自宅で英語の勉強中のエシン。
そこにエスンが入ってくる。
母に内緒で、アボムに命じて米を売れとエスン。
オンニ!と、エシン。
お嬢様と呼べ!お前と私は天と地の差異だと何度言わせる?お前の両親が大人たちの前で正式に婚姻したのか?四柱単子(サジュタンジャ:사주단자)でもやり取りしたのか?根本もない女が、行って米でも売ってこいって!と、エスン。
天のようなオンニもできないことを、私がどんな手で?オンニが賓館で何をなさっているのか、私は全て知っています・・・酒、賭け、寝台、期待、軍隊(あなた:クデだったはず?)・・・もう一度私の両親の話をそうなされば、私はお祖父様に全てお話ししますと、エシン。
行けば良いんでしょ!と、エスン。
再び英語の勉強を始めるエシン。
捨てられなくてと、ハマン宅。
ヒソンの贈った花が押し花となってノートに挟まっていた。
どうしてこの花は・・・くれた人も、くれてない人も皆、思い出させるのか・・・と、エシン。
かんざしを眺めながら、母を思い出しているユージン。
トミの姉がやって来る。
単純な家出なのか?夜逃げなのか?トミに会いに来たのか?トミはさっき日の入り前に帰ったがと、ユージン。
トミの姉は汚れてしまったおくるみの中に書類があることに気づいており、取替のタイミングで持参したのだった。
おくるみを破ると書類が出てくる。
それを見て一瞬言葉を失うユージン。
「この預かり金は皇帝陛下の指示によってのみ処分されること」
高宗(コジョン:고종)の隠し金の証書だった。
重要なものですか?お金になりますか?と、トミの姉。
すごく多くと、ユージン。
それならナウリがお持ちください、私とトミを救ってくださった答礼ですと、トミの姉。
これを持っていれば死ぬかもしれないんだがと、ユージン。
どうしてです?それが何だからと?と、トミの姉。
朝鮮の運命・・・もしかしたらと、ユージン。
朝鮮と意思を共にしたロシアは力を失い、英日同盟(日英同盟)はより強固で、アメリカはただ傍観するだけで取り付く島もないが、預け証書さえも未だ行方不明だ、ひょっとして非業の死を遂げた皇后が私を罰しているのか?と、高宗。
陛下、どうしてそんなと、イ・ジョンムン。
その証書がワニクの手にないのは確実なのか?ワニクは賢い者だ、日本でも朝鮮でもどこでも働くなと呼んだのを、すでにわかっているはずだと、高宗。
帝國益聞社(チェグク インムンサ:제국 익문사)を付けて探っているのですが、別に変わった行動はありませんと、イ・ジョンムン。
見守っていればわかるはずだと、高宗。
見守っているのを知ってもどこかへ動くなら、まさにその行き先が、ワニクの祖国がどこなのか知らしめるのではないでしょうか?それならそのときに、遅滞なく処置いたしますと、イ・ジョンムン。
そうせよと、高宗。
※帝國益聞社・・・1902年6月、大韓帝国初代皇帝高宗が皇帝直属として設立した秘密情報期間
朝食。
誰の手にあっても持っている者は必ず死にます、ナウリ・・・と言っていたトンメの言葉を思い出しているユージン。
コーヒーを入れ替えさせるというヒナ。
それよりも、前に私にク・ドンメという者について聞かせようとしてたがと、ユージン。
朝食のお供に似合う話じゃないのですが、お聞きになりますか?と、ヒナ。
そうしましょうと、ユージン。
とても事情の多い男で、生まれてみると白丁(ペクチョン:백정)の息子だった・・・から初めましょうか?と、ヒナ。
ムシン会から始めようと、ユージン。
一緒に聞きましょう、あ~、頭が・・・と、二日酔いのヒソン。
304号は大丈夫かとも。
覚えておいででないようだが、一人だけで召し上がっていたと、ユージン。
しきりに溺れて助けろとおっしゃって困りました・・・朝からどこかへお行きのようですねと、ヒナ。
外で寝ていても、これでも両班なので、両親に朝の問安を尋ねるのが道理で・・・行くには行ってもモーニング・カフェはしなければならないのでは?と、ヒソン。
どうしてここにお座りに?と、ユージン。
向かい合うより横が良かったか?さあ、聞く準備ができた、「ムシン会からしましょう」までおっしゃったと、ヒソン。
次に聞くと、ユージン。
今聞きましょう、興味津々なのに!と、ヒソン。
そこに、若様と言って入ってくる下男。
ユージンはキム・アンピョンと一緒にいた下男だと気づく。
もしかして、辛未年(1871年)生まれか?と、ユージン。
それをどうして?と、ヒソン。
あなたの父親のお名前はもしかして、キム・アンピョンですか?と、ユージン。
私の父上をご存知で?と、ヒソン。
こわばった表情のユージン。
あ~、私はそんな眼差し慣れている、304号にもなにか誤ったようですね、誰ですか?私の祖父ですか?私の父ですか?と、ヒソン。
キム・アンピョンがイルシクたちの店を訪れる。
そなたたちが逃した奴婢が立派に成長して、私の首を取りに来たんだが、どのように責任を負うつもりだ?と、キム・アンピョン。
ユージンのことを思い出すイルシクとチュンシク。
思い出したようだな、そうだ、賤民チェ家の息子、人相書まで描いたそいつ!と、キム・アンピョン。
そして、ノリゲを投げる。
成長して戻られたというその方と、なんの関係があるのかわからないと、イルシク。
思い出したならどうすべきなのだ?そのノリゲの値段をたっぷりやらないとなと、キム・アンピョン。
ヒソンの隣でため息をつくトミ。
しきりに恩だけ受けていて、どうやって返そうかと悩んでいるのだ。
お前が兄をしなければならないな、この弟は業だけが山のようです兄上・・・と、ヒソン。
そう言うと、ウイスキーを一口飲む。
窯にやって来ているユージン。
そこにやって来るエシン。
ファン・ウンソンはでかけており、弟子がいつものものを用意するという。
エシンはそれを知っていてやって来ていた。
こうして会えて嬉しい、陽のあるときに会えてというのだと、エシン。
幼い頃からこれまでのことを思い出しつつエシンに近づくユージン。
「オレができるすべてのことをして、この家門を粉々にしてやるから・・・お前の父親がそうしたように・・・」
ところでここになんの用で?と、エシン。
(Loveがなんなのだ?)
まだ、有効か?と、ユージン。
なにがなのです?と、エシン。
(私と一緒にしないか?)
一緒にしようと言ったこと・・・考え終えた、しましょう、Love、オレと、オレと一緒に・・・と、ユージン。
ミスター・サンシャイン 第7話に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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