韓国駐箚軍司令部。
先祖の位牌も含めて何もかも失ったイ・ワニョンを慰める伊藤博文。
そして、無知で反抗する朝鮮人の芽を摘もうと思っており、新皇帝に軍隊解散の詔勅を発表させる事を決定する。
通訳からその事を聞き、ハイと返事をするイ・ワニョン。
1907年8月1日朝。
軍部大臣イ・ビョンムの指揮のもと、軍隊解散が実行される。
今日から皆は軍人ではないと告げ、部下に恩賜金を配らせるイ・ビョンム。
逆らう者は殺しても良いとの将校の言葉で、銃剣をかまえる日本兵たち。
続いて階級章がもぎ取られる。
現場のことが報告され、いまからでも出ていかねばと部下から言われる、侍衛隊(シウィデ:시위대)1連隊1大隊長、朴勝煥(パク・スンファン:박승환)。
軍人として、国を守ることができず、臣下としてを忠誠を捧げることができないなら、1万回死んでも、惜しいことはない・・・と言い、自らこめかみを打ち抜き自決する。
隊長の自決を皆に知らせる兵。
武官学校から廃止するだろうとのユジンの言葉を思い出し・・・武器の返納を止めろ!我々から武器を奪って軍を解散させようとする策略だ・・・犬野郎ども、皆殺してやる!と、チュニョン。
命令違反だから皆射殺だと、日本軍将校。
発砲が始まる。
武器庫を襲い、武器を奪う学徒たち。
陛下!臣チャン・スング、陛下に下直(別れ)のあいさつ申し上げます、臣はもう太皇帝陛下のそばを離れます・・・臣、出て戦わねばなりませんと、スング。
許可できない!!!許可できない・・・卿の気持ちは100回理解するが、行くな、そなたも生きよと、高宗。
陛下、こいつの夢は逆賊です・・・臣、初めて逆賊になりますと、スング。
チュニョンたちはなんとか生き延びていた。
そこにスングがやって来る。
摠管様と、チュニョン。
時間がない・・・と、ここでこうしていては皆死ぬので、道を開くから振り返らずに行けと言うスング。
摠管様は一緒に行かないのですか?と、チュニョン。
私が行けば、ここは誰が守るんだ?こいつ!と、かつて父が自分に言った言葉を発するスング。
また・・・私は何人かさらに生かそうと来た、もう摠管でもなく、急いで行け、一時摠管だった者の最後の命令だ!と、スング。
自分が指揮し、負傷兵と共にすばやく移動するよう伝達するチュニョン。
生き残らねば、それが勝つことだ!と、スング。
撤退を開始する学徒たち。
乗り込んで行ったスングが撃たれる。
最後になんとかダイナマイトに火をつけ、日本兵を巻き込み絶命する。
摠管様!と、学徒。
振り返らずに走れ!と、チュニョン。
町中では朝鮮兵狩りの様相となっていた。
電車に乗ったヒナは、密かに援護射撃をする。
生き残ったチュニョンたちが義兵と合流する。
みんな!と、エシン。
何があったんだ?侍衛隊の制服だが、誰にやられたんだ?と、ファン・ウンサン。
日本が大韓の軍隊を解散させたことを伝える製パン所の主人。
そうして、チャン砲手が・・・亡くなられました・・・。
言葉を失うファン・ウンサンとエシン。
街では多くの死体が並べられ、遺族が嘆いている。
スングの遺体もそこにはあった。
日本軍は勝利の祝杯を上げていた。
テーブルごとに酒をすぐに満たして、明け方まで飲めるように、食べ物も気を使ってと、ヒナ。
日本軍が賓館で祝杯を上げていると聞き、闇夜を移動するエシン。
惨状を目の当たりにするユジン。
すると、意外な男に出会う。
トンメだ。
どこか遠くからやって来たようだなと、ユジン。
どこか遠くから戻ってきたようですねと、トンメ。
こちらにはいなかったと、ユジン。
こちらにもいませんと、トンメ。
銃声が響く。
お前どこに行く?いまの銃声は何だ?と、日本軍将校に髪を掴まれるヒナ。
その将校が撃たれる。
エシンだ。
その上、火をつけました、急いでください!と、エシン。
グローリーホテルに駆けつけるユジンとトンメ。
ヒナとエシンが出てくるのがかすかに見える。
その直後に大爆発が起きる。
完全に逃げ切れず吹き飛ぶヒナとエシン。
ミスター・サンシャイン 第23話に続く。
文責:韓国ドラマあらすじ団
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