イ・ミンホ(이민호)とパク・シネ(박신혜)が主演する水木ドラマ・相続者たちのあらすじ(ネタばれ含む)最終回(第20話)4/5です。
原題:王冠をかぶろうとする者、その重さに耐えろ 相続者たち
(ワングァヌル スリョヌンジャ、ク ムゲルル キョンドョラ サンソクジャドゥル:왕관을 쓰려는자, 그 무게를 견뎌라 – 상속자들)
相続者たち あらすじ
父子
ユン家の男二人で湖畔に釣りにやってくる。
『人はやはり、自然と生きなければならないな』と、ユン副社長。『父さんがすごく忙しいから、そうなんじゃない』と、チャニョン。『父さんが忙しいからこそ、おまえが食って暮らせるんだ』と、ユン副社長。『忙しいふりをするんじゃなくて?』と、チャニョン。
『父さん、スマイル!1・2・3』と、写真を撮るチャニョン。ユン副社長は変顔をする。『ポナに送ってやるのか?』と、ユン副社長。
『一時間ごとに顔を見せないと息ができないとか何とか言って・・・』と、チャニョン。『オレが見るに、おまえが大学に行くやいなや、ボナに主導権を奪われるようだぞ』と、ユン副社長。
『それはそれとして期待して。ところで、父さん。再婚するつもりはない?恋愛しないの?』と、チャニョン。『食って生きることも忙しいのに、恋愛がどうと・・・おまえはちょっと、オレを食わせるつもりはないか?』と、ユン副社長。
『父さんはどうしてしきりに、遊んで暮らそうと考えるんだ?前にクビになった時も、密かにイヤじゃない様子だったけど』と、チャニョン。『お前も大きくなってみろ。社会生活というのも楽じゃないんだ。時として恋愛よりもっと熱く痛く、気を吸われるもんだ』と、ユン副社長。
『いま、わたしの話しをしてるのですか?』と、ウォンが声をかけてくる。タンも一緒だ。『社長!』と、驚くユン副社長。
50位V.S.1位
椅子にはタンとチャニョンが座り、大人二人は樹の下でコーヒーを飲んでいる。
『釣りと言うものは歳月を釣るということなんだ。周国姜太公というのを知っているだろ?』と、講釈を垂れるチャニョン。『うるさい、こいつ』と、タン。(※姜太公は太公望のこと)
『コーヒー思い出すという声に、このように駆け付けられるとは思わなかったですね!』と、ユン副社長。『わたしは本来、心に決めれば、きめ細かく執着するんですよ・・・。釣りにはよく来るんですか?』と、ウォン。
『父子間の愛情を確認する一種の儀式でしょう。期末試験が終わったついでに、風にも吹かれるのをかねて』と、ユン副社長。
『あ~、おまえ、期末試験はどうなった?まさか、またか?』と、ウォン。『知れば驚くんだけど。チャニョンに聞いてみて』と、タン。『キム・タン50位でした』と、チャニョン。『50位?』と、ウォン。『ホントに?』と、ユン副社長。共に驚く。
満面の笑みを浮かべるウォン。『まったく、よくやりました』と、ウォン。『よくやった???わたしは帝国高校に50位もあることを知りませんでしたよ』と、ユン副社長。
『チャニョンは何位なんですか?』と、ウォン。『チャニョンは、まあ、毎回一位で、成績表にドラマがないから、もう面白くもなく、興味もなくて、よく確認もしません』と、ユン副社長。ウォンも立場がない。
『おい、おまえ、この雰囲気どうするんだ?クソ。ユン・チャニョン、オレについてこい!』と、その場を走って離れるタン。それにしぶしぶついていくチャニョン。笑うウォンとユン副社長。
『いつもこんな日だけであれば良いのにという話ですね・・・。タンはまだ知らないのでしょう?』と、ユン副社長。『前もって知ってどうしますか』と、ウォン。『記事は明日出るでしょう』と、ユン副社長。『はい、出さないと・・・。ここいいですね。わたしも今度来てみなければ』と、ウォン。
翌日。バス停でウォンの婚約の記事を見て泣くヒョンジュ。
離別
カフェでヒョンジュと会うウォン。『もう、約束守ってよ』と、ヒョンジュ。『どんな約束?』と、ウォン。『願いができたら掴んでやると言ったじゃない。願いができたの』と、ウィッシュボーンを取り出すヒョンジュ。
リアクションしないウォン。『待ってて老いちゃうわ。そのままわたしがする?こっちがオッパ、こっちがわたし』と、ヒョンジュ。『するな』と、ウォン。ヒョンジュは躊躇なく裂く。
