングァヌル スリョヌンジャ、ク ムゲルル キョンドョラ サンソクジャドゥル:왕관을 쓰려는자, 그 무게를 견뎌라 – 상속자들)
タンの家の門の前で
ウンサンが帰宅すると、門の前でタンが待っていた。気が動転していたのか?と、まだローンの残っているというスマホをウンサンに返すタン。受け取って無言で去ろうとするウンサン。
『これ、見えないか?オレは怪我したんだ』と、包帯を巻かれた手を見せるタン。『理事長に懲らしめられた。懲戒はあるだろうけど、追い出されないよな?は~、最終学歴を中卒にすることはないよな男なのに』と、コミカルに話すタン。
『先に入るわ』と、ウンサン。ウンサンの手を握り、『そんな態度がどこにある。どんなに待ったか』と、タン。『わたしを捕まえないで。わたしを阻むこともせず、待つこともせず』と、ウンサン。
行こうとするウンサンに『おい』と、言い手に力を込めるタン。『お願いするわ。ここであなたともめるのは嫌なの』と、CCTVを見るウンサン。『くそ野郎、CCTV、マジで』と、CCTVを罵るタン。
『アナタが教えてくれたんじゃない』と、ウンサン。『オレが教えてやったこと、警告したこと、おまえがなにかひとつでも刻み込んだことがあるか?』と、大声を出すタン。
そこにウォンの車がやって来る。その隙に掴まれた手を振りほどき、屋敷に入るウンサン。ウォンは門を塞いでいるからどけとタンにいう。このままホテルで暮らすのかと問うタンに、おまえは警備か?しょうもないことを聞くなと、ウォン
帰る気はないのかと問うタンに、『それなら、おまえがホテルに出ていくか?』と、冷たいウォン。兄さんの持っているものをどうこうするつもりはないというタンに、また説明しなくてはいけないのか?お前が決定することではないと言うウォン。
帝国グループが決定すれば、おまえの意思は関係ない。『だからおまえは存在自体が誤解であり呪いであり禍根だ。それが庶子だ』と言い、戻ったと思うなすぐに出て行くからと、屋敷に入る。立ち尽くすタン。
ワインセラーで
ウンサンに対して、ワインセラーに行くと兄に会うから、母に言いつけられても行くなとメールする。けれどすでに二人はワインセラーで会っていた。小さい奥さま(タンの母)に言いつけられてワインを取りに来たというウンサン。
全部持って行ってもいいがそれは駄目なようだ、それはわたしのだというウォン。謝るウンサン。叱ったのではないと、ワインを取り替え渡してくれるウォン。
『帝国高校に通ってる?ここに住んで?会えて嬉しいよ』と、以外にもフレンドリーなウォン。ヒョンジュと重ねているからかもしれない。『わたしも・・・。それでは行きます』と、その場を後にするウンサン。
ホテルのロビーで
ヒョンジュはホテルのロビーでウォンを待っていた。けれど、また偶然にもウォンとラヘルがばったり会ってしまい、二人でカフェへ行ってしまう。ラヘルはヨンドに会いに来たのだがフラれたという。フラれた時にはアメリカでもここでもウォン兄さんに会うと、冗談をいうラヘル。
気づかれることのないまま置き去りにされ悲しげなヒョンジュ。
ここに住んでいると聞いて、思春期でもないのにというラヘル。『オレは思春期だよ。思春期は年齢ではなく状況が作るもんだ』と、ウォン。『思春期がそういう意味なら、タンも思春期のようだわ』と、ラヘル。
家に帰ったのなら、タンの変わった顔を見たでしょと、ラヘル。誰かと争ったのかとウォンが問うと、ある女生徒答えるラヘル。タンはその女と恋愛したいようだと続ける。
ウンサンのことを思い出し、『だれと?おまえより可愛いか?』と問うウォン。『兄さんも、どうしようもない男なのね』と、ラヘル。そして、タンの怪我の程度を問う。『おまえも、どうしようもない女だな』と、ウォン。
不登校
予想通りキエは、どうしてそうなったのかとタンに食いつく。ボールを蹴ってと嘘をつくタン。適当に言って母を追い出す。タンはドリームキャッチャーを見つめ、ウンサンは制服を乾かしつつファーストキスを思い出し、顔をゆがめる。ヨンドはウンサンのことを思い出している。
翌朝。一緒に学校へいこうと早朝から門の前で待っていたタンだったが、ウンサンはその日もっと早く外にでて、さらに学校を休んだ。
チャイムがなると同時に教室を出て、ウンサンを探しに行くタン。タンはチャニョンにも電話するが、自分からの電話にもウンサンは出ないと言われる。人生の半分を一緒に過ごしたんだろう?と、ウンサンのいそうな場所問うタン。答えが返ってきたが、『いるではなく、いるかもしれないってどういうことだ!』と、キレるタン。
ウンサンの母は学校からの電話で、ウンサンが学校を休んだことを知る。
ウンサンが時間を潰すときは無料の映画を見ると、チャニョンが言っていたため、そこに行くタン。本当にそこにウンサンが居た。
映画が終わってからもしばらく跡を追う。そして、ドリームキャッチャーが飾られた雑貨店の前で、ガラスに写り込んだタンの姿を見て、タンが追っていたことに気づくウンサン。
『あなたどうしてここにいるの?』と、ウンサン。『映画面白かったか?』と、タン。『映画館からいたの?』と、ウンサン。『学校にどうしてこないんだ?学校は、行きたければ行き、行きたくなければ行かない、そんなところか?』と、タン。
『あなたこそ、懲戒を受けるかもというのに、こうやって出てもいいの?』と、ウンサン。『お前の心配でもしろ。今日、お前はオレの手で死ぬんだ』と言い、ウンサンの手を握り歩くタン。
『あなた、わたしのためにだんだんめちゃくちゃになっていくわ』と、ウンサン。『おまえのせいじゃないぞ』と、タン。『違うだなんて』と、ウンサン。『だけど、手を離さないぞ。こうしてずっとしているよ。ずっとしていれば、道の終わりにおまえがいる。そうだろ?』と、タン。
『いないわ』と、ウンサン。手を離し対面するタン。『わたしはもう逃げない』と、ウンサン。『いいだろう。オレが探せばいい』と、タン。『そうしないで。わたしには行き場がないのよ』と、ウンサン。
『それならオレにどうしろと?オレはお前のことが好きなのに、オレにどうしろと?』と、タン。
『わたしも、わたしもあなたが好きよ。けれど、それが何?無事に学校を卒業しよう。居候だけど堂々としよう。ずさんな計画も全てずれてきてるのに、アナタが好きなのがなんなのよ?それになんの意味があるのよ?生徒たちはアナタの複雑な家族関係を知らないでしょ?アナタはわたしを守れないわ。アナタはアナタでも守ってなさいよ!』と、ウンサン。
タンは無言で力なくその場を去っていく。涙ながらにタンを見送るウンサン。
第9話3/4に続く
※1~3話のあらすじとキャストの詳細は、韓国ドラマランキングにあります。
文責:韓国ドラマあらすじ団
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