もしもし?と、ソニ。
もしもし(低音)と、死神。
は~、電話をすることは知ってるのね?できないんだと、違うなら、指が折れたりとか?と、ソニ。
あ、はい、学びました、指は折れていません、心配ありがとうございますと、死神。
私の番号がそこにあるにはあるのね?と、ソニ。
はい、番号のお方はここにちゃんとと、死神。
待ってたわ、連絡と、ソニ。
あ~、はいと、死神。
・・・沈黙・・・
あ~、はい、次の何かはないの?なさるお話もあるんじゃないの?と、ソニ。
例を上げれば?と、死神。
朝・お昼・夕方のうち、いつ会ってこそ一番気楽か?そんなの!と、ソニ。
朝・お昼・夕方のうち、いつが一番気楽ですか?と、死神。
私、まあ朝会って夕方に別れるのが一番気楽でしょと、ソニ。
人間のように見えなければならないので、歩いて行こうと、死神。
乗ってください、人間なら仁川(インチョン)まで歩いて行けないよと、トッカ。
あ~と、死神。
あのできごと以来、初めて顔を合わせる二人。
ぎこちないトッケビと、ウンタク。
はっ!(ドクン、ドクン)・・・前にいらしてびっくり驚いて・・・のどが渇いて、その、あの、バイトに行かなきゃ!と、ウンタク。
チ・ウンタク!と、呼んでしまうトッケビ。
はい?と、ウンタク。
え?と、トッケビ。
たった今、お呼びになったじゃない?と、ウンタク。
おれが?と、トッケビ。
はいと、ウンタク。
どうして?と、トッケビ。
だから、どうして?と、ウンタク。
ぎこちなくてと、トッケビ。
私も・・・と、ウンタク。
微妙な笑みの二人。
それじゃあ私が自然にお腹が減ったと言いましょうか?と、ウンタク。
そうするか?それでオレが自然に牛食うか?言ってみるよと、トッケビ。
コートだけすぐに着て出るわ、おじさん服を着てと、ウンタク。
全て着たぞ、行こう、行こう!と、トッケビ。
ケベックのレストラン。
わ~、私、この店二度目よ、こうしてると、なじみの店になるわね、私たちその時、あそこ座ったんだけど!と、ウンタク。
席に座ってと言うウェイターの動きがスローモーションになる。
トッケビには10年後の映像えお見ていた。
29歳のウンタクがソニと話していた。
ウンタクは素敵なレストランに来ていると言っている。
代表様ここよ!と、29歳のウンタク。
29歳のお前はずっと華麗なんだな、けれど、お前のそばには、オレはいないんだな、オレの生は結局、不滅を終わらせたんだな・・・
オレの死の後に、その時間の後に座っているお前は、オレが消えたお前の生は、オレを忘れて完璧に、完成されたんだな・・・
オレは消えねばならない、美しく笑うお前のために、オレがせねばならない選択、この生を終わらせること・・・結局、おれはその選択をしたんだな・・・。
トッケビ 第6話あらすじに続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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