最後の曲です、皆さん、お幸せにと、DJ。
OK!お疲れ様!と、ウンタク。
今日の放送、ほんとにクスリやってるわ(最高)!時間ぴったり合わせて、選曲あきれるほどすごく、聴取者掲示板の反応が良くて!珍しく完壁だわ~!と、オ作家。
あ~、こんな私、ちょっと自惚れるんだけど!・・・それじゃあ、私は、ゲスト・ミーティングだけして、すぐに退勤するわ~と、ウンタク。
分かったわ、OK!と、オ作家。
お疲れ!と、ウンタク。
ウン、明日会いましょと、オ作家。
ウンと、ウンタク。
花束を抱え食材を手に帰るキム・シン。
仕事中の死神。
名簿を見る。
7歳の子だ。
幼稚園のバスが、事故が起きるようです・・・こちらは運転手のようですと、後輩。
もう、このことが本当に起きる感じがすると、死神。
電話を受けに行く後輩。
おじさん!と、ちょうど前を通りかかるウンタクが手を振る。
手を振り返す死神。
先輩、名簿チームなんですが、今日受けた名簿、破棄しろと言うんです、子供たちの命運が、変わったそうですと、後輩。
名簿の文字が消える。
そうか?と、死神。
いったい、命運がどうして変わったんだろ?と、後輩。
・・・・・名簿が来ない、とある死のせいで・・・と、死神。
名簿が、来ない死もあるのですか?それがなんなのですか?と、後輩。
死神は目に涙を浮かべている。
計算することができない死・・・犠牲・・・と、死神。
キム・シンからの電話を受けるウンタク。
お前どこだ?どうして来ないんだ?この険しい世の中に!今、時間が何時だ!と、キム・シン。
いま午後4時で、私、ミーティングに行く最中で、ちょっと待って、右折ちょっとしようとと、ウンタク。
右折は右側だぞと、キム・シン。
あ~、ほんとに!と、ウンタク。
坂道に停車してあったトラックが動き出す。
それに気づくウンタク。
けれど、進行方向には幼稚園のバスと子供達。
もしもし?ウンタク、チ・ウンタ~ク!と、キム・シン。
幼稚園のバスが・・・私が避ければあの子供たちが!と、ウンタク。
何だ?よく聞こえない、どういうことだ?と、キム・シン。
私、狂ったようだわ、私、何をするの、今!と言い、ブレーキを踏んでしまうウンタク。
ウンタクの車に突っ込むトラック。
(考えてみるに、完壁な一日だった・・・目覚めてみるに、その人の懐の中だったし、目玉焼きも完壁につくったし、満足な生放送だった・・・そのすべての完壁さは、私をこの瞬間に連れて来るためだったようだ・・・だから、遅れるなと・・・と、ウンタク)
グラスを落とし・・・もしもし?どこだ?チ・ウンタク、お前どこだ!と、キム・シン。
(1分1秒も、遅れ手はダメだったのよ・・・こういう運命だったのよ・・・と、ウンタク)
(キム・シン:グッドナイト、愛してる)
私もよ・・・と、ウンタク。
そして、車内で血を流すウンタクは、ヒビの入ったフロントガラス越しに空を眺めながら息を引き取る。
人間の犠牲は、神が計算することができない領域で、見通すことさえできないだろう、それは、その瞬間の本能で、完全に、一人の人間の選択だから・・・人間だけができる、選択だから・・・と、死神。
遅れて、名簿が・・・来ましたと、後輩。
(事故死とのウンタクの名簿)
とてもひどくダメな神の質問に、とてもひどく悲しい返答をしたんだな・・・その他の漏れた者・・・と、死神。
ウンタクの魂はすでに体から離れていて、事故現場を客観的に見ていた。
戌寅年、庚申月、癸亥日出生、29歳、チ・ウンタク、本人、でしょう?と、死神。
うなずき・・・どうしてこうなんだろ?しても・・・そうしていたって、私ほんとにとても怖かったわ、おじさん・・・と、ウンタク。
ウンタクの死亡事故がニュースで流れる。
そのニュースを見た女性は、天使じゃなかったのかしらと口にする。