『わたしのほうがより長いわ。私の願いが叶うのね・・・別れましょ、わたしたち。それが私の願いよ。わたしたちはいつも近くに向かい合って座っていても、はるかに遠い人だったわ。知らなかったことじゃないから、すまないと思わないで』と、涙するヒョンジュ。
『ごめん、すまない、本当にすまない』と、ウォン。『手を振ってあげるといったじゃない、わたしが・・・。じゃあね』と、手を振るヒョンジュ。
弟
力なく家に帰るウォン。『記事は何だ?兄さん結婚するの?こうして急に何が結婚なんだ?』と、タン。『会社を守るには、オレたちだけじゃ危ない。それがこの結婚が必要な理由だ。それが、オレのかぶる王冠の重みで・・・』と、ウォン。
『そうだとしても』と、タン。
『おまえの意見は必要ない。オレがした決定だ。とやかく言うな・・・オレたちの取引についても考えてみた。お前をアメリカに送るということ・・・。おまえはアメリカに行くな。代わりにオレの後ろにいろ。おれの側に・・・。もうおまえは、別の夢を見るなという話だ。経営の授業、ちゃんと受けろという話だ。それだけしろ。すごく寂しい』と、ウォン。
『おれがいれば、寂しくない?』と、タン。『それでも寂しい。けれど、いないのよりはマシだろう』と、ウォン。
初対面の記憶
『チューニングじゃなくて点検のために来たって?最後に点検を受けてから、3ヶ月しか立ってないんだけど』と、バイクショップのスタッフ。『快感よりも安全を選んでみようと。ヘルメットはあっちで見ればいいでしょ?』と、ヨンド。
ヘルメットを選ぼうとして、指の怪我に目が行く。その時、チキンの配達がやってくる。ウンサンではないが、ウンサンに会った日のことを思い出す。
『オレたちの最初の出会いは、オレたちの記憶よりも前だったんだな』と、ヨンド。そして、以前もらっていたバンドエイド(カットバン)を指に巻く。
18
『ミョンス来られないって』と、ポナ。『来られないってことでしょ。女といるんじゃないの?』と、イェソル。『友達より女が重要な年頃でもあるな』と、チャニョン。
『友人であるウンサンより、女であるわたしがさらに重要だという間接告白なの?』と、ポナ。『そうかもな。オレが先に主題を決めるぞ・・・18!』と、チャニョン。
『あ~、のっけから難しい。もっと簡単なのを出してよ』と、ポナ。『わたしから始めるわよ?』と、カードを出すイェソル。『18は自分自身に傷を与えて』と。
『寂しく』と、チャニョン。『時には巨大な的と戦わなければならないけど』と、ポナ。『熱い心臓を持って』と、イェソル。『遠大な夢を持つ歳だよな』と、チャニョン。
『ああ、何よ!わたしのカードには18に合うものがひとつもないわ。二人グルになってるんじゃないの?』と、ポナ。『イ・ボナ、アウト!おれ、願いを言うぞ。キス!』と、頬を指すチャニョン。
『ちょっと!』と、イェソル。『あ~ちょっと~。あなたなに、そんなことを照れくさくて、観客がいるところで、どっち?こっち?』と、キスしようとするポナ。
そのタイミングでポナの方を向き、口づけをするチャニョン。『ちょっと!急にこうして、どうしよう!』と、ポナ。『ごめん、それならまた戻すよ』と、キスしようとするチャニョン。
『この人達、ホント!私の願いは、あなた達二人が別れることよ!』と、それっぽいカードを示すイェソル。嫌な顔をする二人。
日記帳
『アメリカから来たもののようです』と、家政婦から小包を受け取るタン。アメリカで先生に提出した自分の日記帳だった。
『あなたがかぶろうとしている王冠の重さは何だった?金?名誉?でなければ愛?』と、先生のメッセージがあった。
その日記帳に書き足すタン。『書斎の主人が変わった・・・。兄さんは上りたいところへ上り、さらに堅固となるとともに、夜には泣いた。兄さんの流刑地は、兄さんが生涯生きてきた、この家ではないだろうか』と、タン。
書斎でウィッシュボーンを見つめ涙するウォン。
相続者たち 第20話5/5に続く
相続人たち OST Part 2(SBS TVドラマ)(韓国版)(韓国盤)
※1~3話のあらすじとキャストの詳細は、韓国ドラマランキングにあります。
文責:韓国ドラマあらすじ団
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