イ・ミンホ(이민호)とパク・シネ(박신혜)が主演する水木ドラマ・相続者たちのあらすじ(ネタばれ含む)第13話3/5です。
原題:王冠をかぶろうとする者、その重さに耐えろ 相続者たち
(ワングァヌル スリョヌンジャ、ク ムゲルル キョンドョラ サンソクジャドゥル:왕관을 쓰려는자, 그 무게를 견뎌라 – 상속자들)
あらすじ
ラヘルに誘われて食堂に行くポナ。
『何かあったのか?生徒たちはどうした?』 と、そばにいた女子生徒に問うタン。『それは・・・イ・ボナとユ・ラヘルがカン・イェソルを社会配慮者の席に座らせようと・・・』と、女子生徒。
『何してるの?座りなさいよ』と、ラヘル。ポナは所在なさそうだ。イェソルは大粒の涙を流し座ることを躊躇している。『座れという声が聞こえない?』と、ラヘル。
『おまえたちどうした?カン・イェソルがなぜ?』と、男子生徒。女子生徒は、イェソルがルームサロンの娘というのを今まで隠していたのだという。『大変!』という生徒もいる。
『まだ泣くのは早いわ。座らないの?アナタの席はそこなのよ!』と、ラヘル。『イ・ボナ、今何してるんだ?』と、やってきたチャニョン。『全てこうなった理由があるの、さっき、カン・イェソルが・・・』と、ポナ。
『アナタは行ってボールや車・・・女達のことをに首を突っ込まないで』と、ラヘル。やって来ていたタンが、『あ~、お腹すいた。すごく美味しそう・・・。(イェソルに)悪いけどどいてくれる?ありがとう』と言い、他の生徒のプレートを取り社会配慮者の席に座り、食事を始める。
『ちょっと、キム・タン、何してるのよ』と、ラヘル。『何してるって、飯食ってるんじゃないか。おまえどうして食べない?食べないならオレが食べるぞ』と、ラヘルのプレートも取るタン。
『あなた、その席がどんな席か知らないの?』と、ラヘル。『この席?あ~、食べ物と一番近い席か?』と、タン。ウンサンもやってきて、その様子を見て目を見開く。ヨンドもやってくる。
『おまえ今何してる?』と、ヨンド。『あ~、何度言わせるんだ?メシ食ってるんじゃないか、メシ。メシを食おうぜ』と、タン。『ルールを破ったな』と、ヨンド。呆れたふうに箸を置くタン。
『オレが作ったルールだから、オレが破るんだ』と、タン。『作ったのはおまえだが、維持してきたのはオレだ』と、ヨンド。
『オレの許可もなくこうするのは、礼がないじゃないか。おまえはルールを破れない。どうして破れないのか教えてやる。その席、こういう席だ』と、タンの肩口にカレーをかけ始めるヨンド。イェソルはさらに涙を流し、周りも騒然とする。
『昨日まではこの席がこういう席だったが、今日からこうすることができない席だ』と、制服を脱ぎ、『チャ・ウンサン、すまない』と、言いその制服をヨンドの顔にぶち当て、それから、『ついて来い』と、ヨンドを睨む。ウンサンはタンを、チャニョンはポナを連れ出す。
『待ちなさいよ。一体どうしてなのよアナタたち。そうすると気分がいい?』と、ウンサン。『オレが始めたんじゃないじゃないか。チェ・ヨンドが先に・・・』と、タン。『アイツがそうなのを、一度か二度見たの?(そうじゃないでしょ?)アナタがしきりに過剰反応するから・・・』と、ウンサン。
『それならあそこで我慢するのか?どうやって我慢するんだ、あそこで!臭いを嗅いでみろよ。まだカレーの臭いが・・・』と、タン。『チェ・ヨンドは小学生じゃないの。けれど、アナタは中学生になってると思ったわ、わたし』と、ウンサン。『この・・・』と、タン。
『イ・ボナ。なんだ?おまえ、一体何をしたんだ?』と、チャニョン。『わたしだけが悪かったんじゃないわ。わたしが先に悪いことをしたんじゃないんだって』と、ポナ。『順序が重要なんじゃないだろ?今』と、チャニョン。
『カン・イェソルが先に、秘書室長の息子の何を見てるのよ?そう言ったんだってば』と、ポナ。『そうであっても、おまえはアイツと同じになってはダメだろ』と、チャニョン。
『イェソルの言葉、何が間違ってる?おまえがそれに怒ったんじゃなくて、恥ずかしかったんじゃないのか?おまえ、今まで、恥ずかしいのにどうやって付き合ってたんだ?』と、チャニョン。
『そういうことじゃないじゃない、今』と、ポナ。『おまえがそんなことをしたら、オレが失望すると思わなかったのか?おまえ、それしかないのか?』と、チャニョン。
『あなたは、残念なわたしと、この間、どうやって付き合ってたの?今まで?アナタに対して残念でいなければならないの?一体?』と、ポナ。
『言葉を、ホント、綺麗に並べるな・・・』と、チャニョン。『行きなさいよ、見たくないわ、消えて!』と言い、去っていくポナ。
一時帰宅
タンが家に帰る。『只今戻りました』と、タン。『もう戻ってくる必要もない、昨日付けでおまえは、わたしの屋根の下で過ごす資格を失った。この家から出て行け』と、キム会長。
