エシンが構えていた銃を手に取るユジン。
これは夢のはずがないんだけどと、エシン。
ファン陶工に私が連絡したのに、体は大丈夫ですか?その治療も私が全てし・・・と、ユジン。
ユジンに抱きつき嗚咽するエシン。
このくらいなら、治療がうまくいったようですねと、ユジン。
夢だと思いました、すごく生々しくて、数日をおろおろしたというのですと、エシン。
こうなのにどうして来るなって?顔をちょっと見ましょう、苦しがる顔だけ見て、今もさらに苦しいかな?と、ユジン。
このように来てどうするのです?本当にこのように目の前にいてどうするの?と、エシン。
別れるとき確かに、また会おうと言ったんだけどと、ユジン。
朝鮮はとても危険ですと、エシン。
別の方法がなかったのです、帰ってこない方法がと、ユジン。
いくらそうでも、そこまで行ったのにと、エシン。
たかだか手のひら一つ半でした、私には・・・どれほど会いたかったか・・・心配しないでください、あなたは、あなたの朝鮮を救って下さい、私はあなたを救うから、これは私の歴史で、私はそう選択しましたと、ユジン。
こんな無謀な者を見たか・・・と、エシン。
標的は、イ・ドンムンです、大丈夫ですか?大変なら私に任せてくださいと、ユジン。
賓館社長の訃報を聞きました、私は、彼女の分まで進むつもりです、熱く行ったどの死も無駄にならないよう・・・銃も私が貴下より上手く撃ってと、エシン。
フッと、ユジン。
チュニョンがリーダーシップを発揮し始める。
老若男女問わず頼もしく思っている様子だ。
アボムにバン!と、子供。
同じ側同士、撃つもんじゃないぞ~、倭の奴らを撃たないとと、アボム。
さっき撃ったよ、それで逃げたよと、子供。
さっき?いつ?家で?と、アボム。
いや、ここに来る時、僕がパン!って捕まえたの、二人と、子供。
居場所がバレたことを悟り、移動の算段を指示するファン・ウンサン。
子よ、お前が大事を為したぞ、この爺さんも何かしないといけないだろう?と、アボム。
ハマン宅もうなずく。
イ・ドンムンは掘っ立て小屋で何も見つけることができなかった。
そこに老人が連れてこられる。
口がきけない老人だというイ・ドンムンだったが、いきなり喋り始める。
イ・ドンムンに対して怒る長谷川大将。
エシンは何処に行ったと問うイ・ドンムンに、街に出た、決起があると聞いた、お嬢様と行廊アボムとハマン宅らが行った、日本軍の大将を殺すとと、老人。
下山すると、長谷川大将。
老人を撃ち殺し去っていく。
籠の先頭を歩くアボムとハマン宅。
怖いのか?と、アボム。
どこが?お嬢様に会えずに、それ一つ気がかりでと、ハマン宅。
私はちょっと悔しい、そなたの手を一度も握っていけないのがと、アボム。
一度握ってみろ、良い見物を一度させてみろと、二人を煽る籠持ちの老人たち。
歩きながらこの話題は続き、どうせ逝くのだから言いたいことを言ってみろだのと、話している。
最後の日なら言えないことはないでしょ、あなたがそばにいてとても良かったです、こっちに来て手を握ってみましょうと、ハマン宅。
早く掴めと、老人。
ほんとに?と言い、ハマン宅の方へ手を差し出すアボム。
あと数センチのところで・・・アボムが撃たれる。
続いてハマン宅も。
籠持ちの老人たちも。
一斉射撃を浴びてしまう。
ハマン宅を見つめながら絶命するアボム。
ハマン宅も動かない。
ミスター・サンシャイン 最終回へ続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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