イ・ビョンホン)、キム・テリ、キム・ミンジョン、ユ・ヨンソク、ピョン・ヨハン主演のキム・ウンスク脚本によるtvN韓国ドラマ
ミスター・サンシャイン(미스터 션샤인)
の第16話視聴感想(一部あらすじ含む)です。
ミスター・サンシャイン(미스터 션샤인) 作品データ
- 韓国tvNで2018年7月7日から放送開始の週末ドラマ
- 脚本:キム・ウンスク(김은숙) 『トッケビ』『太陽の末裔』『シークレット・ガーデン』
- 演出:イ・ウンボク(이응복) 『トッケビ』『太陽の末裔』
- あらすじ:辛未洋擾(シンミヤンヨ:신미양요:1871)時に軍艦に乗船しアメリカの地を踏んだある少年が、アメリカ軍人の身分で、自分を捨てた祖国である朝鮮に戻り駐屯し、そこで起きる出来事を描いたドラマ
ミスター・サンシャイン 第16話視聴感想
まずは視聴率を。
15.023%と、先週より0.5%下げてしまいました。
今週に関してはさほど山場がなく、淡々と話が進んでいった印象でした。
来週あたり、再び山場が訪れそうな気がします。
首都圏視聴率も含めたグラフはこちら → 韓国ドラマランキング ※昼過ぎに更新予定
トッケビの視聴率グラフはこちら → トッケビ 視聴率 第15話16.917%、最終回18.680%でケーブル系1位 20170121
両班宅の閨秀 塀を越える
閨秀(キュス:규수)という言葉をご存知でしょうか?
聞き慣れない言葉かもしれませんが、歴史ドラマにおいては頻出単語です。
当サイトでは殆どの場合「令嬢」と役しています。
ドラマにおいてこの言葉が出てくるときには、両班宅の閨秀(ヤンバン テク キュス:양반 댁 규수)という形が多いので、注意してリスニングしてみてください。
その両班宅の閨秀エシンが、塀を越えました。
先日、ユージンが警護を打診しに来た際には、精神的に越えられない壁として、塀が存在していました。
洋装でなら軽々と超えることができる塀でも、両班宅の閨秀としてチマチョゴリを身に着けているときには越えられなかったのです。
けれど、今回はその軛に抗い、心のままに越えました。
そして、ユージンを追いかけます。
追いかけてきたエシンに気づき、踵を返すユージン。
さっきは行けってと、ユージン。
こう、こう早く行くのだと思わなくてと、エシン。
そうしなければならないと思ってと、ユージン。
気をつけてとの、挨拶もできなくてと、エシン。
そのためにこう走ってきたのですか?塀を越えて?と、ユージン。
いつまた会えるのかわからなくて・・・と、エシン。
脱げて転がっていた温鞋(オンヘ:온혜)を拾い、エシンに履かせるユージン。
顔を歪めるエシン。
お祖父様を、理解してくださいと、エシン。
かえってありがたい、このようにでも会わせてくれて・・・似ているんだけど、貴下が誰に似てこう素敵なのかと思っていたのだけど・・・戻ってください・・・また会いましょうと、ユージン。
気をつけてお行きください・・・と言い、去っていくエシン。
その後に描写されたエシンの想像のシーン。
西洋の恋人たちは、分かれるときにこう挨拶をするのだと・・・(何かをささやき)・・・good bye・・・と、エシン。
good bye でなく・・・See you と言いましょうと、ユージン。
See you・・・See you again と、エシン。
See you again.
この言葉は、追いかけてきたエシンにユージンが言った「また会いましょう」と、まったく同じ言葉だった。
エシンの顔が歪んだシーン。
この演技に何かしらの意味があるのでしょうか?
ユージンが取った行動は、アメリカ人としては紳士による洗練されたものです。
けれど、当時の朝鮮では、奴婢が主人に対して行う行為でした。
祖父コ・サホンにユージンの出自を指摘された後でもあり、ユージンのこの行動に、複雑な思いがこみ上げてきたのかも知れませんね。
あらすじですが、今日中になんとか先週分を仕上げていきます。
第15話は明日以降かな?
文責:韓国ドラマあらすじ団
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