祝い酒を一杯なさってください、私と・・・上海から便りが来たのですが、スンジェがちゃんと到着しましたと、ホンパ。
良かったと、ファン・ウンサン。
チャン砲手は数日見ませんね、なにか聞いてることはないですか?と、ホンパ。
しばらく来れないだろう、見慣れない姿で現れても驚かずに・・・サンモクは相変わらず便りがなくて?と、ファン・ウンサン。
はい、相変わらず草鞋もかかっていて、何事もないでしょうにと、ホンパ。
サンモクは精神的にトンメに追いつめられた様子だ。
今日のオレの運勢がどうだ?と、トンメ。
トンメが見る前にカードを隠そうとするホタル。
カードを見て・・・パット見ても良い牌ではないな、どういう意味なんだ?と、トンメ。
「死」と書くホタル。
間違う日もあるだろうと、トンメ。
引き留めようとするホタル。
でなければ、今日は月中でと、トンメ。
道場にエシンがやってくる。
今日は月中でと、エシン。
街のすべてはお嬢様の話です、こんな傷あんな傷、皆一言ずつ付け加えてるのですがと、トンメ。
そうなのか・・・今月の支払日だと、硬貨を手のひらに乗せるエシン。
たかだが、この約束を守るためにここまでと、トンメ。
悩みはしたが、約条は約条で、伝える話もあって・・・とてもありがとう、理由は知っていて、では、次の月中に会おうと、エシン。
あいつ(ホタル)が間違ったな、ずっとこうお生かしになるな、私をと、トンメ。
グローリーホテル。
王宮御用達品が並んでいる。
こうもきれいなものが一箇所に集まっているので、ほんとに見目がいいですねと、とある夫人。
ギリシャから来たブレスレットは思ったことが叶うというものだと、小間物屋のおばさん。
外にいる若い男とアイコンタクトを取るヒナ。
そして、ブレスレットを買い・・・果たして私が探しているものが、探せるかしらと、カン氏夫人を一瞥する。
小間物屋の言葉が事実なら、お前はほんとに遠くから来たのね、どうか魔法をちょっとかけてみてと、ブレスレットに語りかけるヒナ。
そこに、イルシク&チュンシクがやって来る。
依頼された女性の人相書きを持ってきたのだ。
私が頼んだ他のことは?と、ヒナ。
近い内にできそうですと、チュンシク。
絵はもう必要ないようで・・・貼っても届かないところにいらっしゃるようでと、ヒナ。
また、燃やす手間賃も含めた費用を払い去る。
幼いときに別れたのなら、母親だろうと、ヒナの心情に理解を示すイルシク。
掘っ立て小屋へやって来るエシンとハマン宅。
ようやく生きてるようねと、エシン。
まったく、草がよく伸びたわと、ハマン宅。
驚くハマン宅とエシン。
ユージンが現れたからだ。
貴下がここにどうして?と、エシン。
私は、射撃の練習がどうか、うまくいっているかと、貴下は?貴下こそ?と、ユージン。
私は、お師匠様がお祖父様のことを手伝うようで、尋ねに来たのですが、おいででなかったので無駄足ですと、エシン。
あらら・・・と、ユージン。
口ぶりと表情が違うエシンとユージンを一瞥するハマン宅。
練習を始め・・・5発のうちの2発は当てないように撃とうと努めている最中ですと、エシン。
ただ2発当たらないようだけど、自分のせいで・・・と、ユージン。
いいえ!と、エシン。
そうしておいて何が無駄足なんだ、寂しくと、ユージン。
それはハマン宅の前で・・・驚きもして、私がこのように来ることをどうやって知ったのかと、エシン。
私は知りませんでした・・・昨日は舟に乗ったところに、一昨日は薬房に、今日はここだった・・・とある女人が来そうなところに、私はずっと立っている最中ですと、ユージン。
王宮では他の女人と話を長くしてましたが?と、エシン。
そこにいた、とある女人に聞けとと、ユージン。
すももの花が美しかったですか?そのとある女人が美しかったですか?と、エシン。
美しいのは、すももの花が美しかったです・・・ハハハと、ユージン。
(弾丸を)ください、私はこの2発すべてを命中させて、 この授業を受けないですからと、エシン。
そして命中させ立ち去ろうとする。
可愛く拍手しつつエシンを追いかけるユージン。
私が武官学校でとある女人の未来の同士たちを育てているのですが、この学徒たちは皆両班で、だけど言葉が通じないのです、私の話聞いてますか?・・・。
ソンビたちがコ・サホン宅に集まる。
こう困難な歩みで集まってくれ、ありがとう、書信で言及したとおり、私は君主に持斧上疏(チブサンソ:지부상소)をしようとして・・・君たちのうちに、名前を加えるものがいるか?意思は加え、名前を加えなくても、理解するのであってと、コ・サホン。
苦難を経験します、我々若いソンビたちが前に立ちます、オルシンは、ただいてくださるだけになさってくださいと、とあるソンビ。
彼の言葉が正しいです、最近の朝鮮には、君主はいません・・・ただ日本の息遣いに揺れるか弱い皇帝がいるだけです・・・今回のことは逮捕を覚悟して図らねばなりませんと、ソンビB。
なので私がしなければ、私がさらにどれだけ生きると?民たちは何が間違っていることなのか、知り得ずに当てられているのだ、なので私が捕まっていくことは、意味があるのだと、コ・サホン。
儒生キム・ナムジュン、南原ソド・・・と、次々と署名する。
こうして、慶運宮(キョンウングン:경운궁)の大安門の前で持斧上疏が始まる。
その様子を眺めるユージン。
〈上疏文〉
物資の収奪は直ちに侵略の足掛かりになることが自明なのに、朝鮮の君主はどうして日本の肩を持たれるというのですか?朝鮮は500年の歴史を続けてきた国です、昨今のこの時代は即ち聖上の歴史でございます、聖上は真にこのような亡国の歴史を記録なさるのですか!
便殿で上疏を目にする高宗。
ご推察くださいませと、臣下たち。
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