イ・ビョンホン)、キム・テリ、キム・ミンジョン、ユ・ヨンソク、ピョン・ヨハン主演のキム・ウンスク脚本によるtvN韓国ドラマ
ミスター・サンシャイン(미스터 션샤인)
の第19話視聴感想(一部あらすじ含む)です。
ミスター・サンシャイン(미스터 션샤인) 作品データ
- 韓国tvNで2018年7月7日から放送開始の週末ドラマ
- 脚本:キム・ウンスク(김은숙) 『トッケビ』『太陽の末裔』『シークレット・ガーデン』
- 演出:イ・ウンボク(이응복) 『トッケビ』『太陽の末裔』
- あらすじ:辛未洋擾(シンミヤンヨ:신미양요:1871)時に軍艦に乗船しアメリカの地を踏んだある少年が、アメリカ軍人の身分で、自分を捨てた祖国である朝鮮に戻り駐屯し、そこで起きる出来事を描いたドラマ
ミスター・サンシャイン 第19話視聴感想
まずは視聴率を。
14.114%と、土曜日に初めて14%を越えました。
もちろん、土曜日の自己記録です。
特筆すべきは首都圏が14.775%だったこと。
一般的には首都圏の方がかなり強い数字が記録するのですが、今回はほぼ同等の数字でした。
ということは、地方の人がこぞってオンタイムに見始めたということです。
一方で、首都圏の人たちは、再放送に流れている可能性も?
いずれにしても、日曜放送分では、全体の自己記録更新が期待できそうです。
首都圏視聴率も含めたグラフはこちら → 韓国ドラマランキング ※昼ごろに更新予定
トッケビの視聴率グラフはこちら → トッケビ 視聴率 第15話16.917%、最終回18.680%でケーブル系1位 20170121
それにしても、日本軍の描かれ方が酷いですね~。
今回の日本軍なんて、ただの虐殺集団でしたよ。
高視聴率ドラマでこれをやられると、子どもたちは反日になるでしょうね~。
困ったものです。
身體髮膚受之父母(シンチェバルブ スジブモ:신체발부 수지부모)
歴史ドラマに多く登場する熟語なので、韓国ドラマファンにはすっかりおなじみかも知れませんね。
当サイトの姉妹サイトでも、何度か紹介しています。
例えばこんな記事。
髪を切られた方のエシンが、祖父コ・サホンに謝罪しました。
現代の一般常識からは「どうして?」と思うかも知れませんね。
けれど、戦前あたりまでは、体を傷つけることが不孝だというのは常識でした。
(今は顔にもメスを入れまくりですが・・・汗)
身體髮膚受之父母(신체 발부 수지 부모:シンチェバルブ スジブモ)は、字面を見ただけで意味がわかるかと思います。
体・体躯・髪・皮膚は父母から受けているという意味ですね。
実はこれだけではなく続きがあります。
不敢毁傷, 孝之始也(プルガムフェサン、ヒョジシヤ:불감훼상, 효지시야)
毀損しないことが孝(孝行)の始まりという意味。
だから本来は、ここまで表現してこそ意味がわかるのですが、今では「身體髮膚受之父母」だけで、すべての意味を理解するようになっています。
韓国ドラマに多く登場するからと言っても、半島オリジナルの言葉ではありません。
出典は中国の書物。
それは考経(ヒョギョン:효경)という書物で、孔子の教えを曽子の門人が記したもの。
そしてこの文言は、考経の最初の章・開宗明義(ケジョンミョンイ:개종명의)にあります。
本来は更に続きがありますが、今回は割愛しておきますね。
ミスター・サンシャインではすでに1900年台が描写されており、高宗(コジョン:고종)がすでに髪を切っていますが、王朝末期の断髪令発布に際し、この文言が根拠となって、激しい抵抗がなされました。
朝鮮王朝時代には、故人にさらなる罰を与える時には、死体を掘り返してばらばらにした上に、朝鮮八道の各地に埋めたりすることもありました。
切断刑は最低最悪の屈辱だと認識されていたことからも、「身体髪膚・・・」の概念が広く浸透していたことが読み取れます。
今日は会議などもあり、更新が滞るかも知れません。
なんとか18話だけは終わらせたいのですが、それも夜になりそうです。
文責:韓国ドラマあらすじ団
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