『アナタほんとにそうするの?タンが出て行っても、事がなかったことになるわけでもないのに』と、キエ。『おまえの人生を楽に行けと聞かせ下した保険だ。それが嫌だというやつを留める理由はない』と、キム会長。
『財布、スマホ、コート、全て差し出せ』と、キム会長。『会長!』と、キエ。『父の誤りが嫌だというやつだ。わたしのお金で買ったものは集めろ、持っていけない。おまえは少し後悔する必要がある』と、キム会長。
すべて差し出すタン。『制服と靴はください、あとで代金をお返しします』と、タン。『そうだな、学校は行かなければならない』と、キム会長。『ラヘルがボクの人生の保険だということはボクにもわかります。けれど、保険がボクの人生になるのはダメじゃないですか、父さん。今までありがとうございました』と、頭を下げるタン。
『あなた、ほんとにどうして?出ていくってどこに出ていくのよ?おまえまでこうなら、母さんにどうしろと、こうなのよ?』と、キエ。『出て行くんじゃなくて、追い出されるんだ』と、タン。
『(会長が)怒ったからそうなんでしょ?息子がこうなのに、何も言えないなんて!』と、タンに言うキエ。『わたし、ホント、最後に聞くわ。ほんとにタンを出させるのですか?』と、キエ。キム会長は黙ってその場を後にする。
ウンサンのバイト先で
走ってくるウンサン。『どうしたの?何かあったの?服はどうしたの?寒くないの?』と、ウンサン。『お金あるか?オレはこうして追い出されたんだ。タクシー代をちょっと出してくれ』と、タン。
『追い出されたって?本当?』と、ウンサン。『タクシー代を先に。あとで返すよ』と、タン。『無一文で追い出されたのに、タクシーでやってきたの?』と、思いっきりタンを叩くウンサン。『痛いじゃないか!返すって!』と、タン。
『出て行けと言われて出るの?あなた』と、水を出すウンサン。『それならどうしろって?』と、タン。『元来父母が出て行けというのは、許してやるという意味だと知らないの?』と、ウンサン。
『間違いがあればそうだな』と、タン。『一旦、飲み物を一杯飲もう。あとで返すよ』と、タン。『水は無料よ。水を飲みなさいよ』と、ウンサン。続けて、『今後どうするのよ?財布・カード、全て奪われたって?1・2週間は耐えられるでしょう。その後はどうするのよ?』と、ウンサン。
『自手成家(自主独立)するよ』と、タン。『どうやって?』と、ウンサン。『しっかり勉強して成功してみせる』と、タン。『むしろ、K-POPスターになりなさいよ!』と、ウンサン。『だめだめ、うまく歌えない』と、タン。
『勉強はできるのかって!』と、ウンサン。『おい!・・・チッ』と、水を飲むタン。『スマホをくれ。おまえ、ヒョシン兄さんの電話番号あるだろ?』と、タン。『ヒョシン先輩?どうして?』と、ウンサン。『金を借りなきゃ』と、タン。
『は~、あなたどうしてお金を借りるという考えからするの?何を?腎臓を担保に?』と、ウンサン。無言で手を払うタン。続けて、『チョン・ミョンスの番号も知ってるか?ユン・チャニョンは知ってるし、ポナは?』と、タン。
『チェ・ヨンドは?』と、ウンサン。『チッ・・・電話しろよ早く。通話代は後で返すよ』と、タン。
※このカフェでのやりとりは、初期のタンとウンサンの立場が真逆になってて、翻訳しつつニヤニヤしてました。腎臓にに言及するウンサンと、カネのことばかり言うタン。キム・ウンスク作家の技が光ります!
ミョンスのアジトで
『みんな、暇な時間に、こうして一同に介してくれてありがとう。単刀直入に言うよ。オレを今日泊めてくれる人?それなら、明日からオレを乗せてくれる人?それなら、後でオレにメシを買ってくれる人?』と、タン。
ヒョシンもチャニョンもミョンスも、ミョンスが抱くぬいぐるみも無言だったが、ミョンスが立ち上がりぬいぐるみをあやし始める。『ところでポナは?』と、タン。本を読み始めるチャニョン。
『お前たちほんとにこうなのか?アニキも?』と、タン。そこにポナがやってくるが、チャニョンがいるので踵を返す。『イ・ボナ。オレが行くよ、おまえがいろ』と、チャニョン。ミョンスは『喧嘩したのか?』と問う。『おい!オレは追い出されたんだって。オレにちょっと集中しろよ!』と、タン。
『おまえ一体どんな事故を起こして、こんな格好で追い出されたんだ?』と、ヒョシン。『内容はこうだ。怒る父さん、泣く母さん、打たれるオレ。こうして要約することができるかな』と、タン。
『叩かれたの?ホントに?』と、ポナ。『や~、何かはわからないけど、大型事件だな』と、ミョンス。『今日、どこで寝るんだ?ウチに来るか?』と、ヒョシン。
『顔なじみのメンターだけど、アニキの母さんは怖い。行かない』と、タン。『怖いだろうよ。家を出た奴が羨ましいのは初めてだよ』と、ヒョシン。
第13話4/5に続く
※1~3話のあらすじとキャストの詳細は、韓国ドラマランキングにあります。
文責:韓国ドラマあらすじ団
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