ヒナが病院へやって来る。
ムシン会の面々とヒソンが病室の外にいる。
ホタルは看病中だ。
知らせを聞いたのですね、そう心配しないでください、ク・ドンメはまだ意識がないのですが・・・と、ヒソン。
そのまま通りすぎるヒナ。
急いでこの手紙を李家さんに渡せと、看護師に手紙を渡すマツヤマ医師。
やって来たヒナが、殺しましょうかと手紙を送るのですか?と問う。
そうだとしても文句を言う立場ではないはずだがと、マツヤマ医師。
なぜ?死体検案書のことで?と言い、見せるヒナ。
本物にうり二つなようねとも。
偽造された偽物なのだ。
一日でも長く生きたいなら、ク・ドンメは必ず助けなさいと言い去っていく。
ホテルの前で、服に血のついたヒソンを見つけ・・・どうしたんですか?怪我したのですか?と、ユージン。
私じゃなくて、ク・ドンメです、チンゴゲでク・ドンメが銃に撃たれました、手術はうまくいったというのだけれど、まだ意識はありません、誰かのように体を横たえ、休んでいるところでしょう、強い男だから、すぐに目覚めるはずでと、ヒソン。
休んでください、私は服だけ着替えて再び出て行かなければならなくてと、ユージン。
忙しいようですね、その忙しい中で、私の実家に行ってきたと、私の母に無駄な逆情を入れたのですかと、ヒソン。
そうしましたと、ユージン。
今なのか・・・遅れましたが、私が謝罪をしなければならない時というのです・・・私の祖父と私の両親に代わり、心から申し訳ない・・・我が家と絡んだ全てのことなど、私の母に、逆上を入れたことまで、全部と、ヒソン。
破談したという話を聞いた、すまないという言葉は、言わないつもりです、私はと、ユージン。
304号がすまないことが何がありますか、私たちの破談に、あなたはどんなことも一因とはならなかった、その女人が選択したことは、その女人の人生であって、304号ではないのでと、ヒソン。
私もそうであることを望む、信じないでしょうと、ユージン。
まあ、一つだけ聞いても良いですか?・・・(そして私は彼にすべてのものを掛けました、戻ることが できず、後悔しませんと、エシン)・・・304号はその女人のために、どこまでできるですか?自身が持っているものを全て掛けることができますか?と、ヒソン。
そうしないでしょう、私は何も失いません、より徹底的にアメリカ人でなければならず、アメリカ軍でなければなりません、そうしてこそコ・エシンを守ることができますと、ユージン。
天皇陛下万歳、大日本帝国万歳との、パーティーの音が漏れ聞こえてくる。
モリタカシの歓迎会がグローリーホテルで行われている。
女人に対する危険を察知したヒナは、女給を全て厨房へ行かせる。
膝の上に座って酒でも注げと言い、ヒナを引き寄せるササキ少佐。
私は不器量な男とはお酒を飲みません、女をいじめることはできても、刀の抜き方はご存じないようですねと、ヒナ。
お前死にたいのか!と、ササキ少佐。
剣を抜き・・・私に勝ったら部屋へと、ヒナ。
そして、しばらくやり合い相手を制圧する。
ヒナを囲む日本兵達。
刀をしまえと言い、その場を収拾するモリタカシ。
楽しい対決でしたわ、私が勝ちましたしと、ヒナ。
朝鮮語の抑揚を使う日本語だな、モリタカシ大佐だ、切っ先が容赦なかったんだがと、モリタカシ。
クドウヒナです、大佐さまの朝鮮語に謙虚になりますねと、ヒナ。
ありふれた反応ですと、モリタカシ。
皇軍の敗北はすなわち、大日本帝国の敗北、ゆえにいついかなる時も、絶対に負けるなと、兵を鼓舞する。
天皇陛下万歳、大日本帝国万歳と、万歳三唱しまくる日本兵。(ちょっと描写がアホっぽい:笑)
その様子を眺めるヒソンとユージン。
トルセとその父親は、アボムによって、コ・サホン宅を追い出されることに。
父親に豚を買ってやったことがバレ、金がどこから出たのかとアボムが疑問を持ち発覚したのだ。
今後この宅の近くにも来るな、そのときには王の前でも殺すと、アボム。
持斧上疏(チブサンソ:지부상소)が続いている。
陛下、朝鮮のソンビたちが千里の道を走ってきて、亡国の歴史の前に髪を解いてぬかずくので、どうか深く見極められ、臣たちの言葉が間違っていたと思われたなら、ここにあるこの斧で、臣たちの首をお打ちくださいと、コ・サホン。
首をお打ちくださいと、ソンビたち。
ハヤシ公使が目の前に現れる。
陰になる、日は、朝鮮の君主と私の間から、どけ!と、コ・サホン。
便殿。
ソンビたちが国を図って良いのかとの声に、コ・サホンは朝鮮のすべての人に鑑となるソンビです、ゆえに・・・と、対抗するイ・ジョンムン。
陛下、一時師匠だったといって揺れてはなりません、コ・サホンを罰し、良い手本をお見せくださいと、大臣。
本事態を日本に報告しなければならないが、日本自体を侮辱するのでひどく不快だと、ハヤシ公使。
ご推察くださいと、親日派の大臣たち。
そうせよ、侍衛隊を送り、罪人たちを投獄せよと、皇命を下す高宗。
それを甘んじて受け入れるコ・サホンたち。
事務所に戻るヒソン。
お聞きになりました?コ・サホン大監マニムがなんと!と、イルシク。
そうでなくてもそのことで急いで出勤した・・・私は看板もなく新聞売りもいない・・・前無後無(空前絶後)の号外から発行しようと思う・・・なので二人は少年たちをちょっと集めてくれて、印刷所にもちょっと行ってきてくれますか?と、ヒソン。
これはまあ、お願いだけどお願いじゃないお願いのような依頼ですか?と、イルシク。
号外ですか?と、チュンシク。
1903年3月21日、号外・・・本日、第一銀行券通用禁止を請いながら、持斧上訴中だった松楸コ・サホンのほか数人のソンビたちが、皇帝陛下の命で投獄された・・・。
号外を配る少年。
大監マニムがどんな方なのか!と、憤る民。
学徒たちも号外を手にする。
諫言を上げたからと投獄とは不当だ・・・コ・サホン大監も逮捕されてしまい、こうしていて我々も捕まるのでは?・・・我々はそんな事をしてもない・・・イ・ワニクが学校に来た時、目があった、だから今からでも止めるのはどうだ?・・・こんな弱い者に会った、私は手のマメが誇らしいと、学徒たち。
計画を前倒ししなくては、何かと状況が良くないと、イ・ジュニョン。
それができることなのか、我々はまだ実弾も触ったことがないと、学徒。
実弾は実践で、夜間に練習を更にすればいい、そうすれば自然に銃器保管室の鍵も手に入れられるので、きっと災い転じて福と為すはずだ・・・これからはイ・ワニクの裏を君が明らかにして、鍵は我々が担うのでと、イ・ジュニョン。
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