不滅の恋人コラム。
第16回は「4%を超えた視聴率」です。
不滅の恋人(原題:大君・テグン-愛を描く:テグン-サランウル クリダ:대군 – 사랑을 그리다)特集ページ


不滅の恋人コラム16 4%を超えた視聴率
徐々に終幕が迫ってきている「不滅の恋人」。
さすがに史実を離れてしまい歴史的なネタが尽きてきたので、今回は視聴率や放送局の話をしていきます。
このドラマ。
「TV朝鮮」という放送局が制作しています。
朝鮮と聞くと北朝鮮のイメージがあるかもしれませんが、韓国の放送局。
また、韓国で最大の新聞「朝鮮日報」が親会社なんです。
なので、もともとドラマ制作が特異ではありません。
どちらかというと、報道関連に強さを発揮する放送局なのです。
そのため、個人的にもドラマファンも「TV朝鮮」のドラマと聞いただけで、連想するのは低視聴率でした。
この「不滅の恋人」もご多分に漏れず、途中で1.5%なんて数字を記録して、やっぱり「TV朝鮮」はだめだなと思ったものです。
ところが、じわじわと数字を上げてきて、この16話では4%越え。
最終的に「TV朝鮮」のドラマの視聴率記録を塗り替えることになりました。
その推移は以下のリンクから見ることができますので、興味のある方はチェックしてみてください。

「だけど4%って低すぎない?」と思う方もいるでしょうね。
韓国ドラマが高視聴率だったのも今や昔。
現在では地上波でもこのくらいの視聴率はザラです。
10%を超えるとそこそこヒットした感もあるくらい低視聴率化が激しいのが現状。
そして、「TV朝鮮」のようなケーブル系は、地上波のようになんとなくテレビのスイッチを入れていることで視聴率がカウントされるなんてことがないため、目的を持った濃い視聴者だけが視聴しているのです。
そのため、4%ほどの視聴率でも、広告効果が高かったりします。
このような事情から、当時の当ドラマの快進撃に、関係者は笑みを浮かべていました。
日本での視聴率がどの程度のものなのか定かではありませんが、さすが日本国の視聴率を超えていることはないでしょう。
ま、NHKだから広告効果は関係ありませんね(笑)
文責:韓国ドラマあらすじ団
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