304号で確かなの?と、ヒナ。
なにか壊れる音も聞こえおそらく・・・と、男性スタッフ。
降りてくるユージン。
騒ぎがあったと聞きました、怪我したところはありませんでしょうか?と、ヒナ。
ムシン会が騒いだら普通誰かが怪我するようだなと、ユージン。
怪我するなら幸いで、普通誰かが死にますと、ヒナ。
それなのに出てこないのか?と、ユージン。
私がどちらの側に入ると思って?・・・ルームは職員たちを上げて掃除しておきますと、ヒナ。
3人は必要だろう・・・それとこれ、壊れたんだが、直せるところはあるか?と、ユージン。
オルゴールは朝鮮では珍しいもので断定することはできませんが、飜沙廠(ポンサチャン:번사창)出身で腕の良い鍛冶屋がいるにはいますと、ヒナ。
ミュージックボックスだと、ユージン。
そのミュージックボックスは日本ではオルゴールと呼びます、任せてみましょうか?。
鍛冶屋の位置だけ教えてくださいと、ユージン。
鍛冶屋。
ここから音が出るのかと不思議がっている鍛冶屋。
けれど、直せるかと言われ、機器というのは大部分が似ていると言って修理を受ける。
ユージンはそこで先日盗まれた銃のパーツをみつけ、本当に直せると聞いたのはあってるのか?と問う。
嫌な奴らのものは適当に組み立てもするけど、ここからどんな音が出るのか聞きたいから心配するなと、鍛冶屋。
暗がりで封筒を眺めているユージン。
人の気配を感じ銃を抜こうとするも、口を抑えられる。
エシンだ。
私達が初めた会った裏通り、覚えている?覚えていれば頷いて・・・その近くに薬房が一つある、そこに来て、30分あげるわと、エシン。
そう言うと、塀を駆け上がっていく。
簡単朝鮮会話の本が落ちていた。
薬房。
どうして答申をしなかったのです?アボムが確かに書信を手渡したと言ったのにと、エシン。
まだ読めなかったと、ユージン。
読めていたが?さっきも手に持っていたが?今、私を避けているのでうすか?と、エシン。
いいえ、ただ読めなかったと、ユージン。
嘘を言わないで、言い訳が、誠意がないではないか!と、エシン。
Loveの意味を知ったようだなと、ユージン。
どういうことです?私は意味を最初から知っていたわと、エシン。
それではどうして私に会おうとしたので?と、ユージン。
警告してあげようと、私が貴下を殺すかも知れなくてと、エシン。
Loveのために死ぬのですか?私は?と、ユージン。
違うって、ただ貴下が死ねば良くてそうなのだと、エシン。
何をそんなにまで憎むことができるのだ?先にしようと言った人が誰なんだ?と、ユージン。
この者が! と言い、ユージンの銃を抜き、銃口を向けるエシン。
使い方がわかるのか?と、ユージン。
知らないわ、けれど、私は何でも早く学ぶほうですと、エシン。
それでLまで早く学んだみたいだな、学堂でと、ユージン。
ハンマーを起こすエシン。
身じろぎつつ・・・装填する方法はどうやって知ったのですか?と、ユージン。
ただやってみたと、エシン。
言葉でしましょう、他のことはただやらないでくださいと、ユージン。
それは貴下次第だわ、今から私の質問に、ちゃんと答えなさい・・・貴下は朝鮮で何もしないと言っていたのに、Loveをしようと言ったわ、もしも、それが朝鮮を滅ぼす方に歩もうとするなら・・・と、エシン。
フフフ、朝鮮まではなかったし、誰か一人を滅ぼしたかったのだが、今考えてみたらこれは、私が滅びる道だったと、ユージン。
滅びる道に、あえてどうして?と、エシン。
わからない、復讐の始まりだったのか、嫉妬の末だったのか・・・と、ユージン。
復讐の始まりだというのは、どういう意味です?私に恨みがあるの?と、エシン。
嫉妬の末というのは理解できるので?と、ユージン。
告白として聞いたのだが、二回目で? 違うか、三回目なのか・・・と、エシン。
どこから数えたのです?と、ユージン。
「保護です」から、その前にもあった、私は数えに数えたがと、エシン。
何も知らないと!絵のようなもの以外には、できることはないと言っていたが・・・私はちょっと風にあたって・・・と、ユージン。
ちゃんと立ちなさいとエシン。
手を上げ・・・こう立てばいいか?と、ユージン。
花月楼で遊んでいる津田。
見初めた芸者をそばに置くために、銃をかざして客を帰らせる。
今年はいくつ豆を食べるのかと問う津田に、お腹いっぱいと答えてしまう芸者。
それにより、日本人ではなく朝鮮人だということがバレ、引きずり出される。
何を手に入れたんだ!と言って殴る津田。
また、事情は知らないがと言って割って入った朝鮮人をも撃つ。
その銃声を耳にするエシンとユージン。
ローガンを襲撃に行ったときに助力してくれた芸者だと気づくエシン。
そして、これをちょっと貸してくださいと、ユージンに告げる。
行かないでください、準備無く出ていけば貴下の命だけが危なくなるだけですと、ユージン。
多くの時間が私には常に準備だったと、エシン。
あの女人一人救ったからと、朝鮮を救うのではないぞと、ユージン。
救わなければ、いつの日か、あの女人が私になることもあるから・・・ここで待っていて、心配せずにと、エシン。
それには5発しか無いと、ユージン。
2発だけでいいと、エシン。
一発目で自分を照らす街頭の明かりを消し、二発目で津田を撃つエシン。
その銃弾は左手を撃ち抜いた。
その隙に逃げる芸者。
闇雲に発泡する津田。
とどめを刺そうとするエシン。
ユージンが出てきてエシンから銃を奪い、自分の左手を撃つ。
銃弾を撃ち尽くす津田。
酒臭いやつだ、よく聞け、誰がお前を撃ったかは重要じゃない、お前が誰を撃ったかが重要なんだ、お前はもう終わりだ、さっきお前が撃ったのは、アメリカ軍だ・・・と、ユージン。
手を上げて敢えて捕まる。
家。
自分が滅ぶ道だったとのユージンの言葉などを思い出しているエシン。
ユージンは牢の中だ。
隣の牢では津田が暴れている。
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