カイル、たった今、ロシア公使が朝鮮を去った、戦争が本格化するようだと、ユージン。
わかってる、本国の帰国命令書だ・・・本日、露日両国が正式に宣戦布告をした、本国から出発した補充兵力が週内に到着するはずだ・・・オレは駐日アメリカ公使館に転出となり、お前は本国復帰だ・・・
お前だけ朝鮮に残ることはできなかった、オレの職権で申請した、残っていればお前がどんな選択をするのかわかるからと、カオル。
しかし・・・と、ユージン。
これは命令だ、ユージン・チョイ大尉、本国へ戻れ!ピクニックが終わっただけだと、カイル。
トンメがそぞろ歩いているところに、ムシン会首領の子分が現れる。
親分が朝鮮にまたいらしたのか?と、トンメ。
親分は満州に立ち寄り、朝鮮経由で日本にお帰りになると、首領の子分。
ところで、お前らはなぜオレの前にいるんだ?と、トンメ。
オレたちは親分の目と耳だ、お前がどこで何をしているのか、お前が石田翔なのかク・ドンメなのか、よく見るようにとの親分の命令だと、首領の子分。
首領を中心に、モリタカシとハヤシ公使。
今夜、イ・ジョンムンを引きずり下ろすと、首領。
外部大臣臨時署理・李址鎔(イ・ジヨン:이지용)に剣を向け・・・韓日議定書だと?その条約がまるごと国を売り渡すのだと分からなかったのか?・・・逆賊じゃなくて何なのだ!と、イ・ジョンムン。
落ち着いて下さい、私も拒否したかったです、しかし、ハヤシ公使に金を受けたのだけど、それを問題とするので、私も道がなくてと、イ・ジヨン。
貴様!口を切り刻んでやる!私は貴様を切り刻んで殺したいが、貴様が死ねばまた別の外部大臣を立てる・・・方法は一つだけだ、この道を逃げるか、一国の大臣として貴様がすべきことを、それだけだと、イ・ジョンムン。
そこに日本のムシン会の者が大挙してやって来る。
慶運宮(キョンウングン:경운궁)九成軒(クソンホン:구성헌)で、ハヤシ公使他に囲まれ日韓議定書に署名させられるイ・ジヨン。
高笑いするハヤシ公使。
親分が敢えて朝鮮を通り過ぎるのを見るに、朝鮮で誰か一人消えるようだがと、トンメ。
それが我々とどんな関係があるのですか、気にしてはなりません・・・親分に任せずに直接動かれているのを見れば!と、ユジョ。
オレが親分の目の外にちゃんと出たみたいだな、そうだろ?と、トンメ。
親分と、ユジョ。
そこに、チョン警務使がやって来て、イ・ジョンムンが浪人たちに連れて行かれたと話す。
消えた者がその者ですか?・・・ちょっと出ていくのでお前たちはここにいろと、トンメ。
前を遮り・・・どこにお行きに?本国の子たちがどこで何を取り出してると思ってこうするのですか?と、ユジョ。
オレは死ぬときに死んでも、生かす人は生かさないとなと、トンメ。
ヒナのところへ行くトンメ。
ちょうどよく来たわね、酒友達を必要してたんだけどと、ヒナ。
イ・ジョンムン大監が本国の親分の手に渡ったようだ、おそらく日本に連れて行ったはずだと、トンメ。
正確な情報なの?と、ヒナ。
オレは命をかけて来たんだ、お前にまで至るかと・・・王がどうなろうと、お前は傷つくなとと、トンメ。
自分が大監を殺すと言ってことを思い出しつつ・・・そのまま置いたら死ぬかな?イ・ジョンムン大監と、ヒナ。
自分の寿命で死ねと捕まえて行きはしないだろうと、ク・ドンメ。
教えなければならないわと、ヒナ。
危険だ、お前と、トンメ。
始まりは私感だったけど、それでも帝国益聞社の要員なのに、私の首長を殺させることができる?・・・電話で・・・王宮に連結して、
皇帝陛下に変わってと、ヒナ。
チョンムンが拉致された!早く助けねば!チョンムンは性情が沈着だが、日本軍が自信を餌に朕と取引をしようとすれば、彼は自決するはずだと、高宗。
もうお助けになるのですか?私をお助けになったので、もう朝鮮の民をお助けになるのですか?と、スング。
手伝ってくれるか?と、高宗。
警衛院摠管チャン・スング、皇帝陛下の命、お受けいたします!と、スング。
義兵達。
皇命だ、日本に拉致されたイ・ジョンムン大監を助けねばならない・・・これは、皇帝が下された露清銀行の預り証書だ、日露戦争が勃発したので、速やかに見つけねばならない・・・
私とイ・ジョンムン大監は、この金で義兵たちを武装させる計画だった、だからイ・ジョンムン大監を必ず助け、この証書とともに上海に送らねばならない・・・
そのためには、日本での決起は避けることができない、日本は敵の心臓部、万全に万全を期しても、戻ることのできない道かも知れない、手を補う者がいるか?と、ファン・ウンサン。
次々と自分が行くという中、私がいくと、エシン。
女人の体に難しい道であるかも知れませんと、義兵。
だからより有利であることもあるだろう、女だと油断することもありと、エシン。
いけませんお嬢様、女人は船に乗ることから制約がありますと、ファン・ウンサン。
ユージンの言葉を思い出しつつ・・・いつも道はある、その書類をしっかり隠し、バレることなく日本に入国できる道を、私が知っていると、エシン。
部屋に戻るユージン。
久しぶりです・・・・・喜ぶと思ったら・・・と、エシン。
嘘をそう言っておいて、便りをすると言ったのに、半年ぶりに現れたと、ユージン。
それでこう来たのだけど・・・お師匠様が高い地位におられるので、情報が早いわ・・・本国に行くと聞きましたと、エシン。
別れの挨拶をしに来たのですか?と、ユージン。
共に行きます、連れて行って下さい、私を、アメリカに・・・と、エシン。
(本当にだめでした・・・私はあの女人の熱さと残忍さの間の、どのあたりにいるのでしょう?すべて来たと思ったのに、もっと行かねばならないかも知れません、花火の中へ、一歩さらに・・・とユージン)
文責:韓国ドラマあらすじ団
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