イ・ミンホ(이민호)とパク・シネ(박신혜)が主演する水木ドラマ・相続者たちのあらすじ(ネタばれ含む)最終回(第20話)1/5です。
原題:王冠をかぶろうとする者、その重さに耐えろ 相続者たち
(ワングァヌル スリョヌンジャ、ク ムゲルル キョンドョラ サンソクジャドゥル:왕관을 쓰려는자, 그 무게를 견뎌라 – 상속자들)
- 韓国SBSで2013年10月9日から放送開始
- 脚本:キム・ウンスク
- 相続者たち 最終回(第20話)放送日:2013年12月12日(木)
- 相続者たち 最終回(第20話)視聴率:25.6% 過去の視聴率データ → 韓国ドラマランキング
- 他言語表記:英語:The Heirs 中国語簡体字:继承者们 中国が繁体字:繼承者們
相続者たち あらすじ
屋上
『(気温が)寒い・・・』と、ヨンド。『寒くて・・・真っ暗だな』と、タン。そのまま真っ暗な漢江を眺めている。
ミョンスの母に
『法定代理人を変えるって?』と、ミョンスの母。『ええ、父さんは今病院にいるんです』と、タン。『議決権がすべて理事長に委任されたのね。経営権の争いなの?』と、ミョンスの母。
『経営権の防御です』と、タン。『理事長から誰に変えるの?』と、ミョンスの母。『兄さんにです』と、タン。『帝国グループの弁護団の中に、わたしを知らない人は一人も居ないわ』と、ミョンスの母。
『わかってますが、それでもお願いします。現在のところ当社グループの弁護団は信じることができないんです。臨時株主総会の前に、必ず法的代理人を変えてください。お母さん。わたしの弁護人、引き受けてください』と、タン。
大きなため息をつくミョンスの母。
持株比率
『会長の持分が13.6%に理事長本来の持分が4.7%、会長の兄弟の方々トータル5.2%、合計が23.5%です。社長とタンの持分が23.1%に帝国ホールディングスが保有する5.37%を合わせれば約28.5%になります』と、ユン副社長。
『カギは父の側の人々が管理する借名株式の4 % 、外国人の持分19 %、国内株主が持っている25 %をどのように分けるのか、ということですね』と、ウォン。
『その内の社長の友好持ち分が何%になりますか?』と、ユン副社長。『ハァ~、一旦、父の側の人々から会ってみましょう』と、ウォン。
『皆、父さんの側の人なんだって?けれど、どうして誰も来ないんだ?』と、タン。『義理と実利の間で実利を選択したようだ』と、ユン副社長。
ようやく二人やってくる。『来てくれてありがとうございます』と、ウォン。『会長とは20年です。来ますでしょ』と、幹部の一人。『他の方たちは考えが違うようだ・・・』と、ウォン。
『よくいらっしゃいました。後悔なさるようなことが無いように、死ぬ気で努めてみるつもりです。RSイ代表まで参加してくださってるので、心が一段軽いですわ』と、チスク。
『わたしはまだ決めてません。どちらの側に立つか。わたしが立ちたいのは、キム会長の反対の側なんですが、よくわかりませんね。こちらが反対側なのか、それとも、キム社長のほうが反対側なのか』と、エスト。
参戦だって
『会長が倒れられたって?』と、ウンサン。『ああ、昨日の昼に。意識がないみたいだ』と、チャニョン。『それで連絡がなかったのね。どこの病院にいらっしゃるの?』と、ウンサン。
『タンは病院にいないよ。ウチの父さんと出張に行ったんだ』と、チャニョン。『出張?』と、ウンサン。『10日の予定だそうだ。海外の株主たちに一人一人に会って、委任状を受けてこないといけないそうだ』と、チャニョン。
『会社に何か起きたの?』と、ウンサン。『そう見えた。父さんの表現では出張じゃなくて参戦だって。今頃、飛行機の中だろう』と、チャニョン。大きなため息をつくウンサン。
タンの存在意義
『震えるか?』と、ユン副社長。『すこし』と、タン。『おまえが一緒に行かなければならない理由、わかってるだろ?』と、ユン副社長。『はい。わたしはすぐに父を失うかもしれない幼い少年であり、会長が特に愛している幼い息子でしょ?』と、タン。
『そうだ。ビジネスというものは、結局は誰かの心を動かしてサインを受けることだから』と、ユン副社長。『父さんはこんな戦争を、どうして20年もされたのでしょう?』と、タン。
『そんなもんなんだ。ちょっと寝るぞ。スケジュールが洒落にならない』と、ユン副社長。
タンの置き土産
『連絡できずに来てごめん。これ、欲しかったみみずくであってるだろ?連れてきたから許せよ。電話できないかもしれない。出張に行ってるんだ。オレが居なくて浮気をしたら死ぬぞ!行ってくるよ。すごく会いたくなるよ、チャ・ウンサン』と、タン。
拘束捜査
