モリタカシとイ・ワニクが会っている。
コ・サホンをあのように消し去るとは分からなかった、おかげで朝鮮人たちもおとなしくなってと、称賛するモリタカシ。
人が禍になるとおっしゃいませんでしたか?私は大佐に一手学びましたと、イ・ワニク。
亀甲船に罪はありません、罪は李舜臣(イ・スンシン:이순신)にありますと、モリタカシ。
一つ学ばせていただきましたと、イ・ワニク。
コ・サホンの孫娘が消えて、まだ便りがないと?私がその女子のものを一つ持っているのですが、返してやるすべがないですねと、モリタカシ。
そうでなくても私が、絵をちょっと描いている最中です・・・自分の祖父の四十九日は来るのではないですか?明日がその四十九日で・・・大佐は人だけちょっと選んで送ってくだされば、私が捕まえてみます・・・その女さえ捕まえれば、その警衛院摠管の小僧まですべて引っ張っていける絵でと、イ・ワニク。
いいでしょう、そちらがそのように解決できれば、他の方は私が整理すればいいですか?と、モリタカシ。
笑みを浮かべうなずくイ・ワニク。
銃を突きつけられるホンパ。
どなたですか?と、問う。
誰かは知らなくてよくて、窯がどこだ?案内しろと、男。
窯は川向うなのですが、どうして銃まで握って?5銭だけお出し下さい・・・舟に乗っていかねばならないので、ついてきてと、ホンパ。
途中で舟を止め・・・流れを見ている最中で、それはご存知で?ここが最も深いところですと、ホンパ。
それが何の関係があるんだ?と、立ち上がる男。
一瞬舟を揺らし、男を捕まえ水の中に飛び込むホンパ。
短剣を手にしたホンパが岸に戻ってくる。
そこに、モリタカシが待ち構えていた。
近づいてホンパを撃ち殺し・・・しまった、撃ってしまった、どこに隠したのか尋ねなければならなかったのに。すごく性急で・・・引き上げて、死んだか確認しろと、モリタカシ。
死体はどうしますか?燃やしますか?と、ササキ少佐。
いや、質問があったが答えが聞けなかった、ならば、他の方法で聞くべきだなと、モリタカシ。
お前たちはここにいろ、私は済物浦(チェムルポ:제물포)の寺にちょっと言ってくるのでと、トンメ。
最近は物騒ですからお供しますと、ユジョ。
お前たちが一緒に行けば雰囲気が良くないのではないか?ここにいろと、トンメ。
親分!と、ユジョ。
すると、刀を差した黒装束の男たちがやって来る。
親分!と、トンメ。
久しぶりだな、石田翔、オレの息子よ!と、日本の親分。
路面電車の上の陸橋から、ホンパの遺体がぶら下がる。
その上にはモリタカシと日本兵。
力なき朝鮮の歴史がひと目で分かる場所だと、モリタカシ。
ユージン、日本軍たちが道に朝鮮人の女人の遺体を掲げた、来る道に見てしまったんだが知っている顔だ、オレが知ってる名前で、酒母(女将)と、カイル。
立ち上がりすぐに動くユージン。
現場に到着する二人。
誰が先に着くのかと思ったら、ユージン、お前が来たな!
済物浦(チェムルポ)の寺で、コ・サホンの四十九日が営まれている。
チョ氏夫人はもとより、ヒソンもいる。
エシンは来ていない。
アボムとハマン宅は来ている。
そこに、日本軍がやって来る。
なんですか?と、ヒソン。
コ・エシンはどこだ?
なんと言っているのだ?と、チョ氏夫人。
探してはならない人を探しています・・・私が信号を出せばお逃げ下さいと、ヒソン。
何を話している!動くな!と、剣を抜く日本の将校。
探してはだめな人だと?誰?エシンなのか?・・・行きましょう、ここにいると皆死にますと、コ・サホンの弟。
すると、コ・サホンの弟が撃たれてしまう。
叔父様!と、チョ氏夫人。
総攻撃が始まる。
次々に殺されていく参列者。
竹箒で応戦するアボム。
銃剣を奪ったヒソンも応戦する。
銃を取り出す寺の女。
チョ氏夫人は弓で応戦し、見事な腕前を披露する。
ハマン宅は石で応戦し二人倒すも撃たれてしまう。
なんだ?何だ!!!と、アボム。
そのアボムを斬ろうとした兵が撃たれる。
ヒソンが撃ったのだ。
ヒソン!と、チョ氏夫人。
日本兵に取り囲まれてしまったのだ。
絶体絶命のヒソン。
死を覚悟したのか、周りの動きがスローに見える。
目をつぶる。
銃声が轟く。
撃たれたのは日本兵たちだった。
そして、次々と撃ち殺される日本兵達。
ファン・ウンサン率いる義兵がやって来たのだ。
屋根の上にはエシン。
ミスター・サンシャイン 第20話に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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