死神の茶店。
死神のおじさんが仕事してる所が、このようだったのね、すごくいいわね・・・おじさん、気になることがあるんだけど、人間には4度の生があるって、私は何度目の生だったの?亡者には、言えるんじゃないの?と、ウンタク。
お前は、最初の生だったと、死神。
良かった、3度残ってると、ウンタク。
そこに飛び込んでくるキム・シン。
茶を煎れるよ、話してと、死神。
涙するキム・シン。
私が、前にした話覚えてる?残った人は、また懸命に生きなきゃならないって、時々泣かせることになるけど、また、たくさん笑って、また、凛々しく・・・それが受けた愛に対する礼儀だってと、ウンタク。
ウンタクを抱きしめ・・・どうしてこのように・・・お前、オレにどうしてこのように!と、キム・シン。
ごめんね、ほんとにごめんねと、ウンタク。
嗚咽するキム・シン。
私をちょっと見てよ、顔をちょっと見せて、ね?・・・おじさん、私のお願い三つの内で、一つ聞いてくれなかったじゃない、今聞いてくれてはダメ?・・・
とても長く心を痛めずに、また会いに来るんだから、私よく待って・・・雨をとてもたくさん振らせずに、市民たちが不便だからと、ウンタク。
一つなのにどうして三つ言うんだ?お前無しでオレはどうやって生きるんだ?と、キム・シン。
ちょっとの間いないわ、約束するわ、今度は私が来るわ、私が必ず、あなたを訪ねて行くわ、次の生では、必ず生命いっぱいに生まれて、末永くあなたのそばにいるわ、そのようにしてって、あの上に行って、私が頼んでみるわ・・・と、ウンタク。
死神が近づいてくる。
みんながすべて去る時、この人ちょっと、覗いて見てねと、ウンタク。
うなずき茶を差し出し・・・忘却の茶です、現世の記憶を忘れさせますと、死神。
首を横に振り・・・お茶は飲まないわと、ウンタク。
頷く死神。
私もう、行かなきゃならないようなんだけど・・・早く来るわね・・・ぱっと飛んで行って、来る時もぱっと飛んで来るわ!と、ウンタク。
必ず来なければならないぞ!100年かかっても200年かかっても、待つから、必ずと、キム・シン。
うなずき・・・手を離しドアに向かって歩いて行き・・・あとで、また会いましょ・・・と言い、ドアの向こうへ出ていくウンタク。
コメント
最後までありがとうございます。とても丁寧に台詞一言一言、聞き逃してしまう言葉を拾って下さって読んでるだけで風景、情景が目に浮かびました。今だにトッケビから抜け出せ無い日々を過ごしています(笑)
最後までありがとうございました。本当に良いドラマでした。
私もいまだトッケビ沼にハマっています。
このドラマを見てしまったおかげで自分の中で「見たい韓国ドラマ」のハードルが上がってしまい、なかなか次のドラマが選べません。
あらすじ団さんの記事を参考にしながら、また素敵なドラマに出会いたいなと思ってます。
あらすじ団さま お疲れさまでした🙇🙇。ありがとうございます。ハマれて本当に幸せな日々🎶🎶を過ごしました。ストーリーもロケ地もostも、もちろん俳優さん達も、みんなすばらしい!!です。
最近は宇宙人だったり、人魚だったり鬼や死神、匂いが見れたりなどスペックがあったりして少し前の韓国ドラマと様子が変わってきて人間である必要がなくてよいのかもしれません。
映画も同様です。『コクソン』は、全くつかめず、得たいの知れない者への恐怖が残ります。
こういったドラマが増えるというのは、韓国社会にも何かしらの変化と、ドラマや映画が作れる環境が整っている❗と思います。これから無限に可能性が広がると思います。
この先、まだまだ韓国ドラマから離れられそうにもないです。あらすじ団さまも大変でしょうが、どうぞどうぞこれからもよろしくお願いします。
ありがとうございました。