叔母さん、食事してくださいと、ウンタク。
どこへ行くんだ?この真夜中に?と、叔母。
汁、冷めます、召し上がってと、ウンタク。
あんた、男ができたの?まったく、自分の母親のように未婚の母なんてダメなはずなんだけどと、叔母。
叔母さん、言葉をどうして必ず!・・・いつまでいるのよ?祭祀のご飯、用意するだけ用意したじゃない、叔母さんは鬼神よ、長く彷徨うと良くないわと、ウンタク。
これがどこで目をしっかり見開いて、ちょっと!私がこのままでは行けないでしょ?悔しくて・・・その通帳さえあれば、あんたがその通帳さえひた隠さなければ、私が道端でこのようにはならなかったわよ!!!と、叔母。
ポルターガイストが起き、電球が破裂する。
叔母さん、ほんとにどうしてこうなの?ほんとに死んでまでこのようにしなければならないの!!と、ウンタク。
うーん、あんたがこの頃、出会わなかったけど、順当に口答えだ、そうだろう?ん~、くそ!と、ウンタクをひっぱたこうとする。
その手を掴んでひねり・・・おばさん、どこに手を出して?今?私がどれほどかわいがってる子だか!手首、サクッと折ってあげようか?と、鬼神姐さん。
ちょっと、あんたまた何よ?何よこの狂った女は!と、叔母。
はるかに先輩に狂った?ダメだわ、おばさんは、私と一緒に行かなきゃね、私と行こうよ、私が寂しくて言うの、私がまた、悪い女たちと相性がよく合うのよ!と、鬼神姐さん。
離して、これ離さないの!離さない?知ってる女なの?と、叔母。
姐さん!と、ウンタク。
私、ついに旅の道連れを探したようだわ、寂しいあの世の道に、とっても良いスパーリング相手になるわと、鬼神姐さん。
行くって?と、ウンタク。
咳払いして・・・行く時になったのよ、まあ・・・いままで、ありがたかったわ、トッケビと良く暮らして、小娘!・・・来て、おばさん、行きましょ!と、鬼神姐さん。
あ、ちょっと待って!叔母さん、育ててくださってありがとう、次の生では、良い縁で会いましょと、ウンタク。
笑わせないで!私があんたにどうしてまた会うのよ!離せ、離せ!と、叔母。
手を振る鬼神姐さん。
ウンタクも静かに手を振る。
消える鬼神姐さんと叔母。
トッケビの家へ行くウンタク。
死神が待っていた。
よく来たなと、死神。
相変わらず一人でおられるわね、トッケビさんは?と、ウンタク。
知らないさ、朝酌の澄んだ水を取りに行くとかなんとか・・・お前に会うと言ったのはオレが言ったんだよ、あげるものがあってと、死神。
ひょっとして、名簿が来たの?・・・と、ウンタク。
違うさ、そんなのと、死神。
あ~、そうじゃないのね、驚かせると、ウンタク。
心配になるか?名簿が来るかと?と、死神。
心配になるというより気になるわ、私の運命がどのように変わるのかと、ウンタク。
お前の運命にはあまりにも変数が多くてと、トッケビ。
だから・・・烙印もなくなってしまて、剣も引き抜いて、それでこのように9年も別に何事もなく生きて・・・だけど、私が「その他の漏れた者」という事実は変わりなく・・・
生まれることができなかったかも知れず、愛する人を死によって失ったりもして・・・その上、このように私の前にいる方は死神で・・・何よりも、人間はいつか死ぬから、それで生が美しいので・・・
それで、記憶が戻って来て最初に浮かんだ考えは、今日が最後のように考えて生きなきゃ!今日が最後なら、この記憶が、私の愛する人の最後の記憶だ・・・
だからどの瞬間も、死にものぐるいで愛さなきゃ!そう思ったわと、ウンタク。
お前の生はすでに美しい、知っておいてと、死神。
フフ、あ、ところで、くれるものは何なの?と、ウンタク。
ボックスをウンタクの目の前に置く死神。
うわ~!と言ってブーケを手に取るウンタク。
結婚おめでとう、トッケビの新婦と、死神。
ありがとうございます、フフフと、ウンタク。
そば畑。
二人だけで式を挙げるキム・シンとウンタク。
死がオレ達を分かつ時まで、お前のすべての言葉に、それが何であれ、オレもと、キム・シン。
死が私達を分かとうとも、あなたのすべての言葉に、それが何であれ、私もよと、ウンタク。
家でささやかな披露宴を行う。
料理をしている二人。
ゲストは死神、トッカ、キム社長だ。
シャンパンは7度から9度の間がちょうどだろと、手で冷やし始める死神。
それを目の当たりにして、しゃっくりするキム社長。
端部屋のおじさん!と、注意喚起するトッカ。
咳をするキム社長。
あ~、飲まなくても酔っているようだな、オレはと、トッカ。
もう酔ってどうするんだ?と言い、念力で冷蔵庫を開けてドリンクを飛ばすキム・シン。
ため息をつくトッカ。
咳き込みがひどくなるキム社長。
しゃっくりも出る。
イッキ!と、キム・シン。
あ~、叔父さんまでどうして!と、トッカ。
大丈夫ですか? 顔色が良くないですと、ウンタク。
あ~、大丈夫でしょ、グフと、キム社長。
OK!・・・(グラスを念力で移動させ)・・・7度に合わせたぞ!一杯、飲まれますか?と、死神。
はい、下されば飲み・・・と言い気絶するキム社長。
あ~、あらと、ウンタク。
キム表様、キム代表様!と、トッカ。
あ~、ほんとに!と言ってキム・シンをひっぱたくウンタク。
あ~!ほんとに気をつけましょうよ!叔父さんたち、とても不注意で天神乱漫してるぞ!と、トッカ。
復活するキム社長。
何だろ?どうしてこの言葉が口にぱっとついて出るんだろ?と、トッカ。
歌え!歌え!と、コールを始めるキム社長。
死神とトッカがそれに続く。
あ、だめよ、何の歌を、歌はできないわと、ウンタク。
すると、キム・シンが歌い出す。
このように多くの、人たちの中で、君に会ったのは本当に幸運だ♪と、キム・シン。
このように広い世界の真ん中、あなたに会ったのは、私もやはり喜びよ♪と、ウンタク。
このように多くの、人たちの中で~♪と、キム・シン。
運命(ウンミョン:운명) ヨヘン スケッチ(여행스케치:旅行スケッチ)
ベッドの中の二人。
眠いわ・・・と、ウンタク。
グッドナイト、愛してると、キム・シン。
コメント
最後までありがとうございます。とても丁寧に台詞一言一言、聞き逃してしまう言葉を拾って下さって読んでるだけで風景、情景が目に浮かびました。今だにトッケビから抜け出せ無い日々を過ごしています(笑)
最後までありがとうございました。本当に良いドラマでした。
私もいまだトッケビ沼にハマっています。
このドラマを見てしまったおかげで自分の中で「見たい韓国ドラマ」のハードルが上がってしまい、なかなか次のドラマが選べません。
あらすじ団さんの記事を参考にしながら、また素敵なドラマに出会いたいなと思ってます。
あらすじ団さま お疲れさまでした🙇🙇。ありがとうございます。ハマれて本当に幸せな日々🎶🎶を過ごしました。ストーリーもロケ地もostも、もちろん俳優さん達も、みんなすばらしい!!です。
最近は宇宙人だったり、人魚だったり鬼や死神、匂いが見れたりなどスペックがあったりして少し前の韓国ドラマと様子が変わってきて人間である必要がなくてよいのかもしれません。
映画も同様です。『コクソン』は、全くつかめず、得たいの知れない者への恐怖が残ります。
こういったドラマが増えるというのは、韓国社会にも何かしらの変化と、ドラマや映画が作れる環境が整っている❗と思います。これから無限に可能性が広がると思います。
この先、まだまだ韓国ドラマから離れられそうにもないです。あらすじ団さまも大変でしょうが、どうぞどうぞこれからもよろしくお願いします。
ありがとうございました。