『父さん、もしかして・・・』と、ヨンド。『拘束捜査になるようだ。それで明日、自ら出頭しようと』と、トンウク。『そうしたらどうなるの?拘束されるの?』と、ヨンド。
『これからわたしの言うことをよく聞け。その、誰も信じずに、ホテルに関連することは、副社長だけ信じればいい。わたしに伝える言葉や、誰かがおまえの意見を求めるときには、必ず、チェ弁護士を通してだけ話をしろ。わかったか?』と、トンウク。黙って頷くヨンド。
『もしも、わたしが早く出てこれなければ、叔母さんの家に行け。一人で家にいることなく。わかったか?わたしが居ないからと、おまえがしている厨房の業務を投げ出すことなく・・・。すぐに出てくるから・・・食え』と、トンウク。
翌日、トンウクが拘束捜査のため出頭するシーンがニュースに流れる。テレビのスイッチを切るヨンド。いたたまれない表情だ。そこに、チェ弁護士がやってくる。
『父さんは?』と、ヨンド。『座ってください。パク弁護士とイ弁護士は、法院に入って、来られませんでした』と、チェ弁護士。『どうなってるのかって』と、ヨンド。
『父さんがどうして、弁護士を7人も使うのかわかりますか?父さんの心配は我々がするから、ヨンド君は心配するなという意味です。そのまま普通に生活すればいいです。学校もしっかり通って』と、チェ弁護士。
『ホテルは当分の間、副社長体制で行くだろう。ホテルの心配もしなくていい』と、副社長。『はい』と、ヨンド。『あ、父さんが伝えろとおっしゃってたんだが、ルールはあらねばならないと、反則はダメなんだぞと』と、チェ弁護士。
謝罪
以前いじめていたチュニョンを尋ねるヨンド。『どうした?誰だよ?』と、友達A。『チェ・・・ヨンド』と、チュニョン。『チェ・ヨンド?お前をいじめてたやつ?』と、友人B。『あ~、あいつがそいつ?その、ホテル家の息子?』と、友人C。
『どうして来た?まだ苦しめることが残ってるのか?』と、チュニョン。『そんなんじゃ・・・ない。すまなかったという言葉を言いたくて来た・・・。すまなかった、本心から。謝罪する。本当に、悪かった』と、ヨンド。
『おまえが謝罪もできる奴ということに驚いたが、おまえがほんとうにオレに悪いのなら、一生罪悪感を感じて生きろ』と、チュニョン。『そうだな。そうするよ』と、ヨンド。
『オレはおまえの謝罪を受けないぞ。永遠に。二度と探しに来るな・・・。行こう』と、チュニョン。
王冠をかぶろうとする者達の悲哀
SNSに書き込みをするウンサン。『あなたがいないソウルは、なんとなく普段よりほんの少し寒い』と、書き始める。そして、ニュースでトンウクの話を目にする。『たった今、ニュースでヨンドのお父さんを見たわ・・・』と、ウンサン。
アメリカ。『またお目にかかれて嬉しいです、スティーブ』と、ユン副社長がタンとともに委任状獲得の交渉を始めている。『この方がキム会長の次男ですね?』と、スティーブ。互いに挨拶するタンとスティーブ。
『全国民が見るニュースで、家族の顔と向き合うのは、どんな重さの不幸なのだろう?』と、ウンサン。
アメリカ。『ここにサインをすればいい?』と、相手。『はい、会長がお喜びになるでしょう』と、ユン副社長。
『みんなの憧憬の対象であるその世界の中で、あなたとヨンドと生徒たちは、どのくらい傷ついたのだろう。毎日朝一番に学校に到着してみて、死体補助線を書いている誰かを目撃するようになったの。
たくさん驚いたわ。犯人は一人じゃなかったのよ。ある日はヒョシン先輩だったり、ある日はイェソルだったり、ある日は、いつも明るくて、想像もできなかったミョンスだったり、またある日はラヘルだったりもしたの。そして今日は・・・ヨンドだった。
みんなが犯人だということがわかってからなのだろうか?わたしは前のように、あの子たちを、ひたすら羨ましがったり憎んだりすることもできなかった。
タン、あなたも早朝一人で、死体保存線を描いたことがあるの?』
ヨンドは名刺を頼りに母の元へ行く。数年ぶりに見る母の姿。母がこちらを見ると思わず隠れてしまう。
『とても重かったり、とても苛酷だったり、とても悲しくても、できることが傷つくことだけではないことを』
機内でもタン達の株主への説得は続く。
『その重さが、つぶれなければならない理由にならないことを(願って)。会いたい。キム・タン』
タンのいない朝。ウンサンは一人、王冠をかぶろうとする者達の悲哀を感じる。
相続者たち 第20話2/5に続く
相続人たち OST Part 2(SBS TVドラマ)(韓国版)(韓国盤)
※1~3話のあらすじとキャストの詳細は、韓国ドラマランキングにあります。
文責:韓国ドラマあらすじ